猫と惑星系

押し記事 星間微惑星。 天体の翻訳他、韓流、花の写真を掲載。

太陽系始原天体を探査するなら、これ?小惑星帯に太陽系外縁天体のような非常に赤い天体を発見

2021-07-28 21:58:10 | メインベルト
H3Bに上段と探査機を載せたらメインベルトでも行って帰ってくるぐらいは出来るだろう。以下、少しコピー

太陽系始原天体を探査するなら、これ?小惑星帯に太陽系外縁天体のような非常に赤い天体を発見
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所 主任研究開発員の長谷川直を中心とするマサチューセッツ工科大学、ハワイ大学、ソウル大学、京都大学、マルセイユ天体物理学研究所の国際研究チームは、火星と木星の間にある小惑星帯の小惑星に非常に赤いスペクトルを持つ小惑星が2つ(203 ポンペヤと269 ユスティティア)存在していることを見出しました。
この2つの小惑星は、小惑星帯の中で最も赤い天体であると考えられていたD型小惑星よりもスペクトルの傾きが更に急であり、むしろ太陽系外縁天体やケンタウルス族天体に見られる非常に赤いスペクトルを持つ天体に、そのスペクトルは似ています。
太陽系形成初期の情報を知るためには「未分化」の天体から情報を得る必要であります。隕石には未分化天体から地球に飛来したと考えられるものが存在し、普通コンドライト隕石と炭素質コンドライド隕石がその代表例です。普通コンドライト隕石は水氷のスノーラインよりも内側領域、炭素質コンドライド隕石は水氷のスノーラインよりも外側領域で形成された天体に由来すると考えられています。


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