青い星に住む私

30半ばで娘を出産し、まさかの海外移住。
持病の上咽頭炎とつきあいつつ、ストレスフリーな毎日を目指す私的日記。

AT LAST

2013-03-13 05:38:13 | PREGNANCY&BABY
なななななんと、産後初の生理がきました。
約22か月ぶり?あまりにも久しぶりすぎて、一瞬何が起きたのか理解できませんでした。


本当は子供が二人ほしいけど、出産と育児の疲れが全然抜けない。体のガタが回復しない。抜け毛は1年弱で泊ったけど、記憶力を始め、あちこち不具合が生じてます。二人目産んだら再起不能になるんじゃないかと思うくらい…。


隣の奥さんも同じ月齢の子供がいるけれど、上手くシッターを活用したり、寝かしつけを旦那さんにお願いしたりして、睡眠時間の確保や一人の時間を満喫しているみたい。幸い夫は、シッターを雇ってもOKと言ってくれているので、少し負担を減らす方向で考えなくては。


でもシッターを頼むのって、罪悪感感じちゃうのよね、娘に。自分が楽をしたいからって、他人に頼っていいのかって。「ストレス解消して、ニコニコ接してあげた方が子供のため」とか思えない自分。実は自分が「ママだけが子育てすべし」って考えに縛られていて、自分の首を締めているパターン。

離乳食と卒乳

2013-03-12 03:48:15 | PREGNANCY&BABY
全然離乳食を食べない娘、1歳2カ月。4口くらい食べて、もう要らないの相図。毎食1時間くらいかけて、遊びながら、テレビをみながらなんとか食べさせていました。


周りのママたちは、卒乳・断乳を終えて、「モリモリ食べるようになるし、すごく楽よ~」と言います。勧められましたが、まだまだおっぱい離れできないし、成長が遅い娘に断乳を強いるのは酷な話と決心がつかないでいました。


ところが先日、「歯が生えて歩ける子に授乳しているなんて、みていると不愉快、気持ち悪い」という意見があることを知りました。私自身はそう思わないのですが、確かに歯が生えて食べる能力を、歩けて食べ物をとってくる能力ができたら、乳離れだよな…と考えさせられました。と同時に、私が卒乳・断乳に踏み切れないのは、娘の成長を考えてというよりも、私自身の「寂しい」という気持ちが大きいことに気づきました。そして、娘はまだ歩けませんが、つかまり立ちを始め、やっと立ち上がるそぶりを見せるようになりました。まさに卒乳のときなのかもしれません。


娘の好みの硬さにご飯を炊き、おかずも手の込んだものにしました。常に食べ物を用意し、おっぱいのサインを出しても、まずは食べ物を与えました。ご飯も「どうせ食べないから」ではなく、できるだけ温かく、大人が食べても美味しいもの(でも薄味)にしてみたところ、今夜初めて完食。結局昼間は一度も授乳せず、朝と夜のみでした。


「もうお姉さんだから、おっぱいは減らそうね」
「天(娘の名前)の準備ができたら、おっぱいとバイバイだよ」
「ママのおっぱい、なくなってきたよ。天がお姉さんになってきたから」
「ご飯をたくさんたべられるようになったら、パパとママと美味しいものを食べに行こうね!楽しみだね」
「おっぱいなくても、ママはあなたのことこうやってギュって抱き締めるからね」


毎日言い聞かせていましたが、娘は私の本気を待っていたのかもしれません。お腹にいた頃もそうでしたが、赤ちゃん(幼い子)は本当に知っているのかもしれません。なんて賢い存在なのでしょう。

食べない娘

2013-02-26 07:19:53 | PREGNANCY&BABY
1歳1ケ月の娘の食が細くて困ってます。とにかく食べない。食べないから(小腹がすいて?)おっぱいをしょっちゅう要求します。


