元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

自然都合

2023-09-16 08:35:28 | 独り言




今日も所ジョージさんは斯く語りきである。曰く「世間様が色んなニュースとかで地球温暖化とか異常気象とか色々言ってるけど、何かこう、自然なものを相手に我々の都合で異常だとか、我々からの都合で言ってる訳じゃん。あっち都合なんじゃないの?ほんとは自然都合でしょ」と。環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリ嬢に、そのまま伝えてやりたい言葉だ。それと唐突だが訃報だ。三代目の市川猿之助として知られる市川猿翁(本名:喜熨斗 政彦)さんが亡くなった。死因については色々と書かれているが、心臓の不整脈なれば老衰だろう。享年は83歳、大往生である。澤瀉屋の現状の元凶にもなった当人ではあるが、此処までの大役者も居なかった。特に『スーパー歌舞伎』での功績は、日本の舞台芸術史上でも最大のものであり、正にNew スタイルの現代歌舞伎の祖と言っても過言ではあるまい。それ故に、その伝統を潰した四代目(本名:喜熨斗 孝彦)が犯した事件は恨めしい。話は戻るが、三代目猿之助の時代には、リヒャルト・シュトラウスの楽劇「影のない女」の演出をドイツのバイエルン州立歌劇場から依頼を受けており、1992年の日本への引っ越し公演で披露したが、これは見事なものだった。派手な演出ではなかったが、それ故に、この楽劇の奥深さが(私見だが)理解出来た。その作品自体は、とても難解で、名盤と言われたカール▪ベームのDecca盤(1955)でも、楽曲の構成を理解出来なかったが、三代目の演出でようやく解った。歌手達の所作も正に歌舞伎だったが違和感はなく、三代目ならではの『スーパー歌舞伎』だった。今更ながらDVDが欲しい。御冥福を御祈りする。



では恒例の「さて巷では?」だが、現在、世間を騒がす【ジャニーズ問題】も、その「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が立憲民主党に絡んだ事で、韓国の慰安婦団体である「正義連」日本支部が関わる事となり、慰安婦ビジネスと同じ図式で利権化を目論んでいる事が(ネット界わいでは)噂される事態に至っては、すっかりとシラケてしまった。早速、立憲民主党も政争の具にしているので、その噂は、噂でもないのだろう。だからどうでもいい。おまけにジャニーズ事務所自体も迷走しており、日刊ゲンダイには「ジャニーズ「ギャラ全額払い」で独立阻止を画策…アフラックは櫻井翔と個人契約で事務所不要論に拍車」なんて記事が上がる程なので、「これが新社長の東山紀之氏の限界かな?」と思ってしまう。つまり「それとこれとは?」だ。そうかと思えば、森進一の息子さんとか、電通の副社長の御曹司やら京本政樹さんの息子さんみたいな、元々箔のあるタレントさんは、逆に特別な存在で、場合によっては、そのお父様に「何かあったら便宜を計ってもらおうか?」とでも思ったようで、創業者から“どうのこうの”みたいな事はないようだ。だからスポニチの記事に「元ジャニーズ所属・マイファスHiro、事務所の会見でモヤッ「死んだから好き放題言ってませんか?」」てな記事が上がる。結局は、そう言う事だと思う。要するに保険は在ったに越した事はないのだ。実にあざとい。



ジャニーズ性加害「人権意識が日本社会に問われる」 玉木代表が指摘...「能年玲奈」使えない問題も「素人には謎」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1b7fadefa80db4b5f9f871e3cb81eab6f38193d
ジャニーズ「ギャラ全額払い」で独立阻止を画策…アフラックは櫻井翔と個人契約で事務所不要論に拍車
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/329158
市川猿翁さん83歳死去「スーパー歌舞伎」で人気 代名詞は宙乗り、歌舞伎に新しい風吹き込む
https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202309160000028_m.html?mode=all
三代目猿之助・オペラへの挑戦~歌劇「影のない女」演出
http://kabukisk.com/butai284.htm

コメント
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