
ホームに宿敵・オーストラリアの迎えてのロシアWC最終予選。一応、日本代表はグループ首位ではあるけど、残りの2試合がWCの切符をかけた直接の相手、オーストラリアとサウジアラビア。決して楽な状況ではないのです。
前回6月のイラク戦の引き分けはけっこう痛かった。そしてけが人も続出で、チームのコンディションも最悪だった。
そしてテストマッチも組めないまま、オーストラリアをホームに迎えての戦い。
ハリルホジッチは、“魔術師”というニックネームをつけられている。その戦術もカメレオン戦術とも呼ばれる。
相手を分析し、そして自チームの選手のコンディションも見極め、ベストの選手とベストの戦術を組む。
まさに今日の、オーストラリア戦は、そのハリルホジッチの真価を問われる試合だったと思う。
スタメンに関しては、いろいろな憶測がいきかっていた。4-4-2の2トップや、スペインリーグでその才能を見せ始めた柴崎がゲームメイクするとか。
香川は先発落ち、本田にいたってはベンチ外という話も。
そして今日、選ばれた11人。

正直華やかさにはかけるけど、走力のある選手を選んだ感じ。90分間休むことなく走れる選手。
歴代の代表監督から絶大な信頼を受ける長谷部(お帰り)も迷いなくスタメンに選んだ。そして長谷部を1ボランチにし、インサイドハーフに、井手口と山口蛍。解説でも言っていたけど3ボランチっていう印象。
ゲームメイクというより、ボールを奪える選手を置いた感じ。そして90分間走り続けれる井手口と山口蛍。
そして、前線に大迫と、乾、浅野。乾の先発も意外だったけど、スペインで調子いいんだね。
今日の豪戦前に、グループ首位を争うサウジアラビアがUAEに敗れるという事態が起きる。
これにより、ハリルホジッチの戦術は変わったのか、元々この布陣で行くつもりだったのか。
ハリルは、前述したように相手チームを分析し、丸裸にし、そこからそれを崩すための戦術を組み選手を選んでいく感じ。
そして現在のチームの置かれている状況も加味していく。
サウジが敗れたことにより、日本代表は今日の試合引き分け以上でよくなった。
そういう状況で、けっこう固い堅実な選手を選んだように思う。
前回の敵地でのオーストラリア戦は、こんな日本代表見たことないという位、引目で守備をかため、奪ってから速攻というスタイルを最後まで貫き勝ち点1をとった。
しかし、今日の試合はホームでの戦い。前回とは、選手も戦術もまったく変わります。
キックオフ。日本代表は、走力のある選手たちにより動きがいい。
そして、それがさらに効果的なのも大迫という1トップがいるから。
ゴールは決めれなかったけど大迫が陰のMVPだと思う。当初、大迫はハリルJAPANに呼ばれていなかったけど、大迫の加入なくしてアジア予選の突破もなかったと思う。天才肌の万能型ストライカーが、ドイツで泥臭さとさらなるフィジカルの強さを身に付け日本代表にもどった。
NHKの解説で、つないでくるオーストラリアは、全然こわくないって、木村和司が連発。
オーストラリアも世界基準に近づくためにこのスタイルにチェンジしようとしているのだろうけど、日本との相性的にはこちらの方がくみしやすい。
以前の中盤を省略したスタイルで来られる方が嫌だと思う。
つないでくる豪のスタイルにあわせて、守備力と走力のある山口蛍、井手口、長谷部という中盤の3人を選んだ感じ。
そしてそれがはまった。オーストラリアは、日本の速いプレスに対応できていなかった。
後半、ちょっとオーストラリアペースになった時間帯もあったけど、とにかく日本代表の走力が落ちない。特に井手口!
先制点は、前半41分。左サイドの長友からのクロスを、見事なタイミングで抜け出たジャガー浅野が決める!すばらしいクロスからのゴール!
