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トリオフォー&素人の乱シランプリそして場所っプ山下陽光の日記bashop77@yahoo.co.jp

西荻 鶴屋

2008年11月06日 19時06分30秒 | 場所っプ
文化の日に西荻の鶴屋に行く。落語の発表会。
命が惜しかったら言うことを聞け!と告知されていて普段は言うこと聞くような奴らじゃねぇーんだけど、チョロズム展覧会以降は命ありがとうございますなので、言うことを聞いて鶴屋へ行く。鶴屋は里次郎さんとムーニーさんが住んでる自由スペースで、はじめて行った。実はただのアパートで切腹ピストルズのヒロ君が大人になったら落語の一つも出来なきゃいかんだろうという事で今回の催しが行われた。
行ってびっくり!入口に鶴屋一門落語発表会と墨で 書いた紙が貼ってあり入る、赤い絨毯の舞台が完璧に作られている。入口アパートでしたよね?なんなんすか?壁紙までビシッときまってる。着物を着た出演者がうろちょろしてる。時代がいつなのかわからなくなる。しかも出演者のほとんどが普段のフラストレーションを楽器にぶつけまくってるような人がほとんどだけど着物を着てるとあきらかにいつもの緊張感と違う。ぶつけ方がわからない感じで緊張しているような感じでまるで別人。

朝まで寝れなくてパジャマで飛び出せ!で近所に朝飯を食べに行った帰り道にわけわからん服を着たメガネがいてよく見たら自分だった。


なんだかそんな感じでいつもと違う緊張感だけが鶴屋にあっていよいよ落語が始まる。落語は初めてみるが面白い。やってる人の所作がいちいち良い。着物を着てる人の動きが常に素敵すぎで、エリを正したり、酒を一緒に飲む時にグラスを持つのに袖をもう片方でカバーしてとる。ジーパンとかがイマイチビシッときまんないのは日本人だからか?しかし、親ですら特別なとき以外は着物なんか着ない環境だったはずなのに、なんなんだろうか、このしっくりくる感じは。三丁目の夕日とか生まれてもいなかったのに懐かしい感じがするののもっと古い感じのスリっ娘。っ込みDNAが身体に入り込んでるんでしょうか?

とにかく落語も料理もうまくて日本酒がうまかった。