『風友の農業日誌』 東別院ふれあい道場・農業活動記録

シニア自然大学校サークル”東別院ふれあい道場”の活動記録と会員への広報並びに、広く訪問された皆様への会の活動紹介です。

2022年01月27日(木)

2022年01月28日 | 農業活動

晴れ 畑の冬菜の懐かしき

参 加
赤井、浅岡、足立、上田、粕野、木下、辻、中尾、並木、西岡、前川の11名

作 業
竹林整備(運搬車2杯)火燃し(炭集積)、小屋内外整備(ネット、資材置き場)野菜の世話(ニンニク追肥、畝起し、防寒他ネット等掛け直し)

収 穫
ハクサイ、ネギ、フキノトウ、ダイコン

購入品
醗酵鶏糞(15Kg x 14袋)

頂き物
キンカン(Nさんより)

ヒノナカブの防寒用ビニルが外れていて、担当Kさん掛け直す。久々に畝を見る、ヒノナが懸命に葉をのばしている!その他終わった冬野菜の片付け、春からの畝準備が始まる。
防虫用ネット等整理片付け直し。Aさんが一枚一枚長さ等を調べ、ネットに記載、収納。
又、小屋横の資材置き場もA、Kさん二名で手直しの上、薪や竿等積み直す。
廃材焼却は昼前の風のない内にと今日も2か所で。前回に運搬の材を仕分けながら燃やし続け、燃やし方もかなりの手練れ、毎回山とできる材がしっかりと灰炭となる。

春間近、フキノトウが見つかった。皆少しずつ分けた。
タマネギにも青草が出てきた。これも皆で少しずつ分ける?

    文:足立


2022年01月24日(月)

2022年01月26日 | 農業活動

晴れ 

朝大阪出掛ける時は小雨が遠くの山は霞んで見えなかった。雨という事は道路の凍結心配なしと安心する。道路温度4度表示、北摂の山は朝霧が白く立ち上がる幻想的な景色を見た。
山影には少し雪が残っていた。小屋裏にも雪がザクザク歩く感覚がふるさとを思い浮かべる、今年は近年にない大雪だとかコロナでなければ飛んでいきたいカメラかついで故郷へ。

今日の一句 コロナ禍をじっと我慢の冬木の芽

参加者
赤井、浅岡、足立、木下、四方、辻、並木、西岡、村山 9名

今日の作業
〇 竹藪廃材片付け → 運搬車(2杯) 男性3人かかりっきり
〇 火燃やし → 山とある竹林廃材の処分 竹の弾くパーン パン メラメラ炎の激しい事
〇 杉焼き材造り → ドラム缶の上に皮剝杉丸太を乗せ焼き目をつけるつ。
   Tさんは黙々と熱い丸太を転がす転がす。服焦げてない? 杉焼き4本
〇 果樹園の剪定 → 虫食いが見られるとか  寒肥の時期ですね
〇 6号畑水抜き → ジャガイモ畝つくりの為排水賂掘り大変でした
〇 野菜の収穫 → 3号白菜終了  4号カブラ畝ネット撤去
〇 水路畦の補修 → 4号田東側水路Mさんのご苦労がにじみ出ています

収 穫
ハクサイ、ニンジン、ダイコン、カブラ、クレソン

今思ふ事
ここに来れば語り合へる仲間がいる
ここへ来れば笑い合へる仲間がいる
ここに来れば小鳥のさえずり聞こえる
ここに来れば野山も生きている
ここに来ればやがて春の足音も聞こえる
だから私はここに来る

  文:四方   写真:赤井


小屋に包丁たてが出来ました。Asさんの力作


2022年01月20日(木)大寒

2022年01月20日 | 農業活動

午前10時頃の気温3℃ 小雪が舞い風も結構強く吹くときがあるが日がさす天候。
3名のメンバーが、一度農場まで来てみたが今後の雪や路面凍結を心配してUターンした。

参加者
赤井、辻、中尾、西岡、前川、村山 6名

作 業
〇 田畑と石田宅間の溝法面の石済み補修。
〇 定尺切り杉檜丸太の樹皮剥き。
〇 大谷川縞鋼板付近の砂利浚渫。
  この浚渫砂利はオオムラサキ飼育用ネットハウスまで運びハウスの基礎に使用した。
〇 ネットハウスをその基礎の上に据付した。

