風(91) 2021-10-06 15:12:00 | 物語 2021年9月23日、やっと、ビワオオウズムシの採取に成功した。ブロックにしがみつくたくさんの子供たち。トラップには、立派な成虫もいた。こうやって懸命に産卵しているのかもしれない。一方で、気がかりもある。湖底の酸素が急激に減少している。9月に入って溶存酸素濃度は10%を割り込むようになり9月22日には2%以下となった。無酸素状態になるのも時間の問題だろう。どうすればよいのだろうか。同じような問題は、世界中で起きてるのだろう。地球では惨劇の序曲が始まっている。