泊ったのはAlila Villas Hadahaaです。
選択基準は、
(1)ハウスリーフがよいこと
(2)水上コテージがあること
(3)新婚旅行にふさわしい宿泊施設であること
で、特に(1)と(3)のバランスが良かったため、アリラに決めました。旅行会社はJTBとSTWの2社を回りましたが、JTBの特典を考慮してもSTWの方がはるかに費用対効果がよかったこと、担当者の質がSTWの方がよかったため、STWで申し込むことにしました。
さて、Alila Villas Hadahaa。
■立地条件
遠い。とにかく遠いです。
マーレで一泊し、そのあとほぼ半日は移動に費やされることを考えると、十分な日程が必要です。ちなみに私たちは、アリラに5泊です。また、移動はスピードボートで60分、海の状態が悪ければ80分はかかるため、子供や体力に自信がない人には辛いかもしれません。とにかく酔い止め必須です。
■ハウスリーフ
素晴らしかったです。
水上コテージだろうが、ビーチエントリーだろうが、すぐに珊瑚に会えます。私たちはラッキーなことに、海亀にも出会いました。シュノーケリングで十分楽しかったです。ポイントは、ジェッティと呼ばれる船着き場⇔水上コテージだったのですが(波が穏やかだとイルカが来るらしい)、私たちは波が高すぎて行けませんでした。なので、コテージの前(ジェッティから、水上コテージとは逆の方向)で主に楽しんでいました。
ちなみに、シュノーケルセットは無料で貸してくれますが、私はゴーグルがいまいち合わず、日本から持っていけばよかった…!と少し後悔しました。ラッシュガードは必須です。尋常ではないくらい、焼けます。
■コテージ
コテージは、フロントやレストランなどから徒歩5~7分のところにある、アイランドヴィラがあてがわれました。おそらく、近すぎもせず、遠すぎもしなかった場所だとお見ます。プール付きではありませんでしたが、全く問題なかったです。もともと、「プールには入らないし」という理由だったのですが、プールサイドでのんびり読書するのも素敵だったかも…と、今になって思いました。あまり遠すぎる場所のヴィラだと、やはりレストランまでの行き来が大変かもしれません。途中スコールに降られたりすると、悲劇です。また、近すぎると、ビーチでは人の往来が増えますので、少し落ち着かないかもしれません。基本的に、ビーチとヴィラの間には、ジャングル(のような木の茂み)があり、それがプライベート感をぐっと出していました。
室内から見た、木の茂みプールヴィラならば、ここにプールが広がる
木の茂みには、ビーチとヴィラをつなぐ茂みがある
■パーソナルホスト
アリラでは、ゲストごとにパーソナルホストが一人、付きます。その人を通して、レストランの予約、サービスのリクエストを行います。パーソナルホストは、i-phoneを携帯していて、彼に連絡するのは基本的に電話です。従いまして、必要最低限の英語ができないと、レストランの予約も取れません。私たちは、パーソナルホストとの相性がそれほど良くなく、とても困りました…。数日滞在してわかったのは、こちらの主張はかなりはっきりと伝えた方がよいことと、サービスまでに時間がかかることです。たとえば、ハネムーナー用のサービスがほとんど忘れ去られており、ベットのフラワーサービスも、スペシャルディナーも、スパサービスも、こちらから「サービスが付いているはずだ」「いつ、受けられるのか」「いつまでに返事をくれるのか」ということを再三問い合わせ、STWが委託している現地旅行代理店に確認し、やっとサービスが受けられるという始末です。
スタッフもやはり人。スタッフごとに性格もサービスも、英語の訛(!)も異なるので、パーソナルホスト以外のスタッフとコミュニケーションをとることで、パーソナルホストが「NO」といっていたサービスが通ったりします。また、彼らはホテル内にあるモスクにてお祈りを捧げたり、月に1~2日しか休めないなど、結構忙しいので、のんびり待つことも必要かもしれません。
いざというときは、ここフロントにて、対面で会話をする
■レストラン
朝ご飯は毎朝レリッシュです。そして夜もレリッシュ。ハーフボードプランというコースがあり、これに申し込むと、一人70$で朝・夕食が付いてきます。もっとも、朝ご飯はホテルを予約した時点で付いてきたような気がしますが…。夕食は、前菜・メイン・デザートから1品づつ注文することができます(一部、ハーフボードが適用されません)。はっきり言って、おなかいっぱいになります。お味は結構美味しく、私たちはマッシュルームのスープが気に入り、毎回注文していました。
朝はフレッシュジュースとデニッシュがスターターとして出ます
レリッシュに飽きたときは、バトゥータに行きました。こちらのレストランは、予約をした方が無難です。私たちは2~3回利用しますいたが、その際、ハーフボードプランは申し込んでいません(バトゥータの場合、ハーフボードプランは割に合わないため)。私たちが気に入ったのは、エビのカレーです。ちなみに、「today's fish」を味わいたかったのですが、連日「今日は船が出せなくて、魚がないんだよねー」と、言われました…。船が出ないと、できないメニューがかなり多いです。レリッシュとは違って、かなり落ち着いた感じがあるレストランです。個人的には、バトゥータの方が気に入りました。
バトゥータで食べた前菜
お気に入りのエビカレー
レストランに行く服装はまちまちですが、女性はワンピースが多かったですね。リゾート用のワンピース。男性はさまざまですが、Tシャツ短パンは数人、大半がシャツ(といってもポロシャツとかアロハシャツみたいな)姿の人が多かったです。
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