収 穫
赤キャベツ(ムラサキキャベツともいう。Tさんの新作農作物)

残った3名は午後3時頃まで各々の仕事をこなし、ほぼ時を同じくして帰路に着いた。

文:赤井  写真:赤井


この写真は 「”梅岩の里”に舞えオオムラサキ」 プロジェクトのオオムラサキ飼育用ネットハウスです。
サイズ:間口2.2m、高さ2.2m、奥行き3.6m 鉄パイプと樹脂ジョイントで組み立てる製品を購入した。
前々日、前日と本日の3日仕事でこのビニールハウスを組み立てた。
キットのビニールは使わず、1ミリ目のポリエチレンネットを掛けて使用する。

今後、ハウス内部に エノキ苗木4本を定植します。ハウス外にもエノキ苗木を定植し、一部は食樹の予備として鉢植えエノキも用意する。
15周年記念の記念樹として生育中の「エノキ」もその一環として育てましょう。餌不足など緊急時には幼虫の餌として葉を与えてください。

2月中ころに, 現在A自宅にて飼育中のオオムラサキ幼虫をハウスのエノキの株元に置きます。
オオムラサキ幼虫はエノキの枯れ葉等に潜り込んで春を待っています。幼虫は新芽が出るまで絶食中です。

絶食しながらオオムラサキの幼虫は新芽が出るのを待っているのです。
芽吹きとともに食樹に登り新芽を食べて育ってくれることを心待ちにしています。

上手く行けば6月中旬頃、羽化が見られるかもしれません。

羽化すれば、このハウス内で交尾産卵を経て、新しい幼虫が生まれてくるでしょう。
卵の孵化から1年を掛けて幼虫は成長し、来年6月頃の羽化を待って一部は念願の梅岩の里生誕地公園への放蝶 (今から18ヶ月後) となり、以降、このサイクルを繰り返すのがプロジェクトの目標です。

「”梅岩の里”に舞えオオムラサキ」 プロジェクトの進行に関して少し心配なことがありました。
このプロジェクト活動開始と共に、オオムラサキを飼育する上での心配事が解決できて、それぞれ明るい見通しが開けつつあります。

①この地域の自然環境でオオムラサキの成虫が生育できるのか?
ans.生育できると思われる。
 〇昨秋にこの地で夏越した堆肥からカブトムシ幼虫が100頭以上見つかっている。
 〇という事は昨年夏にカブトムシが飛来して産卵した事になる。
 〇カブトムシ成虫が生きていける餌場、樹液近くにある。
 〇カブトムシ成虫と同じ樹液を吸うオオムラサキ成虫が生育できる。

②この地域の自然環境に自然のオオムラサキがいるのか?

ans.生育している証拠を掴めたので居る事はほぼ確実である。居ても個体すうが少なく、更に不慣れなため蝶を確認できていない。
 〇北斜面の竹藪に続く山中に数本のエノキ大木があり、内4本の樹の根元50cm以内の落葉を
  それぞれ2000枚程を他と混じらないように別々に採取し、数日をかけて一枚一枚葉の表裏を精査して幼虫を探した。
  どの樹の株元からも複数頭のオオムラサキ幼虫を採集できた。(それら幼虫をプロジェクトとして飼育している。)
  エノキを食樹とするゴマダラチョウもオオムラサキの2~3倍の率で混ざっておりその見極めが難しい。
 〇オオムラサキ幼虫はエノキの落葉時期に自食樹から下り、その根元の落葉に潜り込み、
  翌年春の芽吹きを待つ。数m離れた他の樹の根元まで移動するとは考えにくい。
 〇という事は、これら4本のエノキのどの樹にもオオムラサキが育っていたと考えられる。

