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坂野嘉彦 只今仕事中!

Banno Yoshihiko , Work in progress!

「残像のヴァリアンテI」 の配信が開始されました

2009年01月13日 | 作曲
味わいの人、佐藤敦子の独奏による「残像のヴァリアンテI」の映像の配信が開始されました。Youtubeです。少々録音に難がありますが、ライブという事でお許しください。ただ、映像による配信のため録音だけでは蒸発してしまう「何か」が確実に捕らえられています。
余談ではありますが、佐藤さんはこの曲を演奏するために冬の半日を広場で過ごし、聴こえてくる音を味わい、堪能したそうです。チラッと本番前に彼女の楽譜をみたら、綺麗に色鉛筆でアブストラクトの絵、というか色彩が描かれていました。

さて、これらの映像を配信している「StepsJapan」によればこの日、もっとも評判のよかったマンドリンソロ曲「ソー、ロング吉沢検校」は楽曲の尺が10分をオーバーしているため今回はアップなしとの事。残念。ただし、この作品と「ハイパー・カラーチェ!」は近日中に某専門店さんよりスコアが発売されますので、そちらをご覧いただければと(わはは、宣伝、宣伝)思います。詳細が決まり次第告知させていただきます。

マンドリン「残像のヴァリアンテI」 mandolin



ブラック徳利

2009年01月13日 | 日常
黒い徳利を購入。瀬戸のみやげ物屋さんで見かけたもの。両方で500円。安い。これで熱燗を自宅で飲んでみようともくろんだ。まだやっていないので楽しみであります。

なんだかアルコールの話題が多い今日この頃であります。話によればアル中になる人は四十過ぎてお酒を飲み始めた人が圧倒的に多いそうです。確かめたわけじゃないのでホントかどうかわかりませんが、自分におきかえると・・・・なんとなくわかる。

よなよなエール発見

2009年01月12日 | 作曲
むかーし、むかし、今は昔、坂野がまだ酒を飲んでいなかった頃の事のお話であります。打楽器奏者の片岡祐介さんが「このエールビール、凄くよくできてます。あまり売ってないんですけど。いい香りがするでしょ。ほら」と、ちょっと変わったデザインのビールを出してくれた。当時飲めなかったので、差し出された空き缶の香りを確かめてびっくり。甘いというか果物の香りなのだ。物凄くすがすがしい感じ。「へー、これがよなよなエールねぇ。」
 月日は流れ(って、あの会話からそんなに時間はたっておりませんが)最近ビールも少し飲むようになった。「あのビールのみたいなぁ、ないかなぁ」と探していた「よなよなエール」をついに近所のスーパーで発見。いつも食材を購入するフツーのスーパーなので油断しておりました。こんな近場で買えるとは。で早速購入し飲んでみる。おお、これは凄い。

美容室でセッション!

2009年01月10日 | 作曲
お知らせです。来る2009年1月26日午後7時30分より大須のクレイジーJr.美容室においてこれまた俳優の榊原忠美、照明の吉戸俊祐、作曲の坂野嘉彦の三人でガルシアマルケス原作、田尻陽一訳によります「大きな翼のある老人」を上演します。今年初めての名古屋公演です。場所は坊主頭の人間がもっとも距離を感じる美容院。ううむ。見逃すなっ!

大きな翼のある老人
作 ガルシア・マルケス 訳:田尻陽一
語り:榊原忠美(劇団クセックACT)音楽:坂野嘉彦
照明:吉戸俊祐
雨が降り出して三日目。家の中に夥しい蟹が入ってきた。赤ん坊が高熱に苦しんだのは、家の中で殺したこの蟹の悪臭のせいだと思った。そんな時、ひどく年をとった男が中庭でうごめいていた。それは翼をもった老人だった。果たして彼は天使なのか?それとも・・・・・・コロンビアのノーベル賞作家、ガルシア・マルケスの幻想作品に挑む、朗読と音楽のハイパーセッション!
時:2009年1月26日(月)7:30分(開場は15分前)
所:クレイジーJr.美容室
名古屋市中区大須2-30-16 052-223-8373 地下鉄鶴舞線大須観音駅下車徒歩5分駐車場はありません
料金:2000円(終演後にアフタートークを予定しています)そうだったのか!
要予約です。PAP・でらしね(070-5445-4566深澤)までご連絡をお願いいたします。

