青い星に住む私

30半ばで娘を出産し、まさかの海外移住。
持病の上咽頭炎とつきあいつつ、ストレスフリーな毎日を目指す私的日記。

連鎖

2011-12-28 07:46:49 | PREGNANCY&BABY


ベビー服・オムツを湯通し。ちっちゃくて可愛い!


臨月に入りました。
赤ちゃんのものは、母とベビー用品売り場でお買いもの。母が赤ちゃんの誕生をとてもとても心待ちにしてくれていて、店員さんに相談しながら、いろいろ選んでくれました。


短肌着5枚、
コンビ肌着5枚、
ツーウエイオール4枚、
ベスト2枚、
おむつカバー2枚、
布おむつ15枚、
布団一式、
タオルケット1枚、
アフガン1枚、
授乳クッション1つ


私ひとりだったら、きっと何をどのくらいかっていいのかわからなかったので、とても助かりました。私がやったことと言えば、ほ乳瓶や紙おむつ(夜・外出時は紙おむつの予定)のメーカーや機能を調べて購入したことくらい…。


出産後は、1か月間実家に帰る予定です。
そこまでお世話になっていいのか…とも思いましたし、母乳育児を志している私にとって、どこまで放射能対策を実家がやってくれるのかが心配で、実家への里帰りを悩んでいました。


それを知った両親は、調味料や海産物、乾物など、保存が効き料理に欠かせないものについては原材料・製造年月日を問い合わせ備蓄してくれました。そのために、備蓄用の冷凍庫まで購入して。母は、


「出産後の無理が、40、50歳になった時に影響する」
「私が自分の母にしてもらったように、あなたにしてあげるから、あなたはそれを自分の娘にしてあげなさい」


といいました。
ありがたいことです。
暖かい気持ちが、祖母から母へ、母から子へ、そしてそのまた子へ…と、連鎖していきます。

人生の半分が過ぎて

2011-12-25 21:43:54 | DAY
35歳。
人生のほぼ半分が過ぎていることに気付きました。


臨死体験をした人たちが言うには、死の淵から生をみたとき、「人生において最も大切なのは、愛と調和」であり、それを学ぶために人は生きるのだそうです。


私の人生、誰かのために何かをしたことはあまりに少なく、他人にとても冷淡だったような、いや、自分自身にさえとても冷淡だったような気がします。人生の半分くらいでそのことに気づき、無条件で愛を注ぐ存在を授かったのは、ものすごくよいタイミングなのかもしれません。

マタニティヨガ

2011-12-22 20:29:01 | PREGNANCY&BABY
産休に入ったら是非やってみたかったことの一つに、「マタニティヨガ」があります。


妊娠中にはホットヨガに通っていました。心を静かにして体と向き合うことの難しさ、隅々まで身体を伸ばすことの爽快感、深く呼吸をすることの気持ちよさ…は、ヨガ断ちしても忘れられません。


というわけで、平日も自由に過ごせる産休である今日は、念願のマタニティヨガにやっとやっと参加することができました。
必要なのは医師のOK(口頭ベース)と、安定期以降であること。私はすでに35週のため、通えてあと数回。よってマタニティ用のヨガウエアは購入せず、カップ付キャミソール+タンクトップの重ね着と、大きめサイズのルームパンツで参加してきました。立木のポーズや弓のポーズなど、片足でバランスをとるものは(危ないせいか?)ありませんでしたが、呼吸とともに身体を十分に使うことができ、体中のサビが落ちた気がします。


実はもう一つ、意外なマタニティヨガの効能がありました。産休以来、引きこもりがちでしたが、外出して体をリフレッシュしたことにより、生活にメリハリが出てやるべきことがサクサク進んでいます。おかげで今日という日をとても有意義に過ごすことができて、幸せです。


参加者は私含めて14名でしたが、みんなのお腹の中に、ちいさなちいさな赤ちゃんが入っているのかと思うと、すごく不思議な気分になりました。


Bスポット治療―初診時の注意点

2011-12-21 16:01:40 | 上咽頭炎
久しぶりに外出したら疲れてしまったのか、菌をもらってしまったのか、興奮し過ぎたのかわかりませんが、風邪をひいてしまいました。


妊婦ですから、飲めるのは葛根湯くらい。あとは温かくしてひたすら寝るだけです。
私は熱がこもる風邪をよく引きます。今回も、熱は微熱程度で、胃腸に違和感あり、頭痛、悪寒、関節痛、上咽頭への違和感…ということで、Bスポットに行ってきました。4時間程度経過した今、頭痛はなくなり気分爽快です。


