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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

御岳山

2024-08-03 | 山登り・ハイキング(2024年)





新しいハイキングシューズを試したいのと、
トレーニング兼ねて御岳山へ行って来ました。

始発で行く予定が寝過ごし、毎度の5時起床。。
先日の日の出山と同時間に出発
予定より一時間遅かったので御嶽駅からはバスを使用
この暑いのにバスはぎゅうぎゅう(^▽^;)
御岳山は900M、深山味溢るるロックガーデンに涼みに行くのかな?

ケーブルカー滝本駅からスタートです。


7:49

この季節はホント虫多し。。虫除けをふりかけまくる。
あと冷感タオルは必須です。





単独貸し切りかと思ったら意外や何名かいて、
距離感が近く落ち着かないのでぐんぐん登ることに。



以前はなかった気がしたベンチ



今回も好天気 朝の木漏れ日がよき。



ケーブルカーの下をくぐると半分かな。
高度が上がってくると空気が澄んでくるけど、体温高め。
ある程度の距離が空いて単独行を楽しむ!?


8:23

昔はここにお堂があり、お地蔵さん(八大地蔵)が安置されていました。
そのお堂を「団子堂(だんごどう)」と呼んでいたそう。

ペースを上げ過ぎたので小休憩 汗だく。。
水分補給と気休めにウィダーインゼリー

来月の北アルプスの服装を考える。
初心の頃はそこまで考えることがなかったけど、
先日の甲武信ヶ岳テン泊で、雨に降られ高山での「冷え」を体感
今回着ている速乾性のTシャツは汗汗。。キャパを越えてるのかな。。
もう一枚ちゃんとしたブランドTシャツが必要

あっという間に宿坊街へ合流 この季節参道は静かです。



レンゲショウマ」!?

レンゲショウマ - Wikipedia

レンゲショウマ - Wikipedia

 

 




今回は歩いたことのない裏側から鳥居前に出ることに。





にゃーん(=^・^=)


8:51

参道に合流、鳥居前に出ると団体さんがいて賑やか。
ちょうど滝本駅から一時間



武蔵御嶽神社【公式サイト】

 

武蔵御嶽神社【公式サイト】

...

武蔵御嶽神社【公式サイト】

 







9:00 JUST
御岳山(929M)

冷やしたタオルでクールダウン
標高が900Mなので風が涼やかです。



旧本殿 凛として素敵



先日スル~した麻生山が見えた👀



御嶽神社を後にします。
猛暑だとこんなにも静かなので低山夏山もありかもと思った。

今週も日の出山行きます(^▽^)/



日の出山 - ◆BookBookBook◆

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登り始めて約3時間灼熱な日の出山頂上分岐近くのベンチでおにぎり🍙を食べて復活シャリバテだったのかも・・(^▽^;)。。その間に怪しかった雲行きがどんどん好天気へ戻ってホ...

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新しい家族迎えました四ヶ月と三週間経過

2024-08-03 | わんこ

 

 
先日の「わんこ死にそうになる」事件から何とか復活!
体調も安定したので予定通りトリミングへ。

カットが上手な好みなトリマーさんの名前を聞く。
トリミング終了後先生に呼ばれた。
何かと思ったら、今度は耳垂れ発生。。
両耳の奥が赤くなっていて、少々炎症している模様
次から次へと色々出てくる出てくる(^▽^;)
ちょっぴりデリケートなコのようです。



スッキリ小顔になりました💛



それと忘れてはいけない。
入院したので保険会社へ連絡
どこもそうだけど、電話が繋がらない。
最近の傾向だと「お客様の待ち順番は2番目となっております」とアナウンス
何番目でどのぐらいかかるのか不明だった頃よりは、気が利いている。
入院費用以外にも、目ヤニ、耳垂れ分の保険請求も出来るそう。
書面での提出となり、領収書の原本必須
それぞれ別々に3枚の請求書類を記載するのが手間だけど、致し方なし。
わんこの病院代はバカにならない。
全額支給ではないけど、保険金が出るのは助かる~



おもちゃを投げて独り遊び中 

 

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U

2024-08-03 | 作家別諸々(あ行)

 

 

雨穴
変な絵

 

三連休悪天候で予定がリスケになり、ゆるゆる読書

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雨穴『変な家』『変な間取り』と勘違いして借りた本最近ちょっとしたボケかましてます・・先日も周五郎のリアルに読んでいる本と同本を借りてきたという・・(^▽^;)『日日平...

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前作の『変な家』からの『変な絵』
残された絵から何が読み取れるのか・・
ゾッとする絵の説明に一気読みしてしまった。

 

--------(抜粋)

 

80万部突破!コミカライズ開始!
ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」!
タイトルは『変な絵』
あなたも、何かがおかしい9枚の絵の「謎」が解けますか?
とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。
いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!?
その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる!
今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄の国民的スケッチ・ミステリー!

※前作『変な家』の “キーマン” 栗原も登場!

 

--------






この絵から専門家は何を読み取るのか!?



初夏の夜のホラー!?



