BENのブログ Going My Way

仕事、子育て、遊びなど、自分のモチベーションを上げるために書き始めることとしました。

最近、がっかりすることが多いな・・・

2009-07-13 12:43:21 | 自閉症
土、日に北海道特別支援教育学会に参加しました。
興味のあるシンポジウムを見ていて、
ちょっとがっかりしたことがありましたので、
記事に書いちゃいます。

ある方の発表で、
養護学校卒業の就職について発表されていました。
就職率25%を上げるため?に、
企業の視点で教育(支援)をする必要がある。
企業では、視覚支援のような環境を整える支援は、
手間がかかるため、
言語による指示が理解できるように、
学校も視覚支援から言語指示に「改善」しなくてはいけない。
と発表されていました・・・

言語指示による教育の結果が、
現在の就職率であるし、
(視覚支援を正しく行えている学校はそれほど多いとは思えない)
視覚支援などを活用することで、
より業務も効果的になるとともに、
コミュニケーションも円滑になります。

その有用性を学校が理解し、
企業に引き継ぐことが、
実就職率を上げることになると私は考えます。

おそらく普段から、
やっていても、
「なんちゃって視覚支援もどき」で、
本人の認知力を理解しないで行っていることから、
そのような「改善点」という発想が生まれるのだと
思います。
※ 最近見た学校の生徒向けの掲示物は、子供の目の高さになく、
見上げなくては気がつかないところに貼ってあります。
そんな所からも、違うな・・・と感じます。

次男坊の将来に悩んでいる今日この頃、
障害を抱える子どもたちにとって、
義務教育以降の教育環境は、
とても厳しいものであると、
がっかりするやら、辛いやら・・・

どこまで、親が責任を持って環境を換えるように
働きかけ続けなくては、いけないのでしょう?
先生方は、
発達障害者支援法などがあるように、
目指す社会の姿をイメージできているのかなあ~

なんか、がっかりが多き今日この頃です。

書き忘れましたが、

がんばっている先生方と飲むことができ、
力をもらった学会であったのも事実です。
遅くまで付き合っていただきありがとうございました。