紺日わん倶楽部

日々の暮らしに彩りを

舞台  「ラ・パティスリー」

2012-03-07 | エンターテイメント


友人の誘いでサンシャイン劇場で現在上演されている
アトリエダンカンプロデュース
「ラ・パティスリー」を観に行って来ました。

本作は上田早夕里の同名小説が原作。
洋菓子店「ロワゾ・ドール」で働く新米パティシエの夏織(高橋)はある日、
誰もいないはずの厨房で飴細工作りに熱中している恭也(井上)を見つける。
恭也はこの店のシェフだと言い張るが、従業員の中に恭也のことを知る者がおらず不審者扱いをされる。
騒ぎを聞きつけたオーナーの春恵(阿知波悟美)は恭也が記憶をなくしているのにも関わらず、
店の内部にまで詳しいことから数年前に出て行った息子に関係ある人物ではないかと推測。
恭也を受け入れ店を盛り立てていくというストーリー。
(ストーリーはエンタメ記事より抜粋しました)

バレンタインの話題が飛び交うこの時期にピッタリの芝居。
元モー娘の高橋愛ちゃんや若手の俳優が出演していることもあり
観客は若い男、女の方が多かったです。
テンポはゆっくりで内容もわかりやすい爽やかな芝居です。
芝居通な方にはちょっと物足りないかも。

ご興味のある方は以下の日程で上演されますのでどうぞ
足を運んでみてくださいね。

3月3日(土)~11日(日) 東京 サンシャイン劇場
3月20日(火) 大阪 森ノ宮ピロティーホール
3月22日(木) 金沢 北國新聞赤羽ホール
原作:上田早夕里(ハルキ文庫刊)
脚本・演出:藤井清美
パティシエ監修:関根寛次
出演:井上正大、高橋愛、村井良大/酒井美紀/平賀雅臣、朝倉伸二、西村直人、梅田 悠、加藤雅美/阿知波悟美
問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337 (10:00-19:00)

「ア・ソング・フォー・ユー」  カーペンターズの歌にのせて。

2011-12-17 | エンターテイメント
プランタン銀座の「イヌコレ」が無事終わってほっとひと息。
たくさんのお客様にお越しいただきありがとうございました。
TBSの「サンデージャポン」にイベントの模様がTV放映されてから
お客様が一気に増えましたのでテレビ効果は侮れませんね。
オンラインショップでお届けしている商品を直に手にとっていただいて
直接販売できた1週間は大変有意義で貴重な経験となりました。
今後もお客様に喜んでいただける様、商品作りに取り組んでまいりますので、
どうぞまたイベント会場にも足を運んでくださいね!!








新国立劇場のクリスマスツリーやイルミネーション


さてイベントが終わって束の間、友人の誘いで久しぶりに、新国立劇場 の中劇場にて上演されているミュージカルを観てきました。
主催はアトリエダンカン 
テーマは「家族、絆、そして愛を歌うカーペンターズ。」
この季節に心がほんわか、温まるわかりやすい構成です。
全編カーペンターズの歌で耳に馴染みがある曲ばかりでした。
一緒に口ずさんだり、手拍子したりと芝居に入り込んで楽しんでいる人もいましたが、
だんだん観てる方が気恥ずかしくなってきたのですが、私だけでしょうか・・・?
川平慈英さんの熱い芝居や宝塚のお芝居好きな人はたまらないと思います。

声が聞こえてきました。
「熱くなっていいんですか?」「いいんです。熱くなっていいんです。」

今日17(土)のアフタートークはダイヤモンド・ユカイさんらしいよー!
新国立は明日まで。お見逃しくなく。

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慶応義塾マンドリンクラブ -創部101年演奏会 -

2011-07-18 | エンターテイメント




東京オペラシティコンサートホールにて
慶応マンドリンクラブ創部101回演奏会が催された。
お茶でご一緒の先輩が出演なさったのでお祝いも兼ね伺いました。
アマチュアとは思えぬ演奏で101年の歴史と重みが詰まった
和やかな中にも凛とした空気感のある演奏会でした。
2部構成で後半のゲストテノール歌手大澤一彰さんの歌声は秀逸。
暑いこの時期にマンドリンの音色は爽やかで風を感じる心地よいもの。
しばらくコンサートや美術鑑賞など文化から遠ざかっていたので
乾いた心のひだに潤いを与えていただいた様でした。

その後オペラシティの54Fのレストランで食事することに。
高層ビルからの夜景がきれいに映ります。
節電で街中のネオンが自粛ムードのこの頃ですが
灯りは煌々と輝き絶景でした。


<この日の演目>
18:00
慶応義塾マンドリンクラブ101年演奏会
~KMC新世紀に向けて~

[出演]

小穴雄一/久保光司(Cond)、手島由紀子(Sop)、大澤一彰(Ten)、KMC創部100年記念オーケストラ(Mandolin Och)

[曲目]

・メラーナ=フォクト:序曲「過去への礼賛」
・アマディ:スプレーン
・シルヴェストリ:夏の庭
・ラッタ:英雄の挽歌
・エロール:歌劇「ザンパ」序曲
・ポッパー:ハンガリー狂詩曲
・プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」より第1幕フィナーレ「愛の二重唱」
・J.シュトラウスII:ワルツ「美しく青きドナウ」

