建設現場の卵

建設現場からのエッセイ。「建設現場の子守唄」「建設現場の風来坊」に続く《建設現場の玉手箱》現場マンへ応援歌。

交通安全対策・比較(3)

2010-03-15 09:10:31 | Weblog

名古屋という土地柄は変わっている。

 たまたまその交差点で運転手とパトカーのハチ合わせかと思ったら、15分もしな
い内にまた同じパトカーが右側から来る車に対して、隠れるように定位置の如く止
まっている。(まだまだ反則切符を切ってや
るぞ~)

「あんたには駐車禁止はないの?」
と聞きたいよね。
捕まえる為に赤色回転灯もピカピカ廻さないで止まっているのは、捕まえるのが
仕事と言う事になり、交通安全指導対策(死亡事故撲滅)の為に路上駐車している
のでなくて、交通違反者を待ち構えているのでしょうから、安全に対して私は腑に
落ちないのである。

 建設現場でトラックからホースを引っ張らざるを得ない仕事でも、仕事だから仕
方ないと説明しても駐車禁止だから車を移動させろと何度も命令を受けた。

 警察官の仕事も建設現場の仕事も大義名分の『仕事』としては同じである。
仕事の中の一つに『安全・無事故対策』がある筈なのです。

安全・交通安全・安全運転を掲げている愛知県警にもう一つ言わせて頂こう。
 
名四国道(名古屋~四日市)は高架を含んだ一般道路であるが、平気で時速
80㎞で
走行しているのを、取り締まらない。
時速
70㎞走行ならば遅い部類で夜間は90㎞越えは常識である。

 名古屋に赴任して来た当初は60㎞で走っていたら、長距離運転手から一撃を食わ
される寸前の恐怖を味わったのは二度や三度ではありませんでした。

 法を守っているのに他県ナンバーの車だったからか
「チンタラ走るなタワケ(馬鹿者)!」
と追い越されざまに急ブレーキをかけられて、注意と言うか叱られたのだ。

  愛知県警に質疑したら、
あんなところではスピード違反は取り締まれないから」
 には、驚いたしネズミ捕りさえ行っていないとの裏情報が生きているとは…。

 暗黙の暴走道路を、名古屋人は走っているのだから、運転は上手かも知れないが
一たび事故になれば大事故は免れない。

 それでも、何とかしようという対策は《スピード落とせ・静かに走行》の排気ガス
汚れた看板ばかりであって、安全走行の原則・死亡事故の絶滅対策とは言い難い。

 その反面、都市高速と言う全線高架道路では、走行距離で換算すると日本一高い
高速料金でありながら制限時速
60㎞であり、時速80㎞出せば当然パトカーは追っか
けて来る。

 高い高速料金を払っても制限速度が遅く、タダで走れて猛スピード走行が混在する
道路の安全監理・交通安全は誰が本気で取り組んでいるのだろうか。
 
 
警察官は事故の後処理に追われて人手が不足との声も聞こえて来るが、命に係る
ことに手を出し惜しみして他人まかせにしていて、電柱の影で安全を言っても
「死亡事故死者は減らない」
と 何故気がつかないのでしょうか?

それとも気がついているけれども何ともならないから、腹いせに捕まえられると
ころに出向いて、市民から更に嫌われる仕事を続けていらっしゃるのでしょうか?

国家に意見を言っているのではありません。市民が安全に交通事故から身を守れ
るような方針は誰に頼めば叶えていただけるのかを知りたいのです。
建設現場の安全監理と比較して無事故対策の本気度があるのでしょうか?

 最初にも言いましたが『誰の為の交通安全』なのですか・・・。

《続く》・・・コメント待ってるからね~

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