◆BookBookBook◆

📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

E

2021-11-18 | 江國香織

 

トレヴェニアン
訳:江國香織
『パールストリートのクレイジー女たち』★★★★
 
 
本書は、2015年4月、ホーム社より刊行されました。
 
 
 
--------(抜粋)
 
 
1936年、六歳のぼくは、母と妹のアン・マリーと、オールバニーのパールストリートに越してきた。長く不在だった父と暮らすために。
しかし約束の日、父は現れなかった。そしてその日から、見知らぬスラム、パールストリートでの三人の生活がはじまる。
六歳にして、病弱でエキセントリックな母の片腕となった「ぼく」の目を通して、スラムの人々の暮らしや、当時のラジオ、音楽、遊びなどのアメリカ文化、また市民が体験した第二次世界大戦を色濃く言葉に映した、ベストセラー作家の最後の長編小説
 
 
--------
 
 
トレヴェニアン
1931年、アメリカ・ニューヨーク州生まれ
本名はロドニー・ウィリアム・ウィテカー
覆面作家として、複数のペンネームで執筆
初のトレヴェニアン名義の小説は72年に発表した『アイガー・サンクション』
2005年12月14日逝去
 
 
--------
 
 
 
10月末ぐらいから少しずつ読み始めた本
 
結構な厚さで、舞台が1930年代のアメリカということで、
中々その世界に入り込むまで時間がかかった。
 
中盤になり、ミセス・マクギヴニィのニッケル貨あたりから馴染んできて、
そこからはあっという間!カチカチ
空想ごっこの描写なんて苦笑の連続で、うなずける部分も多々
 
ユーモア溢るる少年「僕」の世界に没頭
 
ページが残り少なくなってきた、ノースパールストリート、参戦する
家族みんなでシナモントーストを食べる場面で淋しさが。
1943年の夏
 
そして最後の妄想のヨーロッパでの勝利
終焉へと向かってゆく。僕たちの船は来るのか!?
 
ぱたん、かちゃん、すこん、ぱたん、かちゃん、すこん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日本の1930年代は下記あたりです。

OGPイメージ

Y - ◆BookBookBook◆

吉野源三郎羽賀翔一(イラスト)『漫画君たちはどう生きるか』★★★三回ぐらいに分けて読む読む。子供の頃に出逢っていたらよかったと思える本読む本...

Y - ◆BookBookBook◆

 

 

 
 
未読本がどんどん山積みになってきて、読まなきゃって焦り(^▽^;)わー
なるようになるけど ね。
 
週末はアンソニー・ホロヴィッツの3作目をGETしたので、取り掛かる予定
 
ネタが多過ぎて追いつかない・・

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 瀬戸内寂聴訳 『源氏物語 巻一』 | トップ | M »
最新の画像もっと見る