カースト(caste)
もともとはポルトガル語の「家柄、種族」を表す語castaから来ている。インドでは「ヴァルナ」と呼ばれている。「ヴァルナ」とは「色」を意味し、はじめインドに侵入してきた白色人種のインド・アーリアンが、色の黒い原住民とを区別するために用いられたという。
いわゆる4カーストは以下のとおりである。
・司祭階級(ブラーフマナ)……ブラ(フ)ミン、またはブラーミンと呼ばれることもある。
日本では漢訳仏典からの訳語を用いてバラモンと表記されることが多い。
・王族(クシャトリヤ)
・庶民(ヴァイシャ)
・隷民(シュードラ)
上位3カーストを再生族(dvija)とよび、入門式(upanayana)をあげ、それを二度目の誕生としてアーリヤ社会の一員と認められる。
しかし、インドでは、上記のヴァルナ以外に、世襲的職業集団を表すジャーティもあり、ジャーティとヴァルナが複雑に絡み合っているのが、カースト制度である。
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当ブログのメインサイト「Hinduism & Vedanta」にも、ぜひお立ち寄りください。
「スワーミー・ヴィヴェーカーナンダの生涯と講演集」以外に、「イーシャ・ウパニシャッド」と「バガヴァッド・ギーター」のシャンカラ註の翻訳や、「シャンカラの伝記の絵本」、また「インドの漫画」や、インド神話の宝庫である「バーガヴァタ・プラーナ」の翻訳などをアップしています。
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・司祭階級(ブラーフマナ)……ブラ(フ)ミン、またはブラーミンと呼ばれることもある。
日本では漢訳仏典からの訳語を用いてバラモンと表記されることが多い。
・王族(クシャトリヤ)
・庶民(ヴァイシャ)
・隷民(シュードラ)
上位3カーストを再生族(dvija)とよび、入門式(upanayana)をあげ、それを二度目の誕生としてアーリヤ社会の一員と認められる。
しかし、インドでは、上記のヴァルナ以外に、世襲的職業集団を表すジャーティもあり、ジャーティとヴァルナが複雑に絡み合っているのが、カースト制度である。
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