今日は真面目にリハーサルです。いつも真面目ですが。残像のヴァリアンテIIIというかなり「演劇的」な要素の強い作品のリハだったせいか、演奏者の皆さんは少し緊張気味でありました。こういう作品を演奏するまえは楽譜を読み込んで、そしてその上演風景の映像を音付きで頭の中につくるという、昔流行した「イメージトレーニング」が効果的なので、なるべく映像的なイメージ、あるいは映像を喚起されるような言葉を使ってリハを進めた。
今回メンバーとして参加していただく中島くん、佐藤さんには初めてお会いしたのであるが、お二人とも坂野作品を演奏したことがあるそうなのでその点、すごく話しが伝わりやすかった。やぶちゃんは二回目という事もあり、以前から素晴らしいかった「音への反応」にさらに磨きがかかってきた感がある。そして、コンサートマスターの中村直哉さんはこれ以上ないというぐらい深く僕の作品に取り組んでいてくれて感動した。この残像のヴァリアンテIIIという楽曲は中村さんのイメージと統率力によって支えられる部分が大きい。楽曲と演奏家の出会いの模範みたいな感じだ。楽しく幸せなリハーサルでした。
ところで、マンドリン関係のリハに僕が行くといつもすごく硬い雰囲気が伝わってきて「皆、何を怒っておるのだ。原因はワシか」と思っておりましたが、今日わかりました。皆さん怒っているのではなく、緊張しているだけなのだ。そう、やっぱり原因はワシだったのだ。ひとつ疑問が氷解した夜だった。
今回メンバーとして参加していただく中島くん、佐藤さんには初めてお会いしたのであるが、お二人とも坂野作品を演奏したことがあるそうなのでその点、すごく話しが伝わりやすかった。やぶちゃんは二回目という事もあり、以前から素晴らしいかった「音への反応」にさらに磨きがかかってきた感がある。そして、コンサートマスターの中村直哉さんはこれ以上ないというぐらい深く僕の作品に取り組んでいてくれて感動した。この残像のヴァリアンテIIIという楽曲は中村さんのイメージと統率力によって支えられる部分が大きい。楽曲と演奏家の出会いの模範みたいな感じだ。楽しく幸せなリハーサルでした。
ところで、マンドリン関係のリハに僕が行くといつもすごく硬い雰囲気が伝わってきて「皆、何を怒っておるのだ。原因はワシか」と思っておりましたが、今日わかりました。皆さん怒っているのではなく、緊張しているだけなのだ。そう、やっぱり原因はワシだったのだ。ひとつ疑問が氷解した夜だった。