続・イタリアンフェア

あんまり個人的にこんなことがあった、あんなことがあった。と言うよりも、もう少し第三者的な立場で書いていきたいと思っているのですが、日伊文化交流協会の会報LA SPIGAに関してはその意識がすっごく強いのですが、これはブログつまりは日記の類なので、今回はそんながっちゃんの一日を書きます。
さて、某大阪のH百貨店で開催中のイタリアンフェアですが、私はイベント会場のMCをやっています。ただ今回の仕事、現場のディレクターも兼ねているので、お料理教室のさいには、お皿やフォークの準備から、座席にレシピを配ったり、呼び込みの前説をしたり、お客さんが少ないときはサクラを頼みに行ったり、もうありとあらゆることをやっております。
今日なんかは、チンタセネーゼについての講座と言う予定だったのが、講師を務めるシェフが来るなり、「アレ？　鍋は？　えっとフライパンはこれでいいや。えっとそれからね。」って言い出して、「え？　講義じゃないんですか？」って聞いたら「そりゃやっぱりお客さんだって食べたいでしょう～、まっそんなに難しいもの作らないしさ、パスタ用意してくれたらあとはなんとかするよ」って言い出して、もうゲゲゲって感じです。
火を使うには許可が要るし、電圧のこととか、事前の申請を何も出してなかったので、もう慌ててあれこれしました。
そのあとの、イタリア人シェフによるお料理教室は、もともとメディチ家の料理を再現するということで、レシピが異様に難しくて、だから、作らずに、半製品にしておいて、最後の盛り付けだけをするって、予定だったのに、他のシェフが作るを見たら、自分も絶対作るって言い出して、涙チョチョ切れそうです。
それが作っている内容が事前にプリントしたレシピとは全く本当に全然、完璧に違っていて、例えば、「セロリと、ニンニクをミキサーにかける」。と書いてあったら、それは「みじん切り」。「トマトは湯向きをして」はナシ。「ウニは半分をカニと唐辛子と一緒にミキサー」へ、は全部をいきなり火にかけるし、もう全ての手順がめちゃめちゃ。
その上、イタリア人ってしゃべりだしたら手が止まるから、パスタが茹で上がっているのに、ソースが出来てなくて、もうハラハラしました。日本人の助手が見かねて、途中でパスタを引きあげましたけれど、時既に遅し・・・

その上、最後の料理教室はテレビ局での撮影が押して、帰ってこないし。
お客さんからは文句が出るし、波がチョチョ切れそうでした。
明日は、カンツォーネコンサート、料理教室、ワイン教室などがあります。
関西にお住まいの方は、是非遊びにいらして下さいね。


↑クリックしていただけると、ランキングがアップします。のでどうぞよろしくお願い致します