ホームベーカリーに限界はないのか

2009年01月09日 | 日常
これは書かねば、と思ってずっと忘れていた事があった。実はホームベーカリーを導入したのである。ちょっと調べてみたら最近まで第三次ホームベーカリーブームだったそうである。健康志向と手作り志向が重なり第三次ブームになっていたらしいのであるが(出典:Wiki)、小麦の値段沸騰によりまた穏やか~な日常がホームベーカリー界に訪れているようだ。で、平成のスキマ男である坂野としてはこのスキに買うしかないという事で一番安いやつをコソッと買ったのである。思えば憧れの器械であった。昭和の感覚では、家でパンを焼くなんて、もう王子様、王女さまの生活そのものなのである。「焼きたてのパンっておいしいんだろうね」と私がため息と共に呟くと、「あ、オレんちパン焼けるから食べたよ。うまいよ。」とか「私の家では休みの日の朝は焼きたてのパンよ」とか、友人の心無い台詞に何度と無く傷つけられたが、もうそんな私とはおさらばである。
で、取り扱い説明書を見て驚いた。「なんと、うどんやスパゲッティが出来るのか!」そう、出来るらしいのである。説明書にはおいしそうなうどんやスパゲッティ、蕎麦の写真が材料の数量と共に掲載されているではないか。いったいどこをどうしたらうどんや蕎麦があの中に現れるのだろう。きっと想像もつかない動きをするのだろう。しかもミートスパゲッティとかアサリスパゲッティとかキツネうどんとか湯つきうどんとか細かく分かれている。こんないろいろと作れる凄い器械だったとは。これはまるで万能調理器ではないか。凄いっ。こんな夢の器械が近所の家電で買えるなんて!

 その後、ホームベーカリーに出来るのはキジをコネルところまでで、実際、打ったり、切ったりは人力でやらねばならないと気がつくのに二日かかりましたとさ。しかも奥さんから指摘されてさ。


随喜の涙を流し

2009年01月08日 | 日常
っていうほどでもございませんが、レコードプレーヤーを入手致しました。アマゾンで何気に検索したら5千円位で売っておりまして、こりゃ多少だめでも値段相応かなと気軽に購入したら大当たりでございます。
 私が大好きな音源というものは何故かしら狙ったごとくCD化されておりません。たとえばランチベリーの指揮したサティのオーケストラ物「モノトーン」というタイトルのLPはサティのオーケストラ演奏としては過去最大級の名演、名録音でもあるに関わらず、CD化はおろかLP当時でも再発一切無しという有様でございました。ジャズは比較的CD化には恵まれているとは言われておりますが、それでも私のお気に入りの音源は無視されております。運よくCD化されてもなにやらボーナストラックとかいう演奏家が没にした、すなわち公認の作品とは認められていない不完全な演奏が本気の演奏と肩を並べ収録され、通して聴くことが非常に難しくなるような内容で販売されております。これが民族音楽や邦楽になるとCD化はほぼ絶望的と言っても過言ではございません。そして、およそ10年ぶりにそれらを聞く喜び。コタエラレマセン。
ただ、昔たくさん持っていたLPが半分くらいになっておりました。どこへ行ったのかなぁ。


Youtubeで「残像のヴァリアンテII-マンドリン版」

2009年01月07日 | 作曲
動画が追加されました。
「残像のヴァリアンテIIパルル版」のライブ映像。マンドリンチェロ、佐藤敦子
ミニアコーディオン、坂野嘉彦、マンドリン、中村直哉です。
架空の日本庭園を散歩します。あるときは散歩する本人、あるときには庭にある石や木々の音楽。意識に残る記憶(残像)をなぞるように庭をめぐります。
もともと筝奏者の樽本里美さんとチェロ奏者の石田和佳さんのために作曲した作品ですが、今回マンドリン版に編曲し演奏しています。

マンドリン「残像のヴァリアンテII」 mandolin



袈裟と盛遠 予告

2009年01月05日 | 作曲
福井市美術館にて、俳優の榊原忠美飴田彩子、坂野嘉彦で芥川龍之介の原作による「袈裟と盛遠」を上演します。 俳優による言葉と動き、そして音楽家による即興的絡み、辛み、空身、という一風変わった作品です。こう書いても何がなにやらわからんぞ、とお悩みの貴方。どうぞご来場くださいませ。一発で悩みから開放されます! というわけで前売り、予約お問い合わせは http://blanc-noir.net ticket@blanc-noir.net まで。