青い星に住む私

30半ばで娘を出産し、まさかの海外移住。
持病の上咽頭炎とつきあいつつ、ストレスフリーな毎日を目指す私的日記。

退職届け

2012-11-07 21:18:30 | WORK
部長から、退職届が送られてきました。


辞めたい辞めたいと思っていたけど、実際に辞めるとなると抵抗がありました。いいことも、悪いことも経験できた会社でした。


自らの意思で辞めるのではなく、夫の仕事都合で辞める…ということに、自分を納得させるのは大変でした。けれど、今は不思議とすっきりした気持ちです。


夫の帰任に伴って帰国すれば、4~5年はブランクができます。そのころ40歳。再就職は絶望的でしょう。夫についていくということは、自分のキャリアを捨てるということ。人からみれば下らないキャリアかもしれませんが、私にとっては大切な社会とのつながりです。


とりあえず、今はこれからの出会いを前向きに期待したいと思います。

産休のアナウンス

2011-09-26 21:42:41 | WORK
本日、部長よりメールにて、私の最終出勤日と、産休期間が正式にアナウンスされました。


退職ではなく、産休となったことを喜んでくれる同僚や、妊娠への驚きと惜しみの声(?)、そして祝辞を寄せてくださった他部部長など、素直に嬉しかったです。また、とてもありがたいと思いました。


妊娠22週目。
確かにつわりの辛さはひいたけれど、体力的には結構つらいです。週5日の勤務が後2カ月かと思うと、不安な部分もありますが、せっかく恵まれた環境にいるのだから、十分に活用して将来に備えたいと思います。

上司の昇進

2011-05-12 21:40:24 | WORK
私の大好きな上司が昇進しました。


私は上司の業務秘書のような仕事をしています。
上司が部長として着任した時、私は初めて秘書業務(のような)仕事を行うことになりました。お互い初心者同士。しかし、上司の前任者は飛びぬけて優秀な人でしたので、着任後はとても仕事がしにくそうで、若干気の毒でした。


実際、多くの人が、「彼で大丈夫か…?」と、思っていました。最初の数カ月は、部長職ならではの会議の嵐に振り回され、大変そうでした。そしてその後は、業績が伸びずに悩んでいるようでした。「やっぱり俺じゃあ、ダメなのかな」と、ポツリとつぶやいているのを目撃しました。その1年後くらいには、私にも意見を聞くようになりました。


そして私は、そのころには少しずつ上司に好感を持ち、1年半が経つころには、尊敬の念すら感じるようになりました。


決して一流とはいえないうちの会社においては、なかなかお目にかかれない優れた点を、私はたくさん見たのです。また、部下への気遣いも非常に細やかで、私は随分と勉強させられました。決断力、問題解決能力、ポイントを外さないコミュニケーション能力…。


いい上司に恵まれたな…(仕事のむちゃぶりするけど)と、感じていた矢先の役員昇進です。とても嬉しくなって、心から


おめでとうございます。


と、お伝えしました。
明日から、気を引き締めて丁寧に仕事をしたいと思います。そして、上司のよい点を一つでも学び取りたいと思います。

退職決意

2010-12-06 21:18:29 | WORK
転職してから2年間、毎月毎月「辞めたい」と思いつつ、だましだまし24ヶ月過ごしてきました。結婚してからは、時間的・体力的な余裕がなく、いよいよ我慢できなくなってきました。それでも辞めなかった理由は、年収600万円(くらい。正確にはわからない)が惜しかったからです。けれど、モルディブにいって思いました。


果たして、ストレスをためてもいいほどの仕事なのか。
果たして、家庭を犠牲にしてもいいほどの仕事なのか。
果たして、辞めるのをためらうほど魅力ある職場なのか。


と。NOです。「どうしても、あそこには戻りたくない」という衝動に駆られました。


丁度、今の仕事に全く興味が持てないことに気づいたところです。また、「生きる」ためには「稼ぎ」だけでなく「きちんとした生活」が必要だと思っていますが、実は私の「稼ぎ」は私たち夫婦の生活に大して影響しないことにも気づいてしまったのです。今、私が一番大切にしたいのは、家庭です。優先順位がはっきりしました。ありがたいことに、旦那さんは働き者で、生活費を稼いできてくれます。その上、「辞めてもいいよ」と言ってくれます。


今日読んだ本に、偶然、こう書いてありました。
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優秀な人ほど、「上昇する、新しいことを学ぶ、成長する」ことに快感を覚えがちです。しかし、人生の大部分を成長することばかりに使っていると、本当に大事なものを見失ってしまいます。なぜなら、上昇志向にはまってしまうと、家族との時間や楽しい時間は、成長の邪魔になる感じがしてしまうからです。(中略)そもそも、自分や家族の幸せのために、成功しようとスタートしたはずが、いつの間にか仕事自体が目的になってしまうのです。(中略)なぜ、そんなことになってしまうかというと、今の社会がよくできたマーケティングの仕組みによって動かされているからです。(中略)年収300万円の人には、年収500万円の生活を見せ、500万円の人には、1000万円の世界を見せ、よりそちらのほうがすばらしいように感じさせているのです。
出典:『お金と人生の真実』本田健
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今の私の気分に、ピッタリでした。
使いきれないほどの収入を稼ぐために、家でイライラしたり、体調を壊したりしています。いつの間にか、「女性もキャリアを積む"べき"だ」という考えに捉われ、キャリアを積まない生き方を「正しくない」と思っていることに気づきました。

個人情報主任者試験

2010-11-01 20:36:25 | WORK
2010年9月10日に受けた個人情報主任者試験ですが、無事に合格していました!


