バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

日本は韓国からキリスト教を学べ 73 朝鮮戦争でリバイバルが起こった北から南に逃げる人たち 09 現在の北朝鮮のキリスト教迫害の実態 03 国連の人権理事会が注目 

2023-04-02 04:00:00 | キリスト教国の歴史と現在 韓国
★信者の家族はどうなるのか?

私の場合、幸い家族が処罰されることはありませんでしたが、住んでいた地域から追放されました。

恵山(ヘサン)に住んでいた人は、

甲山(カプサン、恵山から南に20キロ)のような電気も来ないような田舎に移されました。


★逮捕された信者は拷問された?

もちろんです。保衛部は逮捕した信者を眠らせず、5日間ぶっ通しで暴力を振るいます。

そうすれば、やっていないことでもやったと答えてしまうのです。

5人がかりで丸太で殴られるのですから。目撃した人の話では、冷凍拷問というのがあるそうです。

服を全部脱がせて冷凍室に閉じ込めるというものですが、

ほとんどの人が低体温症で死んでしまうそうです。

鉄格子に手を縛り付けて、足が地面につかないようにして放置するという拷問もあります。

ろくに食事も与えずに暴力を振るい続ければ、数日で死んでしまいます。

(参考記事:「北朝鮮で自殺誘導目的の性拷問を受けた」米人権運動家)


★北朝鮮が宗教を弾圧する理由は?

北朝鮮は人々を、金日成主席、金正日総書記の独裁体制と

チュチェ思想だけが生きる道であると洗脳しています。

しかし、聖書には「真理」という言葉があります。

それは「光」のようなものですが、暗闇に閉ざされた北朝鮮にこの光がさせば、

金氏一家がいかにして人民を欺いてきたのか明らかになるでしょう。

北朝鮮の政権を崩壊させる重要な要素の一つが宗教の力だと思います。

キリスト教が北朝鮮に広まれば、政権はどこかのタイミングで崩壊するでしょう。


★宗教を弾圧する北朝鮮政府と、苦しみの中で信仰を守っている信者にメッセージを

手のひらで天を遮るという朝鮮のことわざがあります。

遮ろうにも遮れないという意味ですが、いま北朝鮮国内で起きているあらゆる人権侵害、

特に国家保衛省、人民保安省、政治犯収容所、

教化所で行われている人道に対する犯罪行為は神様もご覧のことでしょう。

私たちは北朝鮮で奇跡が起きるよう祈り続けています。

北朝鮮政府の関係者には、弾圧に同調するのか、皆を自由にする真理を選ぶのか、

よく考えて選択してほしいと思います。

キムさんの主張には若干教会の宣伝が入っていることは否めないが、

信仰によって救われた脱北者の1人といえる。

ただし韓国では、プロテスタントのキリスト教保守勢力が

性的少数者の尊厳を平気で踏みにじる言動を続けている現実もある。

(参考記事:北朝鮮の「同性愛」事情…その知られざる実態を体験者が告白)


国連の人権理事会は、北朝鮮における人権侵害を「組織的かつ広範で深刻な人権侵害」と指摘している。

宗教だけでなく、北朝鮮国内の全ての人権侵害に対して批判の目を向けることが重要だ。



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