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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

【推しの子】 第150話 『ナイフ』 感想: あれ、これはもしかして、有馬かなが殺害されるルートに入った?

2024-05-30 19:52:05 | 推しの子
なるほど、アクアの中の吾郎にアクアの気持ちを代弁させたか。

巧妙だな。

でも、一応、以前に、かなとキャッチボールしていたときに、前世の記憶がだんだん薄れていくとか言ってたものね。

前世の記憶はあるけれど、同時に新たに得たアクアの身体の発達過程で、その記憶とは異なるアクア独自の精神を発生させている、という説明で。

で、アイの復讐が、吾郎とアクアの共通目標なら、2つの人格が誕生していても、それを混濁させたまま生きていくことも可能だったけど。

でも、せりながルビーとして転生していることに気づいたことで、アイの復讐が第一の目標ではなくなって、その結果、吾郎はあくまでも前世の記憶で、今生きているのはアクア、ってことになったみたい。

で、そのアクアと吾郎の2つの人格が分離・成立したことをいいことに、いわばアクアの中の超自我として吾郎を位置づけることで、自我としてのアクアが何をしたいのか、突き止めさせたということで。

で、その結果、あかね推しとしては悲しい結果だけど、あっさり、アクアの本命はかなであると明らかにされてしまった。。。

で、一方、前回から、そのあかねにけしかけられている有馬かなのほうも、改めてアクアのことを想い始めて、アクアへの恋心に気づいてしまった。

・・・なわけだが。

要するに、当事者二人はまだ気づいていないけど、アクアとかなは両想いってことで、普通に行けば、これはハッピーエンドルートじゃん!ってことになるはずなのだが。

でもさ、これ、悲しいかな、『推しの子』なのよね。

両想いってなった途端、もう崖から突き落とされるルートしか見えない。

しかも、吾郎からアクアがナイフの使い方、すなわち復讐をするかどうかはアクアに委ねると託された直後の展開だから。

これはあれだね、まさかの「かな」がカミキヒカルの手で殺されるルートだね。

で、本当にかなが死ぬかどうかはひとまず置いて、かなが襲撃を受けた事実をもって、吾郎ではなくアクアの復讐劇が始まる、ということだね。

ということは、その復讐劇において、アクアの傍らにいる、いわばセコンド役を務めるのが、引き続き「あかね」ということになる。

そういうことじゃないかな。

もちろん、そこにルビー=せりなが絡んでくるわけだけど。。。

問題は、多分、ルビーの中でも、せりなとルビーの2つの人格があって、どちらが優勢か?という力比べをきっとしているのだろうな、ってこと。

そして、その不安定なルビーがどうアクアの復讐劇に関わってくるのか?

いやー、面白くなってきたねw

もうどんどん、ドロドロの愛憎劇が繰り広げられることになるわけだけどw

ちなみに、ほんとうにかなが襲撃されたら、隠れかなスキーのあかねも発狂モードになることは必至なので、実は、アクアのセコンド役を果たせるかどうか、疑問なんだけどw

それも含めて、面白くなってきた!
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