■試験内容
・正誤問題
・記述問題


■勉強方法
・個人情報主任者試験のテキストの通読は1回
・演習問題を6回


※ただし、私の感触ではギリギリ受かったという感じです。自己採点ではボーダーラインでした。周囲で余裕をもって受かっている人を見る限り、通読を複数回している人が多かったです。というのも、本番のテストは、演習問題の前後の文言を回答させる質問が多く、演習問題がとけても、その前の条文などは演習問題に載っていないからです。そういった意味では、他の資格試験勉強法とはちょっと異なるかもしれません。


中には、「前のページに、答えが載ってたぞ」なんていう人もいましたので、本番のテストでは、問題の隅々まで「解答はないか」という視点で見た方がよさそうです(時間の余裕はあります)。


■勉強期間
・約1ヶ月
・1日1時間程度
・直前の休日は3~4時間
※あくまで、ギリギリで受かった私です。
しかも、「出ない」と明言されていたテキスト5章は外し、出題確率が低い1、4章もほとんどやりません。とにかく2章と3章のみに、時間を使いました。


フォトリーディング

2010-10-24 22:40:19 | WORK
フォトリーディングの受講を終えました。
2日間の集中講座。10時~19時にわたる講義はきつかったですが、すぎてみるとあっという間です。


感想は、「よくわからん」というのが正直なところです。しかし、『あなたもいままでの10倍速く本が読める』を読んだだけではわからない、「具体的なこと」を知れたと思います。実際のところ、先生も「週間化してものにする」必要があるとおっしゃっていました。


私は小説や、楽しみのために読むノンフィクションをフォトリーディングで読もうとは思いませんが、「これが得たい」という目的が明確なものについては、フォトリーディングを実践していきたいと思います。

[新版]あなたもいままでの10倍速く本が読める
神田 昌典,井上 久美
フォレスト出版

キャリア10年目の不遇

2010-09-29 22:19:18 | WORK
社会人になって10年。
勤務先は3つめとなりましたが、専門職につき、キャリアを積んできたつもりでした。しかし、現在の職場は、上場企業ながら、勤続年数2年もたたないうちに部長が2度ほどかわり、所属部署も2度ほど変わりました。そして遂に業務内容も変わり、


積んできたキャリアとは異なる仕事を与えられました。


集計表やローデータと格闘して、顧客ニーズを追及したり、どんな人がこの商品を使っているんだろうと想像するのは、とても楽しい仕事でしたが、もはや私の仕事ではなくなってしまいました。忙しくって体力的にも辛かったけれど、仕事に夢中になったり、興奮するほど楽しんだりしていたのが、遠い昔のようです。


今は、社会人歴10年目にして、新人です。毎日、「こんなこともわからないのですね」と言われながら、「ありがとうございます」「すみません」の繰り返しです。正直、とても悔しいです。だって、違うこの分野でないときに、よく助けていた人からそんなことを言われるんですもの。


けれど、得たものもありました。
不遇の時だからこそ、あの熱中できた頃の自分はイタかったのではないかと思うようになったのです。もうひとつの視点が加わったのです。頑張りすぎている時、


自分は人一倍苦労していて、
自分が一番の功労者で、
大抵の人は自分より無能だ


と、思ってしまいがちだということに気づいたのです。一つ大人になりました。




気つけ薬

2010-09-02 22:38:46 | WORK
仕事が非常につまらない。
転職するまでは、その会社の稼ぎ部隊で働いていた私も、今では事務仕事が大半を占めています。もちろん、事務の仕事も立派な仕事だと思うのですが、問題は


私はデータを読むのが好きで好きで好きで好きで仕方がない


のに、そのチャンスがないということです。
脳みそが、錆ついて行くのがわかります。たいてい、こういう不本意な状況に置かれて、腐りながら仕事をすると、


未熟者であることを思い知らされる出来事が、起こります。


つまり、起きたのです。私がぼやぼやくさっていたその時、私の気づかぬところで多大なるフォローをしてくれていた人がいたのです。そのことに気づいた時、私は恥ずかしさとみじめな気持でいっぱいになりました。このような出来事が起きると、人は、


自分の傲慢さと視野の狭さを痛感し、仕事への姿勢を見直します。


なので私は、この腐った時に起きる出来事(失敗)を、「気つけ薬」と捉えています。今回の服用により私は、今やっている仕事は、全体の動きを見渡せる仕事であること、今まで未知の業務だったが、大好きなデータ分析をする際に、生かすことができること…と、思いなおしました。