食べない子というのは、虐待を誘発する要因の一つとしてあげられるように、母親にとってかなりのストレスになります。せっかく作ったご飯をお皿ごと投げ捨てる、コップの水を撒き散らす、なんとか食べさせようと遊ばせながら根気よく付き合って1時間経過。3度の食事のたびに服を換え、床を拭く。その上、ここのところ天気が悪いせいか(ロンドンの天気の悪さは半端ない)、娘の機嫌も悪く、台所に入ることを許してくれない。


私のストレスは頂点に達しました。私の周りの子供たちは、みんな「食べる」子。母親は楽しそうにご飯を与えるし、時として「食べすぎて困る」なんていう。夜も1~2度しか起きないし、卒乳も順調に済んでいる。なのに何故、私の娘はこんなに手がかかるんだろう…。


泣いてチャイルドゲートにしがみつく娘を無視して、腹を立てながら皿を洗っているとき、ふと私の母が言っていたことを思い出しました。


「あなたは本当に食べない子で大変だった。殴ってでも食べさせたわ」


殴ってでも…?
殴られながらご飯を食べるって、どういう気持ちなんだろう。私が覚えている殴られた記憶。場面は鮮明に思いだせるのに、不思議と殴られた痛さも、蹴られた痛さも、全然覚えていない。でも、とにかく怒られるということは、とてつもなく「怖い」ということなんだと、体とに染みついてる。そして鼻の中にティッシュをつめながら飛行機の席についたみじめさが記憶にこびりついている。体の糧となる「食べる」という行為のために、「恐怖」という記憶を心に植え付けることはしたくない。


唐突に、娘は、私なんだと思いました。食べない娘。母親に背を向けられて泣く娘。ああ、私もそうだった。だから私は、私が母親からしてもらって嬉しかったことだけではなく、私が母親からしてほしかったことをしよう。背中ではなく、顔を見せてあげよう。こぶしではなく、言葉をあげよう。私はこの「小さな私」に、そうしよう。


どこまでできるかわからないけど、娘には、私が欲しかったものをあげたい。

出産後に一番欲しいもの

2013-02-18 08:07:57 | PREGNANCY&BABY
オックスフォードにあるアウトレットに行きました。


実は2回目。前回は、寒くて小雨が降る中、1歳の娘をエルゴ(抱っこひも)に入れたまま買い物をしたのを覚えています。狭くて混雑した店内で、娘をかばいながら商品を見て、試着をするたびに娘を下し、娘を座らせるための敷物や椅子を出してくれるように店員と交渉しなければなりませんでした。


娘は重いし、思うように身動きとれないし、雨は降るしで、とにかくくたくたになったのを覚えています。よって今回は、晴れて暖かい日を狙いました。そして、試着が必要な洋服や靴を買うのはあきらめて、空いているであろう食器屋とベビー服屋をめぐるつもりでした。


未だ歩けない娘も、今回はベビーカーに収まってくれたので体は楽チン。夫はメンズ服屋、私と娘は食器屋に入りました。娘がいい感じに寝てくれたので、その間にランチへGO。こうなったら時間勝負です。娘の昼寝は45分~60分。その間に我々が食べて、次に娘に食事(お弁当)をあげなくてはなりません。


そこで夫が、レストランを選び始めました。私は焦りました。注文して食事を食べ終わるまで約40分。店なんて選んでいる暇はありません。ましてやランチ時になったらお店は混みます。そうなったら絶対娘の機嫌は悪くなる…レストランで機嫌が悪い赤ちゃんをあやす程、辛いことはありません。


それだけは避けたい…と思い、レストランを即決。


なんとか無事に食べ終わり、娘が目を覚ましぐずったころにレストランを出ることができました。さあ、今度は娘の番。どこでご飯を食べさせようかと悩んでいたら、丁度UGGの前を通りかかりました。ずっとブーツを欲しがってた私を察して、夫が入店を誘いました。店内は混んでいたので、夫と娘は外で待っていてもらいたかったのですが、一緒に入店することになりました。店員にサイズを確認してもらっている間、夫に「外のベンチでご飯をたべさせてくれるか」と確認したところ、「ここ(店内)であげたらダメかな?」とのこと。その返事を聞いて、涙が出てきてしまいました。


