猫と惑星系

押し記事 星間微惑星。 天体の翻訳他、韓流、花の写真を掲載。

イトカワ粒子から分かった事

2011-08-26 19:28:25 | 宇宙開発
イトカワの形成シナリオは、
1.太陽系創成期に原始太陽系星雲内で凝縮した微粒子が、
2、集積合体して直径20km程度の微惑星まで成長した段階で他天体との衝突でバラバラに成り、
3.再集積して現在のイトカワ程度の大きさになった。
現在、将来とも、太陽風や小天体の衝突で表面が削られているので、後10億年で無くなる。
と言う事らしい。各報道機関の記事や、日本語発表のある東北大学首都大学東京を読むと
800℃まで加熱された粒子から低温の経験しかない粒子まで混在しているので、原始イトカワと言うか母天体は、内部が溶けて分化するほど大きく成らなかった。
重力エネルギーの解放と放射性物質の崩壊エネルギーにより中心部では800℃程度の加熱と圧縮が粒子に加わって岩石化している。
おやっ、JAXAのプレスリリースの方が、分かりやすくないか?

今回分析した粒子は、はやぶさ2回目の着陸時の粒子です。プロジェクタイル発射以外は正常シーケンスのサンプリングなので、
はやぶさ「タッチダウン」
イトカワ「やられたーっ」
はやぶさ「安心せい。峰打ちじゃ」
のやりとりが有ったと妄想。1回目着陸時の粒子分析はこれから?


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