これを見たかったんだよ。
これまで日本代表のクロスの精度の低いこと。サイドに起点が出きていても、そこからクロスを上げてもゴールを割る匂いがしなかった。
でも今日は、右の酒井宏もいいクロスあげてたし、この課題が克服できつつある。
そしてこのクロスからの得点ができないと世界と戦えないという。
前半1点リードで終えれるいい展開。
後半も、メンバーは変わらず。そして、後半も日本代表、井手口、蛍、乾、浅野、大迫も走りまくる。
めちゃ負担の大きいアンカーは、長谷部より蛍の方がよかったかも。長谷部、何回かけっこうやばいミスがあったけど、これまた他の選手が走ってカバー。
後半25分、天敵ケーヒル・37歳が投入され、会場もざわつくけど、吉田麻也、昌子のCBは冷静。
日本代表も、疲れの見えた乾に変わって原口。原口のスタメン落ちも意外だった。乾走りまくったな~。でも乾のドリブル突破でゴールを割る感じがしないな~。
1点リードだと、後半追いつかれる展開が多いので、もう1点欲しいところで、後半37分、左サイドから井手口がドリブルで中央に切り込み相手DFを交わしてのミドルが見事にゴールに突き刺さる!!この時間帯でしっかり足が踏ん張りシュートを枠に打てる凄さ。まさかの今日の勝ちを決定づける追加点!!!因縁のオーストラリアの息の根を止める。
残り、大迫に代わって岡崎、さらに浅野に代わり久保。
そこに、本田、香川の名前はない。
最後の2選手の交代にハリルのメッセージも感じるな。
走力で圧倒した日本代表が宿敵オーストラリアを破り、見事にグループ首位でロシアWCの切符を手にする。
いろいろ言われたけど、ハリルホジッチ監督の選手起用と戦術でアジア最終予選を戦い抜いた。
前回のザッケローニ監督の時と違い、かなりの選手を起用し、それにより日本代表の底上げもできているように思う。そこも評価されるべき。
このままロシアWCでの指揮をとってくれると思っていたら、ハリルホジッチ監督にプライベートな問題が起きたという話が。
ちょっと心配だけど、このままロシアWCまでさらに日本代表を強くして欲しい。
2016年の9月から始まったアジア最終予選。
ほんと簡単な道のりではなかった。最近では一番苦しんだ気がする。
本田、香川という日本代表のカリスマの存在も良くも悪くも影響した気もする。
もちろん、本田、香川なしでこの勝ち点の積み上げはできなかった。
けど、本田、香川を軸にチーム作りをしていたら最終予選の突破は難しかったと思う。
ハリルホジッチは、選手を公平に評価した手腕も素晴らしかったと思う。
選手起用や、その戦術に不安感を持ったこともあるけど、その方法が当たることもあれば外れることもあるという事か。
しかし、最終的には見事にグループ首位でロシアWCの切符を手にした。
ありがとう日本代表、ハリルホジッチ監督、チームハリル。
さてこれからが世界で戦う、ワールドカップで勝てる日本代表を!!
前回6月のイラク戦の引き分けはけっこう痛かった。そしてけが人も続出で、チームのコンディションも最悪だった。
そしてテストマッチも組めないまま、オーストラリアをホームに迎えての戦い。
ハリルホジッチは、“魔術師”というニックネームをつけられている。その戦術もカメレオン戦術とも呼ばれる。
相手を分析し、そして自チームの選手のコンディションも見極め、ベストの選手とベストの戦術を組む。
まさに今日の、オーストラリア戦は、そのハリルホジッチの真価を問われる試合だったと思う。
スタメンに関しては、いろいろな憶測がいきかっていた。4-4-2の2トップや、スペインリーグでその才能を見せ始めた柴崎がゲームメイクするとか。
香川は先発落ち、本田にいたってはベンチ外という話も。
そして今日、選ばれた11人。

正直華やかさにはかけるけど、走力のある選手を選んだ感じ。90分間休むことなく走れる選手。
歴代の代表監督から絶大な信頼を受ける長谷部(お帰り)も迷いなくスタメンに選んだ。そして長谷部を1ボランチにし、インサイドハーフに、井手口と山口蛍。解説でも言っていたけど3ボランチっていう印象。
ゲームメイクというより、ボールを奪える選手を置いた感じ。そして90分間走り続けれる井手口と山口蛍。
そして、前線に大迫と、乾、浅野。乾の先発も意外だったけど、スペインで調子いいんだね。
今日の豪戦前に、グループ首位を争うサウジアラビアがUAEに敗れるという事態が起きる。
これにより、ハリルホジッチの戦術は変わったのか、元々この布陣で行くつもりだったのか。
ハリルは、前述したように相手チームを分析し、丸裸にし、そこからそれを崩すための戦術を組み選手を選んでいく感じ。
そして現在のチームの置かれている状況も加味していく。
サウジが敗れたことにより、日本代表は今日の試合引き分け以上でよくなった。
そういう状況で、けっこう固い堅実な選手を選んだように思う。
前回の敵地でのオーストラリア戦は、こんな日本代表見たことないという位、引目で守備をかため、奪ってから速攻というスタイルを最後まで貫き勝ち点1をとった。
しかし、今日の試合はホームでの戦い。前回とは、選手も戦術もまったく変わります。
キックオフ。日本代表は、走力のある選手たちにより動きがいい。
そして、それがさらに効果的なのも大迫という1トップがいるから。
ゴールは決めれなかったけど大迫が陰のMVPだと思う。当初、大迫はハリルJAPANに呼ばれていなかったけど、大迫の加入なくしてアジア予選の突破もなかったと思う。天才肌の万能型ストライカーが、ドイツで泥臭さとさらなるフィジカルの強さを身に付け日本代表にもどった。
NHKの解説で、つないでくるオーストラリアは、全然こわくないって、木村和司が連発。
オーストラリアも世界基準に近づくためにこのスタイルにチェンジしようとしているのだろうけど、日本との相性的にはこちらの方がくみしやすい。
以前の中盤を省略したスタイルで来られる方が嫌だと思う。
つないでくる豪のスタイルにあわせて、守備力と走力のある山口蛍、井手口、長谷部という中盤の3人を選んだ感じ。
そしてそれがはまった。オーストラリアは、日本の速いプレスに対応できていなかった。
後半、ちょっとオーストラリアペースになった時間帯もあったけど、とにかく日本代表の走力が落ちない。特に井手口!
