村上龍VS村上春樹
『ウォーク・ドンド・ラン』★★★
練馬の図書館へ。
目黒、田町、芝、日比谷、中央区、深川と来て新たな開拓
図書館ってホント色がある。
ココ石神井図書館はどこよりも私的には充実してる。
最初っていうのもあるかもしれないけど、掘り出し物ざくざく。
この本もそう。
【寄贈】
龍も春樹も読んできたけど、まさか対談集が出ていたとは(現在絶版)
とても興味深い。
春樹が龍を褒めまくってる(笑)
Ⅰ 1980年7月29日
Ⅱ 1980年11月19日
Ⅲ ―――
1981年7月20日 第一刷発行
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春樹 ぼくはこの間『コインロッカー・ベイビーズ』を読んだんです。どうも本人を前にするとなんだかいいにくいですね。でも、あれはね、やっぱり一気によんじゃったんだな、おもしろかったし、六、七時間位で。それで読み終えた後で二、三日、うーん、おもしろかったな、って感じでぼんやりしてたんだけど、しばらく時間が経ってから、ある種のショックがありましたよね。空気の壁のような何かにぶつかったみたい。何にぶつかったのかはまだうまくつかめてないけれど。
龍 春樹さんのTELは、ゲラになってから一番最初の感想だったから、うれしかったですよ。
春樹 いや、あれは、読み終わってすぐ電話したんですよ、まずそれだけ伝えておいた方が良いと思ったんですよ。
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『ブルー』から『コインロッカー』まで
『風の歌』と『ピンボール』の世界
がまん、がまん、そして感動
やっぱり(かんたんに言うと)恋愛って楽しい!
声が出るぐらい笑ってしまい、笑顔がとまらない。
わくわくする誘惑
ただ冷静に「ここは越えられない」って経験をしたばかりだから、
どうなんだろう?
この曲を聴いていたら涙が流れた。
重ねてしまうところが、苦笑するところよね。
https://www.youtube.com/watch?v=0yW7w8F2TVA(翻訳付)
「今デキたら地獄だよ」
そうかもしれないけど、お互いそれをどこかで望んでいるような気がして。