このBLOGでBスポット治療を紹介してから、ほぼ毎日Bスポット治療の記事検索がされています。それだけ関心が高く、上咽頭炎もしくはIgA腎症に悩んでいる方が多いのだなあ…と、感じています。そこで最近気になり始めたのは、Bスポットの紹介はできたけれど、初めて行く人に伝えておくべきことがあったので…ということです。以下、私なりに気づいた初診時の心構えを列記したいと思います。


1)ティッシュをかなり多めに持参した方がよい
人によりますが、治療後はかなり大量に鼻水がでます(口からも鼻からも)。ティッシュを持参しないのは、あまりにも危険です。私は大体2時間ほどは、鼻をかみ続け、痰を出し続けます。箱ティッシュから20枚ほど抜いて、予備のポケットティッシュから持っていきます。

2)治療後の予定は入れない方がよい
特に初診時。これも人によりますが、私の症状が最も重かった時は、翌日まで痛かったです。患部が痛むだけではなく、少なくとも治療当日は全身の倦怠感、眠気、頭が重い…といった症状が続きましたので、その日は簡単な家事を済ませるので精いっぱいでした。
ただし、現在では十数回治療を重ねたこともあり、耐性もできているので、デスクワークや人と会うといったこともできるようになっています。

3)特にデートの約束は入れるな
よっぽど慣れ親しんだパートナーなら大丈夫でしょうが、鼻水&痰を頻繁に吐き出している姿を見せるのに抵抗があるならば、止めておいた方が無難では…。

4)持参した方がよいもの
1)のティッシュの他は、
マスク…鼻水が垂れているのをごまかせる&激痛の場合は少し痛みを緩和できる(ような気がしました)
水…痛みがごまかせるという方もいます。私は、鼻水&痰を出すとのどが乾くので助かります
鼻うがいキット…私は後鼻漏なので、30~1時間後に鼻うがいをして、溜まった鼻水を出すとかなり爽快です


以上、私が気になっていた点です。


****関連記事****************

上咽頭炎(2011.05.09)
上咽頭炎-Bスポット治療(2011.05.10)※コメント欄に治療院情報を掲載
妊婦なのにBスポット治療(2011.06.24)
Bスポット治療―初診時の注意点(2011.12.21)
久しぶりにBスポット治療(2012.4.4)
上咽頭炎悪化(2012.11.27)
悪化の後始末―上咽頭炎(2012.12.2)
Bスポット―治療の経過(2012.12.9)
Bスポット―治療の経過8回目(2012.12.14)


****参考書籍****************
よくわかる最新療法 病気が治る鼻うがい健康法 体の不調は慢性上咽頭炎がつくる
堀田 修
角川マーケティング(角川グループパブリッシング)

話から透けて見えること

2011-12-18 21:51:13 | DAY


産休に入って以来、すっかりひきこもり生活になっておりますが、今日は銀座に出て、中学からの友人たちとランチをとってきました!


久しぶりに会うにも関わらず、みんなハワイや韓国、フランス旅行のお土産を持ってきてくれました。心に留めておいてもらえて、すごく嬉しかった。なかでもAちゃんは、いつもちょっとした時にプレゼントをくれたり、メッセージカードをくれたりと、とても素敵な心配りができる人です。会うたびに見せてくれるセンスのよい着こなしは、「おしゃれ!」と感心させてくれるし、最近はカルトナージュや写真を趣味としてはじめていて、とても刺激をうけました。


みんなの話を聞いていて、暮らしぶりや趣味、行動様式から「どういう人生志向している人か」「こういう人生を送りそうな人だ」ということが透けて見えるんだ…と、気づきました。ということは、私の今の暮らしぶりから、自分の人生の先も見えるということで、少し恐ろしい。


そういうわけで、帰宅するや否や、マタニティーヨガの予約を入れました。
来週行ってきます。
ひきこもりからの脱皮、楽しみ―。


流されて、幸せ

2011-12-13 22:02:03 | LOVE
旦那さんが、一人で帰省してしまいました。


結婚してから約1年半。
結婚式前夜、マタニティーブルーだった私は、「結婚してもいいのかな…」などと言いだし、旦那さんを困らせました。


愛し続けられるのか、
結婚して後悔しないか、
幸せでいられるのか…


とっても不安で、自分の選択に後悔しないかということもよくわかりませんでした。
私には「絶対にこの人!」という強い思い入れはなかったように思います。「なんとなくこの人がいいのでは…」というあいまいな感じと、よいタイミングがあり、結婚式前夜を迎えてしまったのです。


