努力は「天命」さえも

「努力は「天命」さえも変える」。これは脱特亜論で知られる福沢諭吉氏の名言。つまり運命は、自身で切り拓くものだ。さて父が亡くなり、葬儀を終えてからは何事もなく、日常が進んでいるが、小生も職場に復帰をするので尚更だ。“それにしても”と思うのが、修理箇所を調べる為、用意はしたが、手を付ける時間もなく、保留状態だったカセットデッキ「VICTOR KD-970SA」の故障の原因が、父の死の２日前に解り、結局はメンテナンスとレベル調整だけで終わったのだからありがたいものだ。1970年代の工業製品なので頑丈で、パーツも良い物を使っていた。父の一通りの葬儀が終わってからも追い込んだ調整をしたので、その状態もまづまづだ。ただ設定を詰めすぎて、録音レベルの許容範囲に余裕がないので、そこを拡げると、更に使いやすくなるだろう。そんな処だ。しかし父の死を期に（その代わりのように）保留中のカセットデッキが使えるようになったのだから、これは（亡くなった）父の置き土産だと思った方が自然な解釈だと思う。大切に使おう。まだバタバタはしているが、徐々に落ち着くだろうから、その調整を更に詰めよう。後はクロムポジションである。



後は「時事関連の記事のコメントを」とは思ったが、これで終わりにしよう。