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坂野嘉彦 只今仕事中!

Banno Yoshihiko , Work in progress!

Youtubeで「PhotomusicII」(マンドリン版)

2008年12月31日 | 作曲
Youtubeにカフェパルルでおこなわれたコンサートの映像がアップされております。
この後の順次追加される予定。今回ご紹介するのはマンドリン四本によるPhotomusicIIです。左から中村直哉さん、佐藤敦子さん、山本優子さん、中島裕善さん。まるで日本刀を磨くような緊張感のある、美しい名演です。
さあぁ、お気に入りチャンネルへ登録だぁ。


「PhotomusicII」


「座わ」で飲む。主に日本酒。

2008年12月29日 | 作曲
午前中に愛知学院大学のマンドリンクラブの学生さんが来宅。次期スタッフの紹介と来年の打ち合わせをする。皆さんバシッとスーツを着てきたので「これから就職活動でもあるのかなぁ」と思ったのだが、どうも我が家に来るから着てきたようだ。「おお、この男は、この女はやる気だなっ!」とビンビン伝わってくる。今年も楽しみです。
その後夕方から中村、やぶ、サトー、坂野で飲む。場所は「座わ」であります。途中から番場くんも合流し延々6時間以上飲んでしゃべって楽しみました。僕は最初、ビールをグラスで少し飲んで、すぐ日本酒に。量は飲めないのでゆっくりと一合を楽む。これぐらいがちょうど良いなぁ。
隣の席に、これまたよく行くおいしい焼き鳥屋の店長さんが従業員の人とのみに来ていて面白かった。ちらっ、と僕の顔をみて「あれ?この坊主頭、見たことあるなぁ。誰だっけ」という顔をしておりました。

クラリネットアンサンブルのリハーサルに行く

2008年12月28日 | 作曲
午前中に「ハイパーカラーチェ!」と「吉沢検校」の楽譜の校正を行う。ここにきてペンタブレットが大活躍。楽譜の特殊な進行などが思いのままに。これはお勧めです。もっともノーテーションソフトのほかにもイラストレーターのようなグラフィックソフトも必要になるのが玉にキズです。

午後から東海市吹奏楽団のクラリネットアンサンブルの練習を聴きに近所の上野公民館へ。自転車で行こうかとも思ったが、思ったよりバタバタして時間がなくなってきたのと、四十過ぎのおっさんが楽器を担いで自転車でやってきたらあまりにも気持ち悪いので自動車に乗って行く。本当に久しぶりの吹奏楽の方たちとのリハーサルはすごく刺激的でいろいろ考えさせられる時間だった。学生さんや一般社会人団体による、「コンクールで優秀な成績をおさめた演奏」を聴いて感じるあの「距離感」はいったいなんだろうと常々考えていたのだが、せっかくその現場の方たちと音楽ができる機会なのでもしかしたら原因がわかるかも、と期待して練習をすすめた。ちなみに今回練習を見させていただいたクラリネットアンサンブルは過去のコンクールでも優秀な成績をおさめておられ、技術もしっかりしているし勢いもある。練習の最初に、まずは曲を通して聴かせてもらったのだが、僕が感じるあの「距離感」はほとんど感じられなかった。あ、もしかしてこれは素晴らしいかも、と思いリハーサルを進め、数時間後もう一度同じ箇所を演奏してもらうと不思議な事にあの「距離感」が出てきた部分があるのだ。ここでやっとあの「距離感」の原因がわかった。あくまで僕自身の感覚なのだが、吹奏楽団の人たちはとにかく楽器の演奏技術に長けている。これはお世辞抜きで世界でもトップレベルだろう。だから自分自身が納得、あるいは(大変失礼な言い方だが)理解していなくても指揮者や教師の要求通りに演奏する事ができる。そして、その時に出る音楽に僕はある種の距離感を感じていたのだと思う。リハーサルの途中でこれに気が付いたので極力、言い方に断定を避け、音楽表現の最終判断は演奏者に任す方向に切り替えたのだが、これが演奏者をかなり疲れさせてみたいで皆さんクタクタになってしまい、最後は気力もなえてきてしまった。ちょとやりすぎたかなぁ、とは思ったが、演奏はどんどんよくなってきて、遠くにあった音楽が近づき、さらに輝きや面白さが出てきた。こういうやり方は手間のかかる方法なのかもしれないが、音楽を演奏する面白さ、楽しさはここにこそあると思うし、こうして得られた音こそ評価されるべきだと思う。