ストレスが、限界に来たのだと思います。買い物はしたいけど、ベビーカーを押して見たいものは見れず、機嫌を気にしてしたいことはできず、その上、娘にとって都合のよい時間に食事を与えることもできない…。気持ちを切り替えて、外で娘にご飯をあげようと涙を拭いた時、おそらく夫は全てを察してくれたのだと思います。


店を出た後、夫は娘にご飯をあげることを申し出てくれました。そして、一人で買い物に行っておいでと行ってくれました。


ものすごく自由でした。行きたかったお店に行く途中で既に、すごく自由を感じていました。久しぶりに身軽で、それだけで嬉しくて舞い上がっていました。混雑具合や試着室の仕様を気にすることなく、ショッピングを楽しむことができました。


勝手にカードを切りましたが夫は嫌な顔一つせずに、私の帰りを待っていてくれました。そして、夫が買い物するときは私が娘を見、私が買い物するときは夫が娘を見るというように、交代交代にショッピングを楽しみました。子供服は一緒にあーだこーだ言いながら買い物することができ、とても楽しかったです。


出産後、ほしくてほしくて仕方がなかった「一人の時間」。本当に幸せでした。
夫に感謝です。

初お絵かき

2013-02-08 22:56:10 | PREGNANCY&BABY

My doughter drew a first picture.
If she could have spoken,I could ask her what she drew.


スペインから帰ってきて、娘がいきなり変わったような。
娘には過酷だった(と思われる)スペイン旅行。寝たいときに眠れず、体を動かしたくても動かせず、食べ慣れない食事を食べさせられ…。


帰ってきてから、夜中の授乳ががくんと減り(2時間おき→3~4時間おき)、ご飯を食べる量が少しとはいえ増え、食卓についていられる時間が長くなりました。また、指差しで遊べたり、物の受け渡しができるようになりました。

育児書どおりにしつけたり(ジーナ式)、成長が遅れているのではと心配したりしたものの、そんなことお買いなしに時期が来たら成長するのだなあ…と、改めて思います。あせったりせずに、彼女の成長にあわせて大らかに見守りたいと思います。

英語

2013-01-08 07:45:20 | PREGNANCY&BABY
娘を連れて、近所の子供図書館へ行ってきました。


間もなく1歳になろうとする娘は、他の子に興味深々。じっと見詰めたり、ニコニコ笑いかけたり、手を伸ばして触ろうとしたり。その姿を見て、


ママ友を作らなくては!


と、強烈に思いました。英語が話せれば、他のお母さんたちに話しかけて、その場だけでも一緒に時間を過ごして娘を他のこと遊ばせてあげられるのに…。私の語学力のなさが、娘の成長の機会を奪っているんじゃないかと思うと、すごく悲しい気持ちになりました。


あせっても仕方がないので、今できること…娘をできるだけ外に連れて行ってあげる、英語の勉強をする…を粛々としたいと思います。



夜泣きの理由

2012-12-21 20:13:55 | PREGNANCY&BABY
数日間、娘の夜泣きが多くてほとほと参ってました。
2時間に一度起きていたのが、30分に一度起きるようになったのです。確かにおっぱいをあげたら寝るのですが、こちらは眠くてへとへとです。そい乳をしているのが原因なのか、風邪気味で鼻が詰まっているのが原因なのかと悩みましたが、原因は単純な物でした。


暑すぎたようです。


毛の敷布団+毛布+かなり暖かい羽毛布団で寝かせてました。私はぬくぬくと丁度良かったのですが、娘には羽毛布団が余計だったようです。羽毛布団を外した結果、20時就寝、7時起床で2回起きる…というリズムに変わりました。

子供への愛情とゆとり

2012-12-11 16:48:30 | PREGNANCY&BABY



早いものでもうすぐ11か月。
その成長ぶりにびっくりさせられます。


テーブルの上では醤油さしをひっくり返し、床に移動してはゴミ箱をひっくり返し。かばんの中から財布を見つけてカードやお札をばらまき、雑誌を破いてページをむしゃむしゃ。スマートフォンをしゃぶってよだれだらけにしたかと思えば、ノートPCのキーボードをはがしてALTキーをむしって口の中へ。


