パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

トラップとドリブル

2012年05月23日 21時47分41秒 | サッカー

久しぶりの代表選
本番の予選を間近に控えての一戦
アゼルバイジャンには2-0で順当な勝利

注目点は本田のコンディション
結果的にはまずまず
この人は最近当たり外れがなくなってきた
コンディションさえよければそこそこの働きをする

得点をとった香川
あのシュートの落ち着きと技術は素晴らしい
気持ちよくなって頑張れた2点目の間接的なアシストも
アジリティーの良さをふんだんにいかして
今季の好調さを物語っていた

しかし、点を取るまでは少々消えてた感じもあった
様に感じる

ところで最近は全体的にレベルが上がってきたというものの
前目のポジション、時間とスペースのないところでのトラップは
まだまだ技術不足
森本は前を向いた時のトラップ、オフサイドになった時のそれは良かったが
後ろを向いた時、ゴールを背にした時のトラップに難がある

香川が得点を重ねられるのも
スペースのないところに走りこんでも絶妙のトラップができるから
の部分が大きい
実際、前目のポジションはトラップ勝負みたいなところがある

ところで今日のもう一つの目玉、宮市
スピードがあると聞いていたが
初めてなので舞い上がっていることを差し引いても
スピードを活かすための大きめに蹴ってのドリブルは
直ぐに壁にぶつかりそう

もう少し体から離さないようなドリブルをしないと
(それでも速くないと)
ステップアップには難しいかもしれないと思ってしまった
本田は走るのが速くないけれど
ドリブルで真ん中でもボールを前に運べる
長友佑都のドリブルもあまり離れないいいドリブル
ああいうのを真似ることも必要

香川も緩急をつけたドリブルをするけどサイドで通用する感じ
真ん中でもドリブルはどうなんだろう
効果的に働けるか?
彼は2列目のストライカーといった役割
インザーギとは違うけれど、役割は同じ感じ
岡崎よりももう少し繊細で精密な感じ

とすると真ん中をドリブルで上がれる人物がいない
ここが問題だと思うのだが
バルサはメッシ以外にもイニエスタが真ん中でも上がっていける

この部分をもう少し人材発掘しないとキツイかな
それと一人で何とかしてしまうFW
そんな人が必要なのだが
なかなかこの国では出てこない
何故なんだろう?
フィジカルだけの問題じゃなさそう
ホント何故だろう

何れにしても、トラップとドリブルの質を上げないと
最近のサッカーはキツイでしょう


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