元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

便利な物とか?

2023-09-10 08:38:34 | 独り言




恒例ながら所ジョージさんは、斯く語りきである。曰く「どうしても世の中が便利な物とか、自分が何もしなくてもすぐ手に入る物とか、お金を持ってる人が一番だみたいな風潮があるんで、みんなつまんない。隣にコンビニがあるから安心しちゃってる。どうしようもない時にコンビニを使う。それぐらいの使用頻度。これが楽しい」と。確かに価値観もそれぞれだ。さて結局、御蔵入りをしたPanasonicのHD仕様のビデオカメラだが、使えるパーツが多数あるので、早速分解した。2006年の商品だが、色々と工夫を凝らしており、なかなか勉強になる。残念だが必要な物だ。また探そう。出来ればプロ機が欲しいが予算次第だ。映像関係者向けの記事に【東京現像所】からの御案内だ。その内容だが、引用すると「弊社の本年11月末の事業終了に伴い、これまで弊社で行っていたフィルム原版の保管継続が12月以降は不可能となる為、現在、お客様への返却作業を進めています」と。これも時代の変遷、技術革新の末に淘汰される業界もある現実だ。その【東京現像所】だが、フィルム全盛時、映画制作会社がテレビ局からテレビドラマを外注された際、そのクレジットやエンディングロールでは、割と目にした現像所だ。大株主は東宝だが、1955年創業で、東宝・大映・大沢商会・東和商事等、映画関係各社の共同資本だった。色彩映画の普及に貢献した会社でもある。外資コダック系の東洋現像所(現IMAGICA)に対抗して出来た。(尚、東映は独自で、傘下に【東映化学】と言う富士フィルム系の現像所があった。(現「東映ラボ・テック」)久々の、その会社名に懐かしさを覚えたが、如何にも時代を感じる話題だった。現在、我が家の映像記録の8ミリフィルムを元に編集作品の制作中だからだろう。



「これも時代か?」だが、首相官邸ホームページにあった「令和5年8月31日 新しい資本主義実現会議」の資料を読んでいたら、思わず「「国民は一生、休まず働け」と言う事かい?」とゲンナリしてしまった。それが【資料8】の「新浪委員提出資料」なるもの。その内容は

「新しい資本主義の実現には、継続的な賃金上昇、 成長領域での民間 投資の拡大により、各層にモデレートなインフレが続くとの認識を 醸成して、 将来に対する 「期待値」を高めていくことが必要である。期待に伴い、個人消費や企業の投資意欲が高まり、民需主導の持続的 成長、 その結果としての財政健全化という好循環へとつながる。 上記の認識に基づき、 本日の論点について意見を申し上げる」。と前置きし

(1) 働きたい人は誰でも生涯現役で働ける社会環境を」として
●生産年齢人口を64歳以下とする世界の常識を超えて、「誰もが 生涯を通じて健康で、 高齢になっても生き生きと活躍できる 日本」の姿を描き、国民に将来への希望を抱いてもらうことが 「期待値」を高める上で重要」。

● その上で、 労働供給の不足が制約条件となる中、働く意欲の ある人は誰でも存分に働ける社会環境の整備が急務」と。即ち「高齢化と介護分野の人手不足によって「ビジネスケアラー」の 増加も懸念される中、 ヘルスケア領域のイノベーション創出と AIデータ利活用を加速するために、 規制・制度改革を大胆に 実行すべき。新たな産業基盤の形成や良質な雇用機会の拡充に つながるとともに、 未病 予防による健康な高齢者の労働市場 参加、 現役世代の介護負担の軽減など、経済全体の強化につながっていく」


としている。言葉は綺麗だが些か酷である。年金を元に何かをしよう。

令和5年8月31日 新しい資本主義実現会議 (首相官邸ホームページ)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai21/gijisidai.html
【弊社にて保管中のネガフィルム原版に関するご案内】
https://www.tokyolab.co.jp/news/news_company/2023/09/07/

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする