トレヴィーゾは、ヴェネツィアのメストレ(島に渡る手前の駅)から北へ20分弱、ヴェネト州の町です。特別、何かすごい歴史的遺産があるとか、景色が特別に綺麗だとかそういったものはないのですが、観光客で溢れかえった(自分もその一人でけどね)ヴェネツィアの町をちょっと離れ、すこしゆっくりしたいときなどおすすめの町です。
駅の前はバス停やタクシー乗り場がありますが、トレヴィーゾの町は小さいので、充分歩いて回れます。観光都市ではないので、駅の中に観光案内所もなく、地図を手に入れることは難しいのですが、今はGoogleなどで町の地図をネットで検索することも簡単ですし、万が一迷ったとしても、非常に治安の良い町なので、心配ありません。
トレヴィーゾは運河の町として知られ、水路が町を取り囲みます。運河といえばヴェネツィアですが、ヴェネツィアのようなにごった海水ではなく、こちらは澄んだ川の水です。水草が茂り、水鳥が羽を休める。そんな運河沿いを気持ちの良い風が吹き渡っています。
旅行というのは、行く季節や天候によってずいぶん印象が変わりますが、トレヴィーゾを訪れたのはいずれも4月。本当に気持ちの良い陽気でした。
不思議だったのは、お昼過ぎの2時ごろは町の中にほとんど人けがなく、ドゥオーモの位置を訪ねるにも通行人さえ見つけるのが難しい。と言う感じだったのですが、4時近くになり、昼休みを終えた店がオープンしはじめると、どこからともなく人手溢れ、どの店もびっくりするような数の人で賑わっていました。
そう、トレヴィーゾはショッピングするには最適の町です。
写真はシニョーリア広場に建つ市庁舎ですが、この近くにはブティックがたくさんあります。とはいえグッチとかヴィトンなどの有名ブランド店があるわけではないのですが、トレヴィーゾはベネトンの本社がある町。その影響か、ファッション関係のお店が充実しているのです。
買い物に全く興味のない人には、余りおすすめできないかもしれませんが、イタリアって、ぼーっと歩いていると引ったくりにあいそうな緊張感に満ちた町が多く、逆に、一人でブラブラ歩くことが出来るような町、たとえばアッシジとか、モンタルチーノとかそういう町は、買うものがないというか、お土産品ばっかり。だったりするので、その意味でジェラートを舐めながら、ウインドーショッピングを楽しめる楽しい町です。
日帰りだと、夕食まではいないかもしれませんが、もしトレヴィーゾで夕食をとる機会があれば超オススメのお店があります。
池田匡克著の「イタリアの老舗料理店」にも紹介されているベッケリーエです。
私と友人がこの店を訪れたのは、雑誌フィガロで見つけたので(ミーハー)この本を読む前だったのですが、銀食器でサーブされるヴェネト料理の数々は老舗料理店の名にふさわしく、素晴らしいものでした。
池田氏によると、トレヴィーゾはラディッキオ・ロッソ、またはラディッキオ・トレヴィッジャーノと呼ばれるチコリの一種が有名で、生で食べればみずみずしく、焼いて食べればたまらないとのことです。
また、これはオーナーから聞いたのですが、ベッケリーエとは、ヴェネト地方の方言で、「肉屋」のことだそうで、レストランのある一帯は、昔市場で、肉屋が経営する食堂だったとのこと。なので、肉料理が有名なのだそうです。
私たちが行ったのは、ちょうどアスパラガスの季節だったので、白アスパラガスのスープに、白アスパラガスのオムレツ、アスパラガスのリゾットなどアスパラ尽くしでしたが、大満足でした。
もう一度食べたい味です。
Antico Ristorante Beccherie
Piazza Ancilotto,11 Treviso
0422-540871
↑クリックしていただけると、ランキングがアップします。のでどうぞよろしくお願い致します
駅の前はバス停やタクシー乗り場がありますが、トレヴィーゾの町は小さいので、充分歩いて回れます。観光都市ではないので、駅の中に観光案内所もなく、地図を手に入れることは難しいのですが、今はGoogleなどで町の地図をネットで検索することも簡単ですし、万が一迷ったとしても、非常に治安の良い町なので、心配ありません。