先制点は、前半41分。左サイドの長友からのクロスを、見事なタイミングで抜け出たジャガー浅野が決める!すばらしいクロスからのゴール!
これを見たかったんだよ。
これまで日本代表のクロスの精度の低いこと。サイドに起点が出きていても、そこからクロスを上げてもゴールを割る匂いがしなかった。
でも今日は、右の酒井宏もいいクロスあげてたし、この課題が克服できつつある。
そしてこのクロスからの得点ができないと世界と戦えないという。
前半1点リードで終えれるいい展開。
後半も、メンバーは変わらず。そして、後半も日本代表、井手口、蛍、乾、浅野、大迫も走りまくる。
めちゃ負担の大きいアンカーは、長谷部より蛍の方がよかったかも。長谷部、何回かけっこうやばいミスがあったけど、これまた他の選手が走ってカバー。
後半25分、天敵ケーヒル・37歳が投入され、会場もざわつくけど、吉田麻也、昌子のCBは冷静。
日本代表も、疲れの見えた乾に変わって原口。原口のスタメン落ちも意外だった。乾走りまくったな~。でも乾のドリブル突破でゴールを割る感じがしないな~。
1点リードだと、後半追いつかれる展開が多いので、もう1点欲しいところで、後半37分、左サイドから井手口がドリブルで中央に切り込み相手DFを交わしてのミドルが見事にゴールに突き刺さる!!この時間帯でしっかり足が踏ん張りシュートを枠に打てる凄さ。まさかの今日の勝ちを決定づける追加点!!!因縁のオーストラリアの息の根を止める。
残り、大迫に代わって岡崎、さらに浅野に代わり久保。
そこに、本田、香川の名前はない。
最後の2選手の交代にハリルのメッセージも感じるな。
走力で圧倒した日本代表が宿敵オーストラリアを破り、見事にグループ首位でロシアWCの切符を手にする。
いろいろ言われたけど、ハリルホジッチ監督の選手起用と戦術でアジア最終予選を戦い抜いた。
前回のザッケローニ監督の時と違い、かなりの選手を起用し、それにより日本代表の底上げもできているように思う。そこも評価されるべき。
このままロシアWCでの指揮をとってくれると思っていたら、ハリルホジッチ監督にプライベートな問題が起きたという話が。
ちょっと心配だけど、このままロシアWCまでさらに日本代表を強くして欲しい。
2016年の9月から始まったアジア最終予選。
ほんと簡単な道のりではなかった。最近では一番苦しんだ気がする。
本田、香川という日本代表のカリスマの存在も良くも悪くも影響した気もする。
もちろん、本田、香川なしでこの勝ち点の積み上げはできなかった。
けど、本田、香川を軸にチーム作りをしていたら最終予選の突破は難しかったと思う。
ハリルホジッチは、選手を公平に評価した手腕も素晴らしかったと思う。
選手起用や、その戦術に不安感を持ったこともあるけど、その方法が当たることもあれば外れることもあるという事か。
しかし、最終的には見事にグループ首位でロシアWCの切符を手にした。
ありがとう日本代表、ハリルホジッチ監督、チームハリル。
さてこれからが世界で戦う、ワールドカップで勝てる日本代表を!!