③この地域内でオオムラサキ幼虫が得られたことは、それを飼育して数を増やし放蝶しても地域固有変異が守られ安心である。もしこの地域で自然に育ったオオムラサキが得られなければ、他所から幼虫を持ち込むことになり、地域固有変異を混乱させる恐れがあった。
 飼育指導協力していただいている方には他地域産幼虫を継続飼育していただいている。当地産オオムラサキ飼育が困難になった際の保険として意義は大きいと考えています。

以上の疑問が解けたので、 「”梅岩の里”に舞えオオムラサキ」 プロジェクトの大きな心配事が無くなり、
安心してプロジェクトを進まられる見通しです。 赤井記す。



 

 

 

 


2022年01月17日(月)

2022年01月18日 | 農業活動

晴れ 講座生実習日

参 加
赤井、浅岡、足立、上田、木下、辻、中尾、並木、西岡、村山 10名

作 業
竹林整備と材運搬、竹木材焼却、焼却灰集積、畝準備6号(ジャガイモ)、苗木育成準備下野園8号(イチジク)、杉皮むき、

収 穫
ハクサイ、ニンジン、ナバナ

シニア実習生対応概略
 火曜コースの玉野さん 銅子さん  石田さん挨拶(お茶を戴く)   
会館でふれあい道場概略説明~活動地案内(南側)~昼~収穫、薪割り~苗木植え付け~竹林整備等

八木さん瑞沢さん来訪
 八木家の一部に建柵の為の木材伐採、運搬。久々に出会う。毎月曜整備に在宅との事。今年もよろしく。

この時期の実習については、農閑期でもあり、どれほどの体験を提供できるか心配をしていたが、十分な内容となったと思われる。予定していた以外に、巣箱養蜂採蜜の話、指導者を得ての薪割りや苗木植え付け、竹林整備の体験などがあった。

午前は穏やかだったが、午後からは風も出てきた、火燃し関係は早めに消しに入った。

  文:足立    写真:赤井


2022年01月13日(木)

2022年01月15日 | 農業活動

晴れ 道中に雪なし、東掛に入ると日陰に雪、冷気も一入

参 加
赤井、浅岡、足立 辻、中尾、並木、西岡、前川の8名

作 業
竹藪整備 竹木廃材焼却、発電機・キャブレター分解清掃(キャブレタークリーナー多用)したがまだエンジン起動できず。

収 穫
ハクサイ、ダイコン、長葱、芽キャベツ

頂き物
前のお宅の蜜柑

竹木材がどんどん積まれ焼却間に合わず、今日は2か所で燃やす。従来のドラム缶の方は、Tさんが午後まで付きっ切りで、合間合間には材の移動仕分け、丸太の皮むきと、休む間も惜しんでずっと「作業中」だった。
一方新野焼き場では、昼頃に取り忘れサツマイモを灰の中に入れたが、残念乍ら誰の口にも合わなかった。
双方共、今日も沢山の木灰を得た。

今まで何事もなかった7号の野菜が鹿害を受けていた。

竹林整備は今日も運搬車2台分(それも2台目は詰め詰めの山盛り)。車道に掛かる竹もあって、3時過ぎからの交通指導員募集となった。

大雪情報が出されているここ数日、往復がとにかく案じられる中、「東掛は亀岡だが、ここの天気は高槻に近い」とは毎冬の地主さんの言葉である。

   文:足立  写真:赤井


14号畑付近の積雪


白い花がミツマタの花(カメラ焦点が合わずにピンボケですが・・)


発電機エンジンのキャブレター(分解掃除中)


2022年01月10日(月)十日えびす

2022年01月10日 | 農業活動

成人の日 晴れ 東別院農場は穏やかな日和
今日は祭日なので隣のグラウンドには沢山の車が来てゲートから駐車場の斜面は駐車で満杯、最前の車は前が道路にはみ出している。全豊中少年野球連盟?のマイクロバスも来ていた。グラウンド西側ゲート側も車で満杯。