トレヴィーゾは運河の町として知られ、水路が町を取り囲みます。運河といえばヴェネツィアですが、ヴェネツィアのようなにごった海水ではなく、こちらは澄んだ川の水です。水草が茂り、水鳥が羽を休める。そんな運河沿いを気持ちの良い風が吹き渡っています。
旅行というのは、行く季節や天候によってずいぶん印象が変わりますが、トレヴィーゾを訪れたのはいずれも4月。本当に気持ちの良い陽気でした。
不思議だったのは、お昼過ぎの2時ごろは町の中にほとんど人けがなく、ドゥオーモの位置を訪ねるにも通行人さえ見つけるのが難しい。と言う感じだったのですが、4時近くになり、昼休みを終えた店がオープンしはじめると、どこからともなく人手溢れ、どの店もびっくりするような数の人で賑わっていました。
そう、トレヴィーゾはショッピングするには最適の町です。
写真はシニョーリア広場に建つ市庁舎ですが、この近くにはブティックがたくさんあります。とはいえグッチとかヴィトンなどの有名ブランド店があるわけではないのですが、トレヴィーゾはベネトンの本社がある町。その影響か、ファッション関係のお店が充実しているのです。
買い物に全く興味のない人には、余りおすすめできないかもしれませんが、イタリアって、ぼーっと歩いていると引ったくりにあいそうな緊張感に満ちた町が多く、逆に、一人でブラブラ歩くことが出来るような町、たとえばアッシジとか、モンタルチーノとかそういう町は、買うものがないというか、お土産品ばっかり。だったりするので、その意味でジェラートを舐めながら、ウインドーショッピングを楽しめる楽しい町です。
日帰りだと、夕食まではいないかもしれませんが、もしトレヴィーゾで夕食をとる機会があれば超オススメのお店があります。
池田匡克著の「イタリアの老舗料理店」にも紹介されているベッケリーエです。
私と友人がこの店を訪れたのは、雑誌フィガロで見つけたので(ミーハー)この本を読む前だったのですが、銀食器でサーブされるヴェネト料理の数々は老舗料理店の名にふさわしく、素晴らしいものでした。
池田氏によると、トレヴィーゾはラディッキオ・ロッソ、またはラディッキオ・トレヴィッジャーノと呼ばれるチコリの一種が有名で、生で食べればみずみずしく、焼いて食べればたまらないとのことです。
また、これはオーナーから聞いたのですが、ベッケリーエとは、ヴェネト地方の方言で、「肉屋」のことだそうで、レストランのある一帯は、昔市場で、肉屋が経営する食堂だったとのこと。なので、肉料理が有名なのだそうです。
私たちが行ったのは、ちょうどアスパラガスの季節だったので、白アスパラガスのスープに、白アスパラガスのオムレツ、アスパラガスのリゾットなどアスパラ尽くしでしたが、大満足でした。
もう一度食べたい味です。
Antico Ristorante Beccherie
Piazza Ancilotto,11 Treviso
0422-540871
↑クリックしていただけると、ランキングがアップします。のでどうぞよろしくお願い致します
またちょくちょく遊びに来ますね。
フィガロに載っていたときも、ごく小さな地図と運河の町ぐらいの説明しかなくて、あとはレストランが2軒掲載されているだけだったので、モニュメントの名前とか歴史とかはよく解らないんです。
なので、本気で観光する人にとっては退屈かもしれませんが、町の佇まいが良かったのでご紹介しました。
あたしが住んでいたのはとっても、しがない街だったので、週末はトレヴィーゾによく来たなぁ~。
ラディッキオは季節になると毎日のように食べました。サラダでも焼いてもおいしいんですよねぇ~♪
日帰りで遊びに行きました。
そうですよね!
かわいいお店が沢山あった記憶があります。
運河も素敵だったし、
是非また行ってみたい町です!
このレストラン・・・
今度は是非行ってみたい!
そうなんですか、トレヴィーゾのお近くにお住まいだったのですね。治安もいいし、町は綺麗だし、とっても良いところですね。
milkyさんへ
ゼヒゼヒ、ベッケリーアへ足をお運びくださいませ。イタリアのレストランってチョー高い店でもサービスがイマイチだったりしますが、(そのくせメニューだけは女性には値段のないものを渡すんざますけれどね)そのベッケリーアは老舗料理店って感じだったのざますのよ。
お味もグーでございました。