矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

障がい児デイサービスにて〜自由創作〜

2017-02-23 10:59:07 | みんなの美術
2月の2回目の美術は、

自由創作でした




いろんな素材を並べて…
まるでお店屋さん気分の私。

この時、いつも私はフラッシュバックするのです
子どもの頃、庭の片隅に新聞紙を広げて自分の家にして、木の実やツツジ・椿の花を並べてお店屋さんごっこをした遠い日の土の匂いの記憶…

それはさておき。


子どもたちは、わぁっ! と寄ってきて、いろいろ触り始めます

もう、作りたい物が決まっている子はどんどん選んで机に持っていきますね





何作ろ〜かなぁ〜と考えている子。

そんな時は、「あっ、そうだ!蜘蛛作ってみよーっと」とひとりごとを言いながら
私も作り始めます


そういう私の様子をふーんチラ見しながら、真似をしたり、自分はこれ!考え始める子どもたち




工作をしきりにやった後にお絵かきを始める子



オイルパステルの感触を楽しんでいるようでした




mさんのお気に入り作品が自分スペースに集められていました




これを見たY君は、僕もやりたい!と私の手を取り、手話っぽいジェスチャーで伝えてきます。



ほらね〜できたよ〜と嬉しそうなY君



卵もあるよ〜と、見せてくれました!





家庭で出る空の容器は、子どもの自由な工作意欲を掻き立てるのでしょう。

学校の図画工作は苦手だった私。不器用だったからかな? 作品が評価されるからかな?と、いろんな思いが混ざり合っていますが、大人になった今は、工作が好き です

なんていうか… 好きにいろいろできる自由心地よいから、かな


誰にも怒られないし‼️


ちょっと不気味なものとかも大好きだし 美しいものも好きだ

そういったいろんな気持ちや感情の高ぶりを外に出せるから。現れた間違いや正しいのジャッジは必要なく、

ただただ、

わたしは、この形として存在しているだけ



きょうはここまでだけど、また明日になったら
どうなるかわからない。

作品を【寝かす】じゃないけれど、部屋の目のつく所に置いておくと、何日か経って見た時に、また手を加えたくなる衝動に駆られたり



メソッドがある所から入り、そこを体験していく中で自分なりの発想が生まれてくるのが何よりも楽しい


自分で自分を肯定する気持ち良さ




家族に、なにこれ⁉︎とか邪魔なんだけどーとか言われても気にしない気にしない

おっ、見てくれたね〜 で十分さ


だから大人の工作こそ、好きに楽しめば良いのですね〜

ワクワクする美術で日々の暮らしを楽しくしましょ