普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

ドルチェ・ビータ

2005-09-25 13:57:50 | Weblog
明日から久米島。
3泊4日の短いバケーションである。
はての浜という、ものすごく美しい砂浜があるらしい。
映画「釣りバカ日誌」で、西田敏行扮する浜ちゃんが、遭難した場所らしい。
これってあまり有り難くないか・・・。
泊まるのは、ホテル日航久米アイランド。あまり期待せずに行った方がいいかもしれない。
でも食事は、うまいはず。すば、イカスミ汁、チャンプルー。
ビーチで小説でも読んで、オリオンビールをかっくらう、そんな休日を過ごすつもり。

閑話休題、
「普請道楽」である。
どうもなにも進まないので、書くことがない。
これだけ書くことがないのに、なぜブログを私は書いているのだろうか。
そんな根元的な事を考えると、ろくな事にならないので、無心で書く。

ということで今日は、建築家の選び方。
まあ雑誌とかに山ほど出てますね、建築家って。
でも誰がいいのか、さっぱりワカランチン。

結論から言うとさ、建築家探しはお見合いに近い。
とにかくまず容姿、見目形ですな。
この場合、建築家の容姿もさることながら、
その人の建てたものが気に入るかどうか、そこから入る。
いわば建築雑誌はお見合い写真ですな。

そうすると、今度は、いろんな条件を調べてみるわけですな。
例えば家柄。なんか丹下先生のお弟子さんらしわよ、
とか宮脇先生の一門の方よ、なんて具合ですね。
それと費用、これは結構、応談なんですよね。
思いきっていってみても、結構大丈夫そう。

それで最後に、「あとは若いもの同士で・・・」
よーするに、趣味を聞いたり、食事の好き嫌いを尋ねたり、なんかお互いの話をする。
「そんなことが何故必要なのか、またまたご冗談を、ホームズ先生」
なんて思う人もいるかもしれない。
しかし、これが最も大切かもしれないのだよ、ワトソン君。
お見合いでも、ねるとんでも、雌雄を決するのは、この会話。
建築家との相性もこれではかることが出来る。

実は、あちらサンも自分にとってやりやすいクライアントを捜している。
そりゃそうだ、どうせご奉仕するなら、好みのタイプの方がいいに決まっている。

というまるで冒険小説の主人公のように、
様々な艱難辛苦を乗り越え、精神的成長を遂げた後に初めて、やってくるのである。
建築家との「甘い生活」が。

では私はどう選んだのか?
知人の紹介でした。
まあ、もともと飲み友達なので、腐れ縁。
お見合いみたいに新鮮さはなかったけど、なんでも知ってる仲だし。
お見合い理論は、人にきいた話なのでした。
「なんやそれ、あほらしい。」

でもこれ実は、住宅建築の世界ではよく言われることなのですよ。
私って耳年増。

なんちって。








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