錦繍の秋
亭主もお客様も裏の水屋の人もすべてマスク着用しての対応となりました。
亭主もマスク姿のまま,炭手前。
名残の季節
今年はコロナの影響でお茶会やお茶事がほとんどなく少し残念でしたが,先週8ヶ月ぶりにお茶事をする事ができました。
亭主もお客様も裏の水屋の人もすべてマスク着用しての対応となりました。
懐石やお茶,お菓子を頂く時だけマスクを外して。
香の物もお湯も銘々で持ち出し。
亭主もマスク姿のまま,炭手前。
香合は恩師から頂戴した
菊置上蛤貝香合
この季節にぴったりの香合で,亡き恩師もやっとこの日が迎えられたかと,喜んでくださってると思います。
名残の季節
後座の床の間には宗全籠に秋の草花をたくさん活けて。
まだ暑さも残る名残には透かし竹の根来莨盆。
主菓子も縁高に1つずつ持ち出し。
お濃茶も各服点で1碗ごとにお取次を致しました。(回し飲みもありません。)
お干菓子は寿煎餅と松葉が大きかったので大きめの金銀亀甲盆に2人,3人分と分けて盛り付けて出しました。
薄茶も茶碗は一人一碗ずつ出してお茶と共に茶碗も楽しんで頂きました。
今年はネズミ年。
俵鼠茶碗もまた12年後にお目にかかれます様に。
新様式でのお茶事でしたのでお客様も亭主側も普段のやり方とは違って戸惑いもある中,和気あいあいと和やかな雰囲気で無事終えることが出来ました。
内祝には心ばかりですが,今年ならではの手作りオリジナルマスクをお渡し致しました。
まだまだコロナ感染も予断を許さない状況です。
ほんのひと時でもゆったりと茶の湯に触れ、心身ともにリラックスした時間を過ごして頂けたならとても嬉しく思います。
しばらくは緊張感の中での生活が続きそうです。皆様時節柄ご自愛下さいます様に。