パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

リアルタイム検索の興味深い数字(安倍・枝野・小池)

2019年03月09日 10時34分30秒 | あれこれ考えること

ヤフーの検索にはなかなか面白い機能のものがある(自分は主にグーグルの方を使っているが)
その1つが「リアルタイム」というもので、検索ワードをいれて「リアルタイム」のカテゴリーを選ぶと、
そのワードが含まれるツイッターの投稿が刻々と反映される
それだけでなく画面の右側には、投稿の感情を表すものとして怒っている顔と笑っている顔が並べられており
その下に割合(%)が示される

気になる言葉の1つとして「安倍」を入れて調べると以下のような結果になった(3月9日 9時20分現在)

     怒ってる顔の割合  笑ってる顔の割合  ツイート数

24時間       53%        1%     772

7日 間       58%        1%    6718

30日間       55%        1%    61167

安倍の文字を使用するツイートはほとんど安倍首相のことだが、ここからわかることは
安倍さんに否定的な批判的な投稿が多いということで、積極的な支持は1%だ
この数字を見ると現在マスコミで発表される内閣支持率だとか安倍さんの支持率
それも若い人の支持率が高いということが本当なのか、、と思えて仕方ない

それでも怒っていない人の数字は、24時間で47%・7日間で42%・30日で45%あるので
マスコミの支持率調査と違いないとも考えられるかもしれない(そのように考えれば)
だがよく言われるように若い人たちの支持率が高いということに関しては
果たしてそうなんだろうかとの疑問が湧く
そもそもツイッターを利用している人たちはきっと必ずしも若くない
むしろ現役世代の人たちだろうから

ツイッターのリアルタイムの検索は特に母集団を限定したわけでなく、その文字(テキスト)に
引っかかるものを機械的に表しているに過ぎない
その分社会の全体的な気分を示しているように思える

表に出ることの多い人は良いにつけ悪いにつけ注目され、悪い方の評価が多い傾向はもしかしたらあるかもしれないが
それでも安倍さんにこのような積極的なマイナスの数字の高さは、自分の実感とよく合う感じだ

ちなみに別の調査もしてみた 立憲民主党の枝野さんでは

     怒ってる顔の割合  笑ってる顔の割合  ツイート数

24時間       43%        3%     46

7日 間       42%        5%    255

30日間       54%        3%    9460

 

共産党の小池さんでは(都知事の小池さんも入ってるだろうが)

     怒ってる顔の割合  笑ってる顔の割合  ツイート数

24時間       22%        20%    1365

7日 間       37%        11%    2283

30日間       3%         17%   15446

 

こと感情的なことに関して小池さんは評価が高い
それは国会の質問等を見れば、共産党を支持してる、していないに関係なく
納得できる数字と考えられる(実感とよくあっている)

枝野さんは政策というよりは、選挙戦術に関して物足りないという批判が多いようだ

経済について実感と異なる数字が幅を利かせているが、統計はユーザーの目的に合わせて
どの数字を使うかで印象はかなり異なる
貯蓄額が全体的に増えても貯金0の世帯が増えているとすると、このどちらに重きを置くかで
評価は全く分かれる
結局のところ数字は万能ではなく、判断の1つの指標に過ぎないということで
内閣支持率や安倍さんの支持率に関しても、こうして自分で調べた数字は
マスコミから得られる印象とはかなり異なる

最近どちらの陣営からも批判されることの多いマスコミ
彼らが頼りがいのある報道をしてくれないのなら、、自分らはこうしてできる範囲でいろいろ調べるしかない
(それにしても、今の政権は、、、)




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