青い星に住む私

30半ばで娘を出産し、まさかの海外移住。
持病の上咽頭炎とつきあいつつ、ストレスフリーな毎日を目指す私的日記。

産休

2011-12-02 07:47:59 | PREGNANCY&BABY
11月30日をもって、産休に入りました。


転職して3年弱。
2度目の転職でしたが、「転職して3年で環境に慣れ、5年で仕事をコントロールできるようになる」という持論の通り、やっと慣れてきて、仕事が面白くなってきたところでした。


ただ、体力的には相当きつかったです。
初期の頃は、つわりや倦怠感、不眠からくる眠気…と、とても仕事ができる感じではなかったです。後期に入ったら入ったで、お腹が重く、腰痛と張りとの戦いでした。


生きるだけで精一杯…まさにそんな状況の中、なんとか続けることができたのは、『母性健康理指導事項連絡カード』を快く書いてくださった産婦人科のお医者様、欠勤や通勤緩和措置に理解を示してくれた職場の方々、手厚くフォローしてくれた同僚のSさん、いつも気にかけ声をかけてくれた会社の方々、そしてなんといっても、お皿洗いや洗濯の取り込みなど、ちょっとした家事を進んでやってくれた旦那さんのおかげです。


比較的元気(?)な妊婦とはいえ、通勤電車に揺れられ、仕事をこなし、朝・お弁当・夕食づくり、掃除・洗濯とこなすのは、さすがにキツかったです。よくやり通したと自分をほめてあげたいです。けれどやはり、「旦那さんも(できる範囲とはいえ)家事に参加してくれている」と感じることができたのが、大きな精神的支えとなりました。


産休・育休は約1年半の予定ですが、戻ってこれるかどうかは分かりません。
いろいろあり、何度も「辞めたい」と思いました。けれど最後は皆に惜しんで頂き、「楽しい」と思える仕事も増え、とても恵まれた環境で働けたことに感謝しています。そうなると不思議なことに、今まであった嫌なこと・辛いことは全て吹っ飛んでしまうのですね。


「終わり」があるということは、とても重要なのだと感じました。
きっと人生も同じで、「死」があることはとても重要なのでしょうね。
残念なのは、今この生活(仕事)が永遠に続くかのように思えてしまうことです。必ず終わりがあり、このメンバーでこの仕事ができるのは今しかない…ということを、心に留めることができれば、きっと人生は違うものになるのだと実感しました。



心のこもったメッセージカードや、手作りのスタイをいただきました