参加者
赤井、上田、粕野、木下、辻、中尾、並木、西岡、村山 9名

作 業
〇門松の植え込みから葉ボタン苗株を栽培畑に移植 (次期栽培用種子を得るため)
〇門松解体撤去
〇道路脇竹藪の整備、竹藪排出の竹材等の運搬(運搬車1杯)、排出竹材の焼却(14号畑野焼き、小屋前ドラム缶焼却)、西側境界線付近まで作業は進みこの作業進捗状況は50%は越と思われる。
〇担当野菜の手入れと収穫
〇シイタケ園整備
〇暮れに使用した餅箱の破損個所修理(全体にステンレス小釘打ちで補強) 十分乾燥済みなのでポリ袋包装で次回の使用まで保管。
〇2号田東法面補強作業

収 穫
芽キャベツ、ホウレンソウ、シイタケ、金時ニンジン、キクナ、ナバナ、前回休みの人にハクサイ

頂き物
Nさん里帰り土産 2品目を頂いた。

   文:赤井   写真:赤井

手前に未整備箇所が残る 道路脇竹藪の整備状況


芽キャベツ初収穫  Tさん初体験栽培の収穫です。


2022年01月06日(木)寒の入り

2022年01月08日 | 農業活動

曇り後晴れ 新年祝賀

参 加
赤井、浅岡、足立、上田、粕野、四方、辻、並木、西岡、前川、村山の11名

作 業
引き続き道路わきの竹藪整備 廃竹材等の焼却、冬野菜の点検と収穫、ハクサイ繩巻、チェンソー・キャブレター洗浄整備

収 穫
ハクサイ、キャベツ、ナバナ、カブ

来 客
石田二郎さん
東別院小学校校長、昨年収穫の糯米を持って来られた。

道路凍結の案じられた朝ではあったが、少しの霙のみ、穏やかな東別院の初春となった。
全員揃うのが10時を過ぎてしまい、皆してご挨拶にと思った時には、既に二郎さんの軽トラが上がって来た。
16年目を迎える今春も、門松を愛で、若水を得て、火を囲み、御慶を交わす一時を戴く。

学校長来訪。年頭のご挨拶を戴く。昨年収穫の子たち手植え手刈りの、もち米を持って来られた。4合入り3袋、今年は全30kgあったという。学校の児童や関係者に配るのに、子供たちが内袋も外袋も、そのデザインを工夫したそうな。内袋には稲穂が付いている!
☟写真をご覧ください。 収穫量 30.7kgで2015年小学校もち米栽培協力開始以降最高記録です。

久々の畑に、野菜の様子は如何と順に一つ一つ見て歩けば・・・・。
ネットを外したキャベツとブロッコリーが鹿害に。キャベツは大きく巻き始め、そろそろ初物をと思っていた矢先、ブロッコリーは花蕾がこれからかと待ち望んでいた折、殆どが食べられてしまっていた。昨秋から手塩に掛けた担当には掛ける言葉も見当たらない。
被害のなかった1~2本が採種用に6号東に移植された。
畑に倒れていた葉牡丹1本も採種用に移植。
白菜が大物に育って、これが正月の祝いとなった。残りを寒さ除けにと包んで藁で括った。

道路わきの竹林整備は、午後から人手も得て、作業も随分慣れて来て、捗っている。焼却竹材運搬(運搬車2杯)
竹木材は山と積まれ火燃しの方が追い付かない。出来た木灰は早速活用。次回からは火を付ける前に袋に入れるか、場所を決めて集収を。

昼にKさんから新年のおやつ餅、美味しく頂戴。

    文:足立    写真:足立


小学校からいただいた もち米の入った手提げ袋  (小学生手作り)


小学校からいただいた もち米袋 (小学生手作り) 稲穂にご注目