コモノバンドライブ終了

2008年12月26日 | 作曲
コモノバンドのライブがKDハポンありました。
タイバンはタップのミホさんが率いるフラメンコのバンドというか、ダンスユニット。凄い熱気でした。
ライブの後でコモノバンドの忘年会。夢庵で飲む。

タバコをやめた

2008年12月25日 | 日常
タバコをやめた。といってもこのブログでタバコを吸っているとは一度も書いていなかったはずなので、「どーゆーこと?」と思われる方もおられると思いますが、かなりのチェーンスモーカーでありました。もっとも一ミリのメンソールタバコを吸っていたので、ヘビースモーカーとは言いがたいかもしれないが、本数はかなりいっていたと思う。9月からはじめたのでもうそろそろ4ヶ月だ。理由はいろいろあるが、とどのつまり金銭的負担がキツくなってきたのだ。喫煙を止めて最初の数週間は大変で、随分家族にも迷惑をかけてしまったが、その後はゆるやかにやめていけたように思う。体内にあるニコチンはどんなヘビースモーカーでも、喫煙をやめれば3週間程で抜けるそうなので、問題は生活習慣のほうだ。これはシツコイ。未だに演奏が終わった時や、曲が仕上がった時など、無性にタバコが吸いたくなる。

喫煙していた人にしか意味がわからないと思うが、僕にとってタバコはそんなに悪いもんではなく、むしろとても助かるアイテムだった。もちろん、喫煙者、あるいは近くで生活する人への健康被害の問題は承知の上であるが、コミュニケーションツールとしてのタバコは電話やメールよりも効果があったように思う。街中の喫煙所で見ず知らずの人に火をかりて吸うタバコの美味いこと。初めて見知らぬ人に火を借りたときは随分と大人の気分を味わったものだ。過去、断られたことはないし、僕も断った事もない。一度など「これ使わないのでよかったら差し上げます」とライターを頂いたこともある。昔はマッチだったのだろうが、あれはなんとも言えず味わいのある風景だったように思う。僕も滅多に会わなかったが、時々露骨に「タバコが嫌いっ。吸ってるオマエはもっとキライ。死ね、死ね。」と親の敵みたな目で人を睨みつけるヤツラがいる。ヤツらの

えっと、この後一応書いたのでありますが、読み返し、ヤバイ箇所を隠そうとすると江戸川乱歩はかくありや、という程、×××と○○○の伏字ばかりになりまして、伏字抜きで露骨に書こうものならば絶対、絶対問題になるような内容だったので割愛します。カストリはいつの世にも存在するのかもなぁ。

夕焼けのバッキャーロー

2008年12月24日 | 作曲
ありもしない夕焼けに怒鳴っても壊れたものは壊れたのであります。たった今Canon製Pixus 960iが壊れました。何をやっても黄色いランプがパッカパッカ点滅を繰り返すばかり。実は朝からずっと、とあるファイルを特殊加工して印刷しようと作業を繰り返し、やっとこさ印刷の目処がだったその瞬間、壊れたのであります、あります。五年ほど前にCDプリントをするために、ほとんど思いつきで購入したにも関わらず今日の今日までノートラブルでがんばっておりました。ただ、偶然だと思うのではありますが、昨日、近所の家電屋さんへ行った折チラリと目に映るはピカピカの最新プリンター。ついうっかり「おお、かっこいいなぁ。変えたいなぁ。でもいま使っているやつも特に不満はないし、故障もないなぁ。買い換える理由がないなぁ。そうじゃ、呪文をとなえてみよう。」と思い立ちました。頭のなかで「今のプリンター、壊れろ~、壊れろ~」と念じたのであります。そして、このザマであります。壊れました。冗談だった、本気じゃなかった、とはよく私が人から怒られた時に言い返すお決まりの台詞でありますが、まさか自分自身に向けて発する日が来るとは思いませなんだ。
私が超能力者になったのか、それとも運命の悪戯か、あるいは、神様からのクリスマスプレゼント(物ではなく理由が)なのか。真実は深く沈殿させ、いまから新しいの買いに行ってきま~すっ。ザッツ・オール!

