Boise on my mind

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Windowsマシン復旧断念

2006-12-01 | 作者短信
とうとうWindows PCは起動不能になってしまいました。
ケースを開けてハードディスクを取り外し,他のWindowsマシンにデータをコピーしました(IDE→USB2.0変換アダプタを使いました)。すると読み出しは完全に成功しました。どうやら,ハードディスクには損傷はなく,CMOSバックアップ電池切れを含むマザーボード上のトラブルだったようです。
CMOSバックアップ電池が切れているのは確かですが,交換しようにもボード上に電池は見つからず,マニュアルによると電池交換は有償持込修理になるようです。
ほかにも,PCIスロットがなく,本体のUSBインターフェースが1.1なのでUSB2.0に対応するすべがない,だいぶ前に電源スイッチが故障して電源が切れなくなった(集中スイッチ付きタップで電源オン・オフを実現していました),CD-ROMドライブ(CD-Rではない)も挙動が怪しい,など,使い続けるにはいろいろ難があるマシンでした。

そういうわけで,6年間使い続けたマシンは復旧を断念して処分することにしました。
後継機の購入については未定です。とりあえず,もっと古い(^^;)ノートPCと,借り物のMac Miniがあるので,しばらくはそれらでしのぎます。

このへんで,このブログの本来の趣旨(^^;)であるBoise on the Webの話と結びつけると…

Boise on the Webは1998年1月にスタートしましたが,そのときの制作環境は今のマシンでなく,中古で購入した日立Flora Priusでした。CPUはMMX Pentium 166MHz,メモリは32MB,ハードディスクは3.2GB,ネットワークは33.6Kモデムという,今とは比べ物にならないスペックでした。ウェブ関係では,Internet Explorer 4がやっと出回ってきた頃でした。
そのマシンは3年近く使い続けて,2000年10月に今のマシン(エプソンダイレクトのデスクトップPC)を購入しました。
Boise on the Webの本格的な制作は,大部分をこのマシンに頼ってきました。HTMLファイル編集は秀丸エディタ,FTPクライアントはNextFTP,画像処理はIrfanViewとOptpix WebDesigner,など,Windows向けのフリーソフト・シェアウェアを使っていました。画像は当初は紙焼き写真のスキャンでしたが,その後はデジタルカメラが中心になりました。ネット回線も56Kモデム→ISDN→ADSLと変化しました。
Boise on the Webの主要な部分の制作は,ほとんどがこのマシンによって行われてきました。少々大げさに言えば,このマシンは,Boise on the Webの歴史とともにあったのです。

コンピュータやネットワークを取り巻く環境も,Boise on the Webの存在意義や方向性も,私自身のウェブとの関わり方も,6年前とは大きく変わっています。後継機の購入検討をきっかけに,今後,Boise on the Webの維持発展をどのように図るべきか,考えてみたいと思います。

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