ラスト全てのパズルがかっちりと合わさった。

 


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大江健三郎全小説8

2024-08-03 | 大江健三郎

 



大江健三郎全小説8

 

2019年4月10日 第一刷発行
株式会社講談社

 

--------(抜粋)

 

「古代から現代にいたる神話と歴史を、ひとつの夢の環にとじこめるように描く。場所は大きい森のなかの村だが、そこは国家でもあり、それを超えて小宇宙でもある。創造者であり破壊者である巨人が、あらゆる局面に立ちあっている。語り手がそれを妹に書く手紙の、語りの情熱のみをリアリティーの保障とする。僕はそういう方法的な意図からはじめたが、しかしもっと懐かしい小説になったと思う(著者・『同時代ゲーム』)

【収録作品】
M/Tと森のフシギの物語
同時代ゲーム

──森の神話

 

著書について

大江健三郎
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞、94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。
 

--------

 

・M/Tと森のフシギの物語

生まれ育った四国の谷間の村の神話と伝承
それを日々祖母から聞かされていた僕が大人になって綴った物語

M/TのMとは?Tとは?

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M/T。このアルファベットふたつの組合せが、僕にとって特別な意味を持つようになって、もう永い時がたちました。ある人間の生涯を考えるとして、その誕生の時から始めるのじゃなく、そこよりはるか前までさかのぼり、またかれが死んだ日でしめくくのでなしに、さらに先へ延ばす仕方で、見取図を書くことは必要です。あるひとりの人間がこの世に生れ出ることは、単にかれひとりの生と死ということにとどまらないはずです。かれがふくみこまれている人びとの輪の、大きな翳のなかに生まれてきて、そして死んだあともなんらかの、続いてゆくものがあるはずだからです。

 

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Mとは英語のmatriarchの頭文字
女家長といった意味を持ち、谷間の村の神話を象徴する「オシコメ」(大醜女)がその存在を代表する。

Tとは英語のtricksterの頭文字
〈手ぎわのいいやつ〉賢くすばしこい「童子」たちを指す。
谷間の村の史料に残る「亀井銘助」(メイスケサン)
何度も村の危機を救った特別な童子である。

---


祖母が昔話を始めようとしてこう言います。——昔のことなれば無かった事もあったにして聴かねばならぬ。そして僕が力をこめて―—うん!と誓言することで、知らぬうちになにか恐ろしい事態に巻きこまれていっているのではないか?そのように子供の僕が恐れた心の動きの、確かな筋みち。

 

---

 

第一章 「壊す人」

海から川をさかのぼって、森に囲まれた水甕のかたちをした盆地に到り、新しい村を創設したリーダーだった若者
本来の名を忘れられてしまい、伝説的な人物なのに「壊す人」
幾度も大規模な壊すことを行なったが所以
壊す人を巡っては村の創設から現在に至るまでの旧い歴史に刻まれている。
不死であり、巨大化したりと人を翻弄する人でもある。
聖なる「死人の道」創設にも関わっている。


第二章 オシコメ、「復古運動」

大女の「オシコメ」
「押し込められた人」と勘違いしていた僕は、大学生の時に見た絵巻にある一節から醜い女ということを考え、そこではじめて「オシコメ」とは「大醜女」だったのではないかと思い到った。
「オシコメ」と若い衆が指導した「復古運動」それははっきりとした目的を持ち、大恐音時代の期間を通して、住みかえという仕方で谷間と「在」の社会を造りかえた。それは森のなかの盆地の人びとの暮らしを、「壊す人」にひきいられて新天地を創造した時代のやり方に戻す、という運動であった。


第三章 「自由時代」の終わり

「オシコメ」を森のきわの穴に幽閉した後、若者たちと長老とで村を運営してゆくことになり、自由時代の到来という本当の平和で安穏の日々を指す。
しかし幕末が近づき一揆が起り、平和な「自由時代」は終焉を迎える。
そこに登場するのが「亀井銘助」(メイスケサン)である。
銘助が獄中で命を落とし、銘助母が励まし二重戸籍を村に提案、実行に移された。


第四章 五十日戦争

昭和に入り、太平洋戦争を控えた頃、森の中の小さな村の軍隊が氾濫を起こした出来事
それは二重戸籍のカラクリを正すためにやって来た、大日本帝国軍隊との紛争である。
「壊す人」が村の老人たちの夢に現れ指令を出す。
五十日戦争は村側の無条件降伏により終結となる。


第五章 「森のフシギ」の音楽

---


広大な森のなかの谷間と「在」について、その言いつたえをひとり記憶し・やがて書く―—考えてみれば、この書くという着想は僕ひとりのもので、祖母も長老たちも、ただ僕に話を聞かせ・記憶させようとしただけじゃなかったか、ともあらためて気がつくのですが――

---

息子のイーヨー(光さん)が後頭部に大きな瘤を持って生まれたことと、
地元の川で溺れて岩礁で頭を挟まれて傷を持つ「僕」
そして、頭に刀傷があった盆地の英雄「亀井銘助」(メイスケサン)

 


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