次から次へと事件(?)を起こします。
夜のお休みタイムでまだ眠くないときは、私に寄りかかって甘えたり、お腹が満腹になったらにっこりとわらったり。そんなときは愛しくて愛しくてたまらなくなります。寝かしつけは、手のかかる一大仕事。でも、こんな素晴らしい時間を持てるのは、母親の特権です。


一つ、気になることがあります。
それは、私がこのように娘を愛しく思い、ゆっくりと向き合えるのは、実家にいるからではないかということです。母が家事を一手に引き受けてくれて、私は体力・気力ともにほとんどを娘に向けることができます。つまり、「愛しく思い、ゆっくりと向き合える」のではなく、「ゆっくりと向き合えるからこそ、愛しく思える」のではないかということです。


ものすごく印象的な話があります。『凍りついた瞳』という児童虐待を題材とした漫画に載っている話です。ある病院に、虐待を受けた女の子が運び込まれます。瀕死の状態だったために入院措置が取られました。虐待をしたのは彼女の母親です。医師は女の子を守るために、回復しているにも関わらず入院期間を延ばします。初めは冷たかった母親も、段々と女の子に対する態度を柔らかくしていきます。そして母親は医師に言います。


「先生、私優しくなったでしょう」


と。でも医師は気づいていました。子供が入院している間は、彼女は気が乗った時に見舞いに来て、適当に相手をすればいいだけなのです。母親がストレスを感じることは何もない状態なので、優しくするのは簡単なのです。果たして医師の懸念通り、退院後にはまた虐待が始ります。


私は、この話をよく思い出します。
渡英すれば、私を助けてくれる母はいません。慣れないイギリス生活をスタートさせながらなの育児。夫の援助はどこまで見込めるかわかりません。変わらず、娘に愛情を注ぐことができますように。


凍りついた瞳 (YOU漫画文庫)
ささや ななえ
集英社

離乳食と祖母たち

2012-12-03 15:00:38 | PREGNANCY&BABY

手づかみして投げつけて。やりたい放題



アレルギーが心配だったので、離乳食は遅めに開始しました(食器の煮沸作業が面倒だったという説もあり←ダメママ)。7ヶ月から開始し、「さー、ドンドン食べてw」と、与えてみたものの、全く食べず…。「うちの子は食欲がすごくて~」とか、「2回食にしようかと思って」とかいうママさんたちの話を聞くたびに、


2回食どころか、うちの子一口もたべないんですけど…(-_-)


と、ブルーになってしまいました。
ちゃんと離乳食ガイドブックのレシピ通りにつくり、決まった時間にフィーディングスプーンであげ、果汁や果物などは避けるように気を配ってました。どうして食べてくれないんだろう…。このまま1歳まで食べてくれなかったら、栄養が足りないかもしれない…。そういえば、この目の下のはクマ!?もしや貧血っ!?などと、密かに悩んでおりました。


義母に相談すると、「大丈夫よ~、死にゃーせんて。お腹が空いたら食べるわよー」と、のんきな返答。さすが義母。「上の子に手がかかる」という理由で、夫に1歳まで離乳食を与えなかったという大らかな育児をした人だけあるわ。どうしよう、どうしようと悩みつつ、実家に里帰りしたある日、


母が勝手にミカンをあげているのを目撃。


さらに母は、そのままなし崩し的に、リンゴ、梨、スイカ、柿と続き、手間暇かけて作った離乳食をすっ飛ばし、泣いている我が子にご飯(大人炊き)をしゃもじにつけてあげていました。


そんなこんなで、いつの間にか三回食に突入。相変わらず食べませんが、それでもフィーディングスプーン4さじくらいは食べてくれるようになったので、よしとします。我が意に反して、娘の離乳食が進んでいるのは祖母たちのおかげか…な?