日伊文化交流協会

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イタリアで落語?!

2008年08月10日 00時10分23秒 | イタリア全般
「イタリアで落語」このタイトルに驚かれたかたも多いのでは?
えっと、まず最初に申し上げたいのは、
営利目的ではありません。
日本の古典芸能の一つである落語。
それも上方落語を世界に発信するというのを聞いて、せめて宣伝のお手伝いでも出来ればと思い、拙ブログでご紹介いたします。

もともとは「桂歌之助と行くミラノ、フィレンツェ、そしてトスカーナでの農園体験」と言うツアーがあるのですが、そのツアーの最中に、桂歌之助の高座が2回(ミラノとトスカーナのスベレート)で予定されていて、それもなんとイタリア語で落語をするそうです。
噺の翻訳については、イタリア人が監修をしたそうですが、どこまでイタリアで日本の話芸が通じるのか、楽しみなところです。


2回ある高座のうち、ミラノのスケジュールは以下の通りです。

■9月2日(火曜日)
■午後20:30分開場 21:00開演
■場所:CIRCOLO ALESSANDRA VOLTA(Via Giusti 16)
■落語他、日本人歌手が日本歌唱を歌います。


なので、イタリア在住の日本人の方、その配偶者の方(イタリア人、日本人問わず)双方に楽しんでいただけるのではないかと思います。

この機会に、歌舞伎、能、人形浄瑠璃、書道、茶道、花道、香道、俳句、柔道、剣道、日本舞踊、などのさまざまな日本文化の中に、この「落語」と言うジャンルがあることを是非知って頂けたらと思います。

高座は無料だそうです。
一人でも多くの、イタリア人に日本の古典芸能を楽しんで頂ければ嬉しく存じますので、ご都合のつくかたは是非足をお運び下さい。
なお、参加方法などにつきましては、直接主催者にメールでお問い合わせ下さい。

■宛先:uta-2008@live.lp
■件名:桂歌之助高座について
■本文:日伊文化交流協会のブログでみた。

お問い合わせの際は、このように書いていただけるとスムーズかと存じます。


桂歌之助三代目HP

昭和46年3月13日生まれ。大阪府高槻市出身
千葉大学工学部卒業。平成9年(1997年)3月、二代目桂歌之助に入門して「歌々志(かかし)」。
平成15年(2003年)NHK新人演芸大賞「はなしか入門」で入賞。
平成18年(2006年)1月、産経新聞社主催「なにわ芸術祭新人賞」を「稲荷俥」で受賞。
平成19年(2007年)1月、三代目桂歌之助を襲名。
同年1月5日、「桂歌々志改メ 三代目桂歌之助襲名披露公演」を開催。
2007年、「第1回 繁昌亭大賞 輝き賞」
平成19年度文化庁芸術祭賞新人賞(桂歌之助独演会の成果)
平成19年度「咲くやこの花賞(大衆芸能部門)」受賞。


なお、日本在住の方で、是非このツアーに参加したい。
とお考えの方は、下記の日程となっておりますので、詳細は直接旅行代理店にお問い合わせ下さい。

今月10日間コースは今月出発ですのでお急ぎ下さい

【8日間メインコース】
9月1日(月)~9月8日(月)
328,000-

【10日間ゆったりコース】
8月31日(日)~9月9日(火)
364,000-

これ以外に、一人部屋利用追加料金、各地空港税、燃油サーチャージが必要となります。


連絡先: ヒマラヤ観光株式会社 電話:03-3574-9292
東京都港区新橋3-26-3 (担当:井本・堀内)
E-mail: info@himalaya-kanko.co.jp

クリックするととHPが表示されます→ヒマラヤ観光

落語家・桂歌之助による日本人初めての試みとなる(たぶん)イタリア高座を応援に行ってしまおうというというツアーですが、高座だけではなく、トスカーナ地方にある農園に宿泊し、葡萄収穫体験や、日本人オーナーが経営する農園(ブリケッラ農園)で作った有機野菜やワインでのお食事もお楽しみいただけるとのことです。