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冬の旅

2011-03-27 | エンターテイメント

知り合いの案内で久しぶりに芝居を観に行きました
出演は平田満、井上加奈子さんの 2人芝居 「冬の旅」
作 松田正隆 演出 高瀬久男 
新百合ヶ丘にある劇場 川崎アートセンター アルテリオ小劇場

3月26日、27日と2日間のみの上演
震災の影響もあってお席も空席がありましたが心配された停電も余震もなく無事に終わりました

実生活もご夫婦のお二人ですが今回の芝居も夫婦役

二人は学者の夫と女優の妻の役どころ
旅先でのたわいもない日常の会話の中に相手を思い、いたわりながらも
これまでの悔恨や積年の思いなど互いに素にもどってぶつけ合う
せりふも長く内容も濃いので大変な作業だったように思う
会話のテーマはあやふやで脈絡なく続く
つながりを求めると 「客観的にもう一人の自分」 が見つめている現実
とかになるのではないか?

現実には失われたものはもどらない、1度きりの出来事
しかしそれを再びもう1度演じる 過去に対してもう一度と


テレビでは被災された方のご遺族が
「もう1度お父さんに会いたい」
「また家族と一緒にご飯を食べ普通に生活したい」
と流れている

現実にはもうもどれないことは誰にもわかっていること
それをあえて演劇で見つめなおす
ここに演劇の面白を感じる

品のある静かな場面のトーンや衣装、美術の色調もハンマースホイの絵のように格調高く良かったです



みたか弥生能 「土蜘蛛」

2011-03-06 | エンターテイメント


みたか公会堂で行われた21回みたか能に行って来ました


私は初めてでしたが21回目とあって知る人ぞ知る会なのでしょう。
料金もリーズナブルで気軽に能を楽しめる様事前に解説もあり、初心者にもわかりやすかったです


客席はお着物をお召しになっておられるご年配の方から小学生あたりまで満席でした
さて演目最後の能「土蜘」(つちくも)はよかった!


はじめて拝見したのですが土蜘演ずる宝生和英(かずふさ)さん
東京藝大を卒業後まだ25歳と若くして宗家20代目を受け継いでおられ


若い人や能を初めて見る方にも能の魅力を存分に楽しんでいただけるようにと
伝統芸能の深い歴史と共に開かれた能の世界を新世代にも継承し伝えようとの姿勢に共感いたしました


さて今回の土蜘のみどころはなんといっても 土蜘の精が白い蜘蛛の糸をぱーぱーとなんども投げかける場面 


華やかな衣装やお囃子もあり荘厳で迫力あり若い演者のパワーを存分に楽しませていただきました


K-BALLET COMPANY コッペリア

2008-10-19 | エンターテイメント
Bunkamura オーチャードホールにて熊川哲也氏率いるK-BALLET COMPANYコッペリアを観てきました。
この日のキャストはコッペリウス博士をスチュワート・キャシディ、スワニルダを吉田都さん、フランツを輪島拓也さんが演じられました。
バレエを観る機会はあまりないのですが、以前から興味がありました吉田都さんの踊りを見るために足を運びました。
吉田都さんのなんとしなやかでリズミカルで、なお基軸がぶれることのない端正な踊りだったことか。
また舞台から楽しそうな表情やしぐさから愛くるしい役がぴったりはまっていて観ているこちら側も一気に引き込まれ、ほんとに幸せな気持ちになりました。
熊川さんも最後のカーテンコールのとき顔を出され、ひと際大きな拍手で迎えられ満足そうに御挨拶なさっていました。
ちょっとやんちゃなポーズでコッペリウス博士と絡んでましたが、熊川さんのバレエを生で観たことがないので今回の怪我の降板は残念!!

コッペリアは第二幕の人形振りが有名ですが、パンフレットの解説では、第一幕のポーランド民族舞踊マズルカや第三幕のハンガリー民族舞踊チャルダッシュ、その他麦の穂を振るシーンなどの異国の踊りも見せ場とありましたが、まさしく初心者でも分かりやすい振付、ソロと全体の踊りなど高揚感やテンポのよさもあり、古典作品なのですがまったく飽きさせない現代版コッペリアでした。

写真はパンフレットより掲載しました。

川崎市アートセンター

2008-10-01 | エンターテイメント
川崎市アートセンターでのアル☆カンパニー主催の「ゆすり」を観てきました
新百合ヶ丘の駅から徒歩で5分くらいの位置にあり程よい大きさで、どの席からもよく舞台が見え、気軽な値段設定なので行きやすい劇場です

アル☆カンパニーは俳優の平田満&井上加奈子さんご夫婦主催の会で朗読や小劇場で企画、演出、出演などを試みていらっしゃいます。
「ゆすり」はミステリーサスペンスのようなストーリー展開で3人の出演者がそれぞれ過去に事情を抱えながらこころあたりがあるような、ないような事でゆすられるが・・・・・

平田さんご夫妻の掛け合いやじわじわと本性を出していくあたりの心理描写にひきつけられよいお芝居でした。

また平田さんは次回、本多劇場「学ぶおじさん」にご出演されます。