パンセ(みたいなものを目指して)

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一般質問より、予算決算委員会の傍聴の方が面白いかも

2023年09月20日 09時34分30秒 | あれこれ考えること

新城市の9月議会はそろそろ終盤
議員さんを頭ごなしにけなすひともいれば
議員というだけで特別視する人もいる

それらの判断の基準は彼らの仕事ぶりを見るに限る
つまり議会の傍聴することは、選挙のときの判断にも役に立つ
先日、知り合いを誘って一般質問の傍聴に出かけた
質問者は質的に高いものをキープしている人を選んだ

ただ今回は正直なところハズレだった
観念的な話に終止しがちで、自分たちの生活に落とし込んだところがなく
リアリティがなくて残念だった
観念的な話を如何に市民の生活に結びついた話にするか
それが議員さんには求められる気がする

傍聴はこの日はどういうわけか異様に多かった
それはお年寄りのグループで定期的に行われる行事の一つだったようだ
首に何かプレートのようなものをぶら下げていた
また選挙時に議員を応援した人が、議員の一般質問という晴れ姿を
確認しにきた人も多かった

ところで、個人的に市民が傍聴したほうが良いと思われるのは
一般質問よりもむしろ予算・決算委員会だ
これは金がどのように使われる予定か、またどのように使われたかを
議員の質問で明らかになるもので、市全体のお金の使い方がよく分かる
と言っても、議場で聞いていると手元にはなんの資料もないので
質問されている内容は、想像力を働かすしかない
だが、大半の内容は理解可能だ

市のお金はこんなふうに使われることになっていたのかとか
これは無駄だな、、別の使い道にしたほうが良いとか
すぐさま思いつくことが出てくる
お金の流れから市政の全体像を把握するにはこれを傍聴するのは有効だ

しかし、実際のところ、これはこれで結構面倒で忍耐力もいる
新城市の予算決算委員会は、議員さんの質問が多く
長い時間をかけて行われる(他市はこんなに長いのだろうか)
いくら参考になる話でも、途中で嫌になるのを否定できない

こんなだから予算決算委員会の傍聴者は一般質問と比べて
ずっと少ない(というかほとんどいない)

本当は議場に行って、話を見聞きするというのは
ぼんやりしている時間はなさそうだし(強制的に見聞きするしかない)
印象に残るので時間があれば一番と思われる

そこで思ったのは、予算決算委員会も一般質問と同じように
ネット中継をしてくれないかな、、ということ
リアルタイムだけでなく、いつでも見聞きして確認できる
アーカイブとしての記録はとても便利なのだが、、、

予算決算委員会のネット上にアップは
議員さんが議会改革の一つとして検討しているらしいが
どうも進み具合は、、、

ということで、できればどこの自治体のひとも
予算決算委員会は傍聴できるならしたほうが良いと言うこと

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