矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

心を鬼に…

2022-06-19 10:24:00 | 庭と小鳥と雑草と…

 知的障害(療育手帳A)の息子との
 暮らしも、変化しながら続けてきたけれ
 ど、流石に限界を感じる今日この頃。


 正社員で働きながら、
 通所施設への送り出し、
 精神科への通院付き添い、
 通所拒否の日は実家へ送り、
 買い物や外出にも連れ出し、
 施設見学や相談機関に足を運び…


 夕食が作れない日がどんどん増え、
 これでは良くないと、また頑張り…

 


 熊谷のパティスリー・サンドリヨン

 それでも、孤立せず、細い糸でも繋がっ
 ていることに感謝する。






 それでも、つまるところ当事者の苦悩や
 困り感は、本人にしかわからない。

 可能な限りのサービスを提供して下さり
 考えられる限りの施設を探し回り、
 やってみなければ分からない勢いで、
 幾つも体験利用をやってみて、
 母子ともに疲弊する中で、
 微かな希望をすくいとり…





 それを手がかりに、向かう道を決めて
 いく。

 なんとも骨の折れる、エネルギーを消費
 する作業だけれど、

 やっとここにきて考えと気持ちがまとま
 って、着地点が見えてきた。

 前回の施設脱出事件から、ちょうど
 1年が経ち、ひとり留守番、引っ越し、
 音過敏、施設利用、服薬通院、体験入所
 …と様々やって、悩み苦しんできた中で


 


 いちばん大切なのは、命を守ることだ、
 と身をもって実感

 それは、息子の命はもちろん、自分の命
 もね。


 毎日、何事もなく元気そうに見えてる人
 だって、その内実は、死の淵を彷徨って
 るかもしれないね。


 アドバイスはいらない。
 ただひたすら聴いてくれるだけでいい。

 必要な時は、ちゃんと『相談』するから
 ね。助けを求める術も身につけたよ。


 
 あなたが選んだ道ならば、
 それがあなたにとっての正解なんだ、と
 あなたは自信を持っていい。

 だれも悪くない、誰も責められない。

 どうにもならない状況で起きてしまった
 ことは、運命だった、と受け入れるしか
 ない…

 
 この先、完璧な場所なんて無いかもしれ
 ないけど、今は母と子の命優先で、
 客観的な判断ができるうちに、心を鬼に
 して決断することにした。



 ジタバタもがいて、今やれることを
 やるだけサ


 美味しいもの食べて顔晴ろう

 長男の時も、これで↑励ましあって
 乗り切ったじゃない❣️



 もうひと踏ん張り❗️


 小田和正の「この道を」を噛みしめな
 がら…