スペインが優勝した南アフリカでのサッカーワールドカップ
この時のデータに興味深いものがあった
(今でも印象的だったので覚えているが)
それはパスを一本もらうまでの選手の走行距離のデータで
なんと日本は出場国の中で一番長かった(よく走らなければパスはもらえない)
一方一番短いのがスペインだった(バルサ風のパスのチームだったせいもあるが)
これとは別に気になったのが、ボールを取られてから相手側の最初のパスを
成功させない確率も発表されていたが、これも先程の順位と一緒で
日本はボールを奪われてから相手にしっかりパスをさせてしまっているが
スペインはミスを誘って簡単にパスを通させないでいた
単に選手間の距離の問題だけではなさそう
一昨日のジャマイカ戦(U22)の前線からのプレスを見てこのことを思い出した
9-0で圧勝し、ゲーム的にはスリル感もなくて面白くなかったが
一つだけ、ボールを失った瞬間に相手のボールを取るという気持ちのこもった
攻撃から守備の切り替えの速さは良い点だった
いつも日本のゲームで不満なのはプレスの中途半端なこと
ブロックを作って入らせないのは良いがボールが取れない
いつもいつも取れるとは思わないが、これぞというときにはその気になって
ボール奪取を図るってのが必要と思っている
サッカー技術にはトラップ、パス、ドリブル、キック等があるが
その他にもボール奪取力という項目もあって、この部分を日本はもう少し
レベルアップしないとアカンといつも思う