DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

日西交流400周年

2013-01-29 09:43:03 | 物語

1613年10月、石巻を出港した船があった。

仙台藩主伊達正宗の命を受け、ヨーロッパに向かった支倉常長の一行だった。

約3か月かけて太平洋を横断し、メキシコのアカプルコに到着した。

陸路メキシコを横断し、1614年6月に再び船で大西洋を渡り、同年12月にスペインへ到着したと記述されている。

1615年10月にはローマ教皇に謁見し、1620年9月に帰国している。

通商を望んで渡欧したが、帰ってみれば日本は鎖国になっていた。

まるで、浦島太郎のような実話だ。

まだ生きて帰れただけ幸せだったのかもしれない。

今年は400周年を祝って、さまざまな催しが企画されている。

日本陸水学会も、若手研究者をスペインへ派遣することにした。

命がけで渡欧した常長の足跡をたどるのも楽しいかもしれない。



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