矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

映画を観る

2015-03-14 21:45:01 | 映画館へ行こう!
こんばんは。



庭の紫式部の根元から、いつの間に
水仙の花が咲き始めていて…
春が来たのですね
気がついたら、あちこちから…



チューリップ🌷



三つ葉

毎年必ず芽を出してくれて、いっつも勇気づけられる。ありがとう!

きょうは次男との前からの約束で、
映画『くちびるに歌を』を観てきました。映画館も、なぜか新都心のシアターコクーンがお気に入りで…。



息子のリクエストでしたが…

観て良かった
私も息子も泣きました😂
おとなりの方も…。

よほど気に入ったのか、観終わったその足で本まで買いました、息子。

長崎の方言の効果もあるのか、人の体温のようにあたたかい物語。

みんなさまざまなものを抱えて生きている。でも、放っておかない。
人が、ちゃんと人として機能している。

たった一人の人の為に、今自分ができることを、全身全霊でする。

自分の信じた道を行く。
相手の気持ちを尊重する。

あなたがいてくれることに感謝する。

『いてくれてありがとう』

この言葉が浮かびましたが、まさに
ー存在論的人間観ー ですね。

臨床美術士として、この事を意識しない日はありません。

芸術が人に与えるもの。

音楽や美術は、やっぱり生きるのに不可欠なものだと、私は信じます。

映画の中には自閉症の青年と暮らす家族もでてきますが、彼らからも色々と考えさせられました。
1月に自閉症セミナーに参加した時に、講師の先生から聞いたお話が深く心に残っていたので、その事と自分たち家族のことを照らし合わせて、私なりの考えを整理してみたり…。

正解、というものはないけれど…。

大切なのは、ちゃんと向き合うことなんだと思う。逃げないで。ごまかさないで。目の前にいる人と自分とで。

一般論とか世間では、とすりかえないで自分の言葉で対峙する。

人はいくつになっても成長する。

希望を胸に、勇気を持って踏み出すことも忘れちゃいけないんだなぁ。