パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

借金の話

2018年12月19日 10時10分46秒 | 徒然なるままに

前回の「チコちゃんに叱られる」では年末を何故「年の瀬」というか?
との問題が出された
瀬とは川の流れの急なところで、乗り越えるのに苦労するところで
年の瀬とは「借金とりと、それから逃げ出したい攻防の時でそれが瀬に当たる」
というものだった

落語には大晦日の借金の話がよく出てくる
その中で好きなのは借金取りが反対にお金を払うハメになる三遊亭圓生の「掛取万歳」
他にも「文七元結」「芝浜」などの人情話も良い
落語の世界だから、、と言ってしまえばそれまでだが、
昔はなんか余裕ある生き方をみんなしていたんだと、少しうらやましい感じがしないでもない

ところで出典は忘れてしまったが、年代別のクレジットカードの使用率で面白いデータがあった
容易に想像できるが使用率は若い人が多い
ところがそのデータでは、若い女性(20代)の使用率が段違いに低く出ていた
あまりにも予想と違う結果にその理由を尋ねたところ
「カードは使いすぎる可能性があるので自制している」とのこと
ついケチな愛知県人は使いすぎないようにカードの使用率が少ないという話を思い出した

でも若い女性のこの考え方は現実的で、なかなか地に足が着いている感じで
それは良いことのように思える
実際のところクレジットカードも借金みたいなもの(リボ払いもあるし)
現在の持ち前の現金で、何が買えて、何を我慢しなくてはならないか
を目で確認できるのは、、便利さ以上に良いことかもしれない

祖母は借金が大嫌いだった
借金してると胸がモヤモヤしていたようだ
ということで我が家の庭には花梨の木と樫の木が植えてある
これは「借りん」と「貸し」の語呂合わせ

でもカードのポイントは、魅力的だな、、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする