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猫と惑星系

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(136108)2003EL61はこう出来た

2007-01-21 07:47:30 | 太陽系外縁部
画像: IAU国際天文学連合/マーチンKornmesser

矮惑星は彗星になります。
BBC News
マイク・ブラウン博士は、シアトルでの全米天文学会のミーティングで、2003EL61の回転が速くて、比重が高い(岩石が多い)のは別のエッジワースカイパーベルト天体(EKBO)が氷の層をはがす様に衝突した為と言いました。

マイク・ブラウンと同僚は、2003EL61の物理的な特性と回転について説明するためにシナリオを思いつきました。
およそ45億年前に、原始2003EL61は球体で、半分の氷と半分の岩石で構成された、冥王星と同じくらいのサイズになりました。
その後で、2003EL61は別のEKBOに表面を削られる様に衝突されました。
これで2003EL61の氷のマントルの多くは飛び散りました。(氷のマントルは、合体して数個の衛星を形成しました)。
シナリオのように、衛星は非常に純粋な水氷で構成されるように思えます。
ブラウン教授は、2003EL61のいくつかのマントルが彗星の材料として既に内側の太陽系に入り込んだかもしれないと示唆しました。
衝撃が斜めであったので、2003EL61は急速に回転しました。
この急速な回転は私たちが今日見るラグビーボール形へ2003EL61を延ばしました。
「それは水星の出来方と似ています。」と、ブラウン教授は説明しました。
「水星は太陽系の初期に大きい天体に衝突されました。」
水星は少しの岩石が大きい鉄心を覆っています。
「2003EL61は岩石のコアの外側に少し氷が覆った天体です。」
マイク・ブラウンは本講演の間、シアトルでの最近の全米天文学会のミーティングに彼の仕事の詳細について概説しました。元記事の後半部分です。


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