パルルでミュゼットトーンマンドリンを披露:弾き方聴き方、遊び方Vol.1

2008年12月23日 | 作曲
昨晩のライブ、ご来場くださり誠にありがとうございました。当初の予定人員よりオーバーしてしまい「座る席はあるのか、食事は足りるのか」とギリギリまで不安要因がありましたが無事、とにかく終えることができました。STEPSの坂野、中村、番場ともども深くお礼申し上げます。
 アーツカレッジの生徒さん、音楽ファン、マンドリンを演奏する学生さん、またプロのマンドリニスト、あるいはプロを目指して勉強されている学生さん等、中部東海地区で次の世代を担う若い演奏者が揃い踏みし、楽しいライブ兼音楽討論会(これが重要)となりました。次回の企画には参加させて欲しいというプロ奏者とも友人になりました。またアーツカレッジの皆さんは「私たちも作品をあたらに作りたい」とライブ会場のテーブルで新しい企画を話し始めていました。素晴らしいぜ。

全曲、坂野作品、中村直哉氏のデレクション。しかもフリーインプロヴィゼーションに限りなく近い作品から長唄のようなマンドリンと声の作品、シアターピース。また今回考案して初めて演奏に使用した「ミュゼット・マンドリン」まで一挙に上演できた事はある種の快挙だったと思います。中村直哉さんの独奏による「ソーロング、吉沢検校」と「ハイパーカラーチェ!」の鬼気迫る物凄い演奏のお陰もあり、用意していた新作のマンドリン独奏曲のスコアも完売し、予約まで入りました。単に演奏と作品が気に入ってもらえたという事だけでなく、このマンドリンという楽器にたいして我々が考えているような未来も可能だという事に確証が得られた気がします。

次回も更に濃い内容で攻めますのでよろしくです。
「ミュゼットマンドリン」はすごい楽器ですよ。ふふふふふ。ネタを割れば簡単ですが効果がすごいのだ。

お知らせ 坂野嘉彦:マンドリンの弾き方、聴き方、遊び方

2008年12月22日 | 作曲
ライブのお知らせです。マンドリンメインのコンサートをします。まるで坂野がマンドリンを弾くか、といったタイトルですが、もちろん僕は弾きません。というか弾けねぇよ。シアターピース有り、鬼気迫る独奏曲あり、といった感じではじけた内容になっています。また今回は食事もビュッフェ式にしまして、演奏者、お客さん共々で楽しめる内容にしました。はっきり言って、かなりお得です。まだ少し席があるそうなのでぜひ早めの連絡をお願いします。パルル、あるいはSTEPSのメールアドレスへ急げっ!

坂野嘉彦:マンドリンの弾き方、聴き方、遊び方

 古風で風変わりなイタリアの民族楽器、マンドリン。そして時代から忘れられた日本のマンドリン音楽。しかし、全国の大学ではいまだにクラブ活動としてマンドリンのアンサンブルが存続している。いつしか日本のもっとも古いアンダーグラウンドミュージックとなった。
 そんな、ネオ伝統楽器とも言えるマンドリンをエキセントリックな作曲家、坂野嘉彦がマンドリン演奏家の中村直哉氏と共に真正面から弾き、聴き、遊ぶライブ!

ソロ
ギョーム(2006)
ソーロング、吉沢検校(新作初演)
ハイパー・カラーチェ!(新作初演)

アンサンブル
PhotomusicII(2005)
残像のヴァリアンテI (2006)
残像のヴァリアンテII (2006)
残像のヴァリアンテIII (2008)

出演:中村直哉 (Mandolin Solo)/佐藤 敦子(Mandoline Cello)/中島 裕善(Mandolin)/山本 優子 (Mandolin)/坂野嘉彦 (Mini Accordion,etc)


2008年12月22日 (月) 19:00~
入場料   3,000 (ビュッフェ形式の軽食付、但しドリンクは別)
場所:カフェ・パルル
〒460-0007 名古屋市中区新栄2-2-19  052-262-3629
制作:STEPS( 代表連絡 : 番場建志 steps_since2008@yahoo.co.jp )