先週の土曜日に、NPO法人びわ湖トラストの交流会が三井寺で開かれた。
90人近くの参加者で、会場はおおにぎわいだ。
福嶌先生とブライアン・ウィリアムズ画伯の二人が熱心に話をしている。
何の話なのだろうか。
大きないたずらっ子のような笑顔だ。
たまには、こうして異業種の交流を行うのはいいものだ。
準備とか接待とか、お世話役についた人はとても大変だったけれど、地方の食材と地酒が廉価で楽しめる良い企画だ。
山本さんと橋本さんの演奏もよかった。
新作「びわ湖トラストの歌」を披露してくれた。
知らなかったが、朝ドラ「あさが来た」で歌われている「365日の紙飛行機」は、完全版ではないのだそうだ。
テレビでは
「人生は紙飛行機 願い乗せて飛んで行くよ 風の中を力の限り さあ心のままに」
と歌っている。
本当は、
「人生は紙飛行機 願い乗せて飛んで行くよ 風の中を力の限り ただ進むだけ
その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか
それが一番大切なんだ さあ心のままに」
が正しいのだそうだ。
番組では、短い時間なので端折ったのだろうが、
「その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか」
という肝心のフレーズがないのはけしからん、と山本さんは憤っていた。
私も同感だが、結果でしか評価されないことも現実だ。
他者には結果を見せ、自己はプロセスを求める、そう言うことなのだろう。