バラモン教の根本聖典である『ヴェーダ』は以下の4種を数える。
・ 「リグ・ヴェーダ」…讃歌の集成
・ 「サーマ・ヴェーダ」…歌詠の集成
・ 「ヤジュル・ヴェーダ」…祭詞の集成
・ 「アタルヴァ・ヴェーダ」…咒法に関する句の集成
各ヴェーダは、主要部分である「本集」、本集の説明文献である「ブラーフマナ」、森林の中で伝授される秘義を説く「アーラニヤカ」、そして「ウパニシャッド」を含む。
狭義に「ヴェーダ」という場合は、「本集」のみをさすが、4種の各部分を含んで広義の「ヴェーダ」となし、それらは、往古の聖仙達に啓示された永遠の存在であるとして『天啓聖典』と呼ばれる。
それに対して、『聖伝書』は、聖仙達が著し語り伝えてきたもので、「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」などの叙事詩、「マヌ法典」などの法典類などが含まれる。
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当ブログのメインサイト「Hinduism & Vedanta」にも、ぜひお立ち寄りください。
「スワーミー・ヴィヴェーカーナンダの生涯と講演集」以外に、「バガヴァッド・ギーター」、「イーシャ・ウパニシャッド」のシャンカラ註や、「シャンカラの伝記の絵本」、また「インドの漫画」や、インド神話の宝庫である「バーガヴァタ・プラーナ」の翻訳などをアップしています。
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・ 「サーマ・ヴェーダ」…歌詠の集成
・ 「ヤジュル・ヴェーダ」…祭詞の集成
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狭義に「ヴェーダ」という場合は、「本集」のみをさすが、4種の各部分を含んで広義の「ヴェーダ」となし、それらは、往古の聖仙達に啓示された永遠の存在であるとして『天啓聖典』と呼ばれる。
それに対して、『聖伝書』は、聖仙達が著し語り伝えてきたもので、「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」などの叙事詩、「マヌ法典」などの法典類などが含まれる。
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未だにインド人の少なからぬ人々はヴェーダを『天啓聖典』と本気で信じているのでしょうか?
ネルーは「古代の雑多な知識の寄せ集め」と評していましたが。
書き込みありがとうございます。
もはや、ヴェーダを『天啓聖典』と本気で信じている人はいないかも知れませんね。
でも、ごりごりの信奉者も、田舎の方にはいてもおかしくはない気もします。
『聖書』の創世記を頑なに信じている日本人の方もいらっしゃるでしょうから、インドでは、なおさらあり得るかもしれません。
先日、宮城の方に帰省して参りました。
新幹線の車中から見る夕暮れの仙台は、ライトアップされた鉄塔も含め、とても美しかったです。