たぶん、私はとても幸運だったのだと思います。
なぜなら、なんとなーく、ゆるーく決心した(ような気がする)この結婚。
それにも関らず、あの悩ましい結婚前夜よりも、素晴らしい結婚式当日よりも、今の方がはるかに


旦那さんを愛しているし、
後悔どころか満足しているし、
幸せ…


だからです。
今、旦那さんがいなくて一人で家にいるのは、とっても寂しいと思っています。

久しぶりのおしゃべり

2011-12-08 19:58:11 | DAY
8月に女の子を出産したいとこに会ってきました。
産休後、身内以外の誰かに会うのは初めて…どきどき。


いとこは、私の数少ない放射能仲間です。
つい先日まで、1ケ月の保養として富山県にいました。
放射能は、国を挙げて議論するべき問題なのに、なぜか公に語るのがはばかられる雰囲気なのが残念です。私の周りには、


「テレビも政府も大丈夫っていっているから、大丈夫」
「気にし過ぎだよ」
「食品は一応産地を見るけど、あまり気にしない」


という人が多く、一度は心配であることを伝えたら「非国民」と言われたこともあります…。
いとことならばそんなことも気にせず、粉ミルクのこと、赤ちゃん用品のこと、食品のことを話し合うことができます。私といとこに共通するのは、「政府も東京電力も信用できない」「とにかく子供は守らないと」という気持ちです。


高すぎる基準値、暫定基準値。
「ただちに」健康に影響はない…という日本語の意味。
市場に出ている食品は安全と言い、数カ月後に発覚する暫定基準値超えの食品。


3時間近く話をして、久しぶりに誰かと交流した喜びだけではなく、一人だとくじけそうになる放射能問題に対する新たな活力がわいてきました。おっとりしているけど、フットワーク軽く前向きないとこに、パワーをわけてもらい、感謝感謝です。

産休

2011-12-02 07:47:59 | PREGNANCY&BABY
11月30日をもって、産休に入りました。


転職して3年弱。
2度目の転職でしたが、「転職して3年で環境に慣れ、5年で仕事をコントロールできるようになる」という持論の通り、やっと慣れてきて、仕事が面白くなってきたところでした。


ただ、体力的には相当きつかったです。
初期の頃は、つわりや倦怠感、不眠からくる眠気…と、とても仕事ができる感じではなかったです。後期に入ったら入ったで、お腹が重く、腰痛と張りとの戦いでした。


生きるだけで精一杯…まさにそんな状況の中、なんとか続けることができたのは、『母性健康理指導事項連絡カード』を快く書いてくださった産婦人科のお医者様、欠勤や通勤緩和措置に理解を示してくれた職場の方々、手厚くフォローしてくれた同僚のSさん、いつも気にかけ声をかけてくれた会社の方々、そしてなんといっても、お皿洗いや洗濯の取り込みなど、ちょっとした家事を進んでやってくれた旦那さんのおかげです。


比較的元気(?)な妊婦とはいえ、通勤電車に揺れられ、仕事をこなし、朝・お弁当・夕食づくり、掃除・洗濯とこなすのは、さすがにキツかったです。よくやり通したと自分をほめてあげたいです。けれどやはり、「旦那さんも(できる範囲とはいえ)家事に参加してくれている」と感じることができたのが、大きな精神的支えとなりました。


産休・育休は約1年半の予定ですが、戻ってこれるかどうかは分かりません。
いろいろあり、何度も「辞めたい」と思いました。けれど最後は皆に惜しんで頂き、「楽しい」と思える仕事も増え、とても恵まれた環境で働けたことに感謝しています。そうなると不思議なことに、今まであった嫌なこと・辛いことは全て吹っ飛んでしまうのですね。


「終わり」があるということは、とても重要なのだと感じました。
きっと人生も同じで、「死」があることはとても重要なのでしょうね。
残念なのは、今この生活(仕事)が永遠に続くかのように思えてしまうことです。必ず終わりがあり、このメンバーでこの仕事ができるのは今しかない…ということを、心に留めることができれば、きっと人生は違うものになるのだと実感しました。



心のこもったメッセージカードや、手作りのスタイをいただきました