こちらのブログ↓にも詳しく紹介されています。
ヨキータの哀愁日記


とにかく、トスカーナでの講演は、詳細が決まっていないので、今ここではこれ以上の情報がないのですが、ちょっとでもご興味があれば、是非お問い合わせくださいね。
今、アメリカで英語で落語公演をされておられる噺家の方がいらっしゃいますが、今回はなんとイタリア語です。
バルゼレッタの国イタリアでは、話芸は絶対受けると思うんですけれど・・・
とにかく、これを機会に、一人でも多くの方に見ていただいて、落語が寿司SUSHIみたいに、RAKUGOとして、世界に広まったらいいなぁ~なんて思っています。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
落語イタリア~ノ!? (Quattordici)
2008-08-10 09:32:06
こんにちは!
私は落語というものを実際に見た(聴いた?)ことがないのですが、日本語で面白く話されたことを、イタリア語にどのように変換して?笑いを取れるのか??すごく興味あります。
翻訳を担当された方々、相当なご苦労だったことと思います。
わたしの友人もこのツアー企画にボランティア協力されているのですが、それはそれはみんなの熱意と善意で頑張っていて、一人でも多くの人に会場に足を運んでいただけたら彼女達の努力も報われるとおもうので、是非是非現地のお友達にも宣伝したいと思います。
ちなみにこの落語家さんもまったくのボランティア出演ということで、入場料も無料!すごいですよね。
海外からの文化を受け入れることも大切なことだけど、日本の文化を海外に伝えることも大切なことだと思います。
是非頑張ってほしいものです!!!
返信する
泣けます。 (ヨキータ)
2008-08-10 11:38:59
こんなに素晴らしく完璧に紹介していただけるとは!ホントに感激しています。
ありがとうございます!

そしてquattordiciさんの応援コメントがまた泣かせるう(笑)。だめだ、最近どうも涙もろくて。本当にうれしく読ませていただきました。gazie!

それからミラノ公演は日時決まっています。

9月2日(火曜日)
午後20:30分開場 21:00開演
場所:CIRCOLO ALESSANDRA VOLTA(Via Giusti 16)
落語他、日本人歌手が日本歌唱を歌います。

よろしくお願いします!
返信する
お返事(その1) (がっちゃん)
2008-08-10 13:25:25
☆Quattordiciさまへ☆
2ヶ月ぐらいまえに、ある落語家さんの講演の通訳をやったんですよ。(高座ではありません)
でも、やはり講演のなかで、落語について、いくつか出てくるし、そういう笑の部分を訳すのって本当に大変だったので、どんな風になるのかとっても楽しみです。
おっしゃる通り、外国の方に、日本の文化を知ってもらう機会が少しでもあればいいなと思います。

ところで、テンプレート変えたんですね。夏らしい感じで素敵です。
前のもかわいいと思っていたのですが、何故か私のパソコンで見ると、日付が楯にずれちゃったりしていたので、今の方が見やすいです。
返信する
お返事(その2) (がっちゃん)
2008-08-10 13:35:40
☆ヨキータさまへ☆
ヨキータさまから、ミラノ講演についてご連絡がございましたので、本文に書き加えておきました。
噺家さんにとっては、9時から始まる。なんて日本では考えられないので、驚いておられるのではないでしょうか?
落語は実は高校生の頃はよく聴きに言っていて、鶴光るやってる笹の会にも入ってたんですよ。(笑)
歌之助さんの落語はまだ聴いたことがないのですが、桂一門はよく繁盛亭に出ていますし、久しぶりにききにってみようかと思うようになりました。
私が好きなネタは、はてなの茶碗。京のぶぶづけ。かな。大阪人にとって、京都人は気位が高そうに見えるので、京都をネタにした話が馴染みやすくて好きです。
返信する
compleanno (佐々木カルパッチョ)
2008-08-21 00:32:36
イタリアでイタリア語で落語をされる。素晴らしい企画ですね♪
9月2日自分の誕生日なんで見に行きたいなと思ってもミラノじゃさすがに(笑)
僕もいつかイタリアでイタリア人に日本の事を漫談で伝えたいです。

そのためにはイタリア語の文法なんとかしないと(;^_^A
返信する
お返事(その3) (がっちゃん)
2008-08-21 02:11:15
☆佐々木カルパッチョさまへ☆
早々のご訪問ありがとうございます。
コメントを投稿するときにURL欄に、カルパッチョ様のブログアドレスを入力いただいたら、遊びに伺えますので、よろしければ次回ご入力下さいね。

イタリア語で漫談、絶対受けると思いますよ。
イタリア人はバルゼレッタが大好きですから、そういう話芸を受け入れる文化があると思います。
それでは今後ともどうぞよろしくお願い致します。
返信する
Unknown (ヨキータ)
2008-08-25 20:54:43
ありがとうございました!

もう数日で出発…。どうなるんだろう(笑)。
昨日、東京築地市場にある朝日ホールで、「米朝一門獅子十六の会」というそうそうたる若手メンバーによる落語の会がありました。
歌之助さんももはや若手の中では貫禄です。
ちりとてちんの吉弥さんは、さすがに大人気で、写真撮影の列がすごかったです。とってもおもしろかったです!
返信する
お返事(その4) (がっちゃん)
2008-08-25 23:06:50
☆ヨキータさまへ☆
いよいよですね。
やっぱりテレビでの人気はすごいですね。
特に「ちりとてちん」は当たりでしたし。
って言うか、朝の連ドラ、あたりとハズレが激しくて。今回は珍しくフツーです。フツーすぎて、面白くもなんともないです。
イタリアで初となる落語の高座。成功をお祈りいたしております。
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