スーツを着る

なんとまあ５年ぶりにスーツを着てしまったのだ、しまったのだ。というのも、とある学校の仕事をしたらその記念式典に呼ばれたのだ。もちろん過去にもそういう経験はあるのだが、そのときは個人で受けた仕事だったため式典にもジーンズとTシャツで臨み「ああ、あの人がねぇ」と周囲をドン引きさせただけですんだ。しかし今回は間にちゃんとした出版会社が入っているため、担当の人に恥をかかすわけにもいかず、成り行きで着用に臨んだ。
五年ぶりということでまずは身に着けることが可能かどうか不安であったが、幸い問題なくきれました。ただ五年前と決定的に違うのは坊主あたまにしているという事である。スーツをきちんときた坊主の無精髭はどこからどうみてもあっち方面の人である。「うーん、これではさらに周囲をドン引きさせるなぁ」
考えたすえ、ネクタイを取りハイネックにしたら多少インチキくささはあるものの、フトコロに飛び道具を隠している人には見えなくなった。
「よしよし」
というわけで無事予定をこなしました。
しかし、インチキくさい感じ。考えてみればこっちのほうがもっといけないかも。