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坂野嘉彦 只今仕事中!

Banno Yoshihiko , Work in progress!

どーなっておるのだ

2010年02月25日 | 日常
どこを向いてもオリンピックばっかりではないか!
怒っています。興味ない人もいるのじゃ。

しかし、不覚にもキム・ヨナさんの「ズッキューン」には、やられてしまいました。
撃たれてみたいなぁ

京都到着

2010年02月20日 | 日常
一日に二回も人身事故に遭遇するとは・・・。
京都のワタちゃんにも本気で「京都に結界がはられているんじゃないですか」といわれたぐらい京都へ行くと交通トラブルに見舞われます。
この日の京都では地下鉄の券売機が止まっていて、改札口で切符を買いました。どこまで、と聞かれたので「北大路」と答え250円渡すと、「はい、これね」とザルから250円と印刷された切符を貰いました。
うーむ。




北北西に進路をとれ

2010年02月16日 | 映画
「朝10時の映画祭」がおこなわれています。映画ファンの投票によって選ばれた50本を毎週一本づつ、朝10時から上映するというもの。朝方の僕にとっては願ったり叶ったりというわけで、先週の「裏窓Rear Window」、そして今週の「北北西に進路をとれ North by Northwest」の二本、すなわちヒッチコック作品を大型スクリーンで見てきました。「裏窓」はさておき、「北北西に進路をとれ」でなんだか違和感を感じました。面白いのは当然なのですが、いまいち「なんだろ、この乗れないかんじ」というモヤモヤが沸き起こってきました。テンポは問題ない。テレビサイズの画面でみるとちょっとモッサリしていると感じるかもしれませんが、大型スクリーンではちょうど良い。ストーリーか。いや、度重なるドンデン返しは実に細かいところまで計算されていてこれも問題ない。俳優?演技?セット?いろいろ考えて、はっと気がつきました。テレビや他の映画で何度も見たシーンの連続だったのです。設定こそ、チャンバラ劇だったり、SFだったり、史劇だったりと変わっていても、構成や演出が同じだったわけです。おそらく「北北西に進路をとれ」から影響を受けた作品を先に見ていたからなのでしょう。過去の傑作の宿命なのかもしれません。「春の祭典」を聴いてそれほどの衝撃を受けない現代の耳と同じです。やはり同時代にしか体験し得ないものがあると、今更ながらに思いました。
しかし、乗り切れないとはいえ、「北北西」傑作。セスナの銃撃から逃げるシーンのスリル、そしてエンディングのセンスは抜群。あれを超えるアイディアはまだ出てきていない事を確認しました。



妹は自由奔放で

2010年02月15日 | 作曲
カフェパルルの壁に書いてあったことば。以前「思い出の品」を展示するというイベントが開催され、この言葉はその名残らしい。作者は誰なのか今となっては調べる術はないのだが、この言葉からいくつもの作品を作らせていただきました。今更ですがお礼申し上げます。

正しい保健体育

2010年02月14日 | 
最近読んだ本の中では(といってもあんまり沢山読んでいませんが)ピカイチ。みうらじゅん、最高。
ただこの本ですが、名古屋市の某図書館で驚くなかれ、「子供の本」コーナーにありました。中身を読まず、みうらじゅんという名前にも反応しなかった司書の方。いいのかな~。まずいよ~。仕事しろよな~。この本、内容に嘘はないけど、小学校低学年向けにしてはあまりに真実が書かれすぎているぞ~。

初恋と響円

2010年02月12日 | 作曲
ガロンコーヒーにて榊原さんと落ち合う。福井で預かった荷物を渡しつつ、福井における来年の作品について少し話す。また今年の6月、7月に彼と二本作品を作る予定なので、それについても打ち合わせ。6月の作品は「初恋」。これは水城雄さんによる原作の作品。そして7月がボルヘスの「円盤」を原作に作る「響円」(駄洒落じゃないよ)。これはSTEPSが制作を担当する。不可知な物への憧憬を、音と言葉(これも、ある意味音だ)で迫ってみるつもり。

夢見る工場地帯

2010年02月10日 | 作曲
Youtubeでふらふらしていたらこんな動画を見つけました。どってん博物館による「夢見る工場地帯」です。時折窓の外に見える車のヘッドライトが美しい。場所は東京、門仲天井ホール。2009年の3月なのでもう一年程前のですが、いい演奏です。ヴィブラフォン渡邉達弘さん、マリンバ高橋若菜さん。そして鍵盤ハーモニカ正木恵子さんです。


夢見る工場地帯/どってん博物館



明日、福井市美術館です

2010年02月04日 | 作曲
以前にもお知らせしましが、明日、「返されなかった一日」が上演されます。
主催はブランノワール2010
いったいどのような作品になるのか、坂野さえわかりません。というのもクセックの榊原さんに「バンちゃん、装置とか美術知りたい?知りたくないよね。最初の印象の中でやりたいよね。よし、教えない」といわれました。よし、望むところだっ。初めて世界を見る赤ん坊の気持ちで音楽するぜ。
写真は昨年の公演から。撮影はブランノワールさんです。

原作 ジョヴァンニ・パビーニ 「返されなかった一日」

●福井会場「福井市美術館」アートラボふくい・企画展示室
  〒918-8112 福井県福井市下馬三丁目1111 TEL0776-33-2990
 ・2010年2月5日(金)19:00開演
 ・2010年2月6日(土)14:00開演

前売り1500円(当日1800円)

前売り/予約/お問い合わせは 榊原090-4119-2215 ticket@blanc-noir.net

出演 榊原忠美 飴田彩子
音楽 坂野嘉彦
美術 松本三重子
装置 山田健太郎
照明 杪谷直仁
音楽 瀬川あづさ
制作 久保光子

紙屋さんで負けた

2010年02月03日 | 作曲
楽譜のプリントアウトに使っている紙が切れてしまったので、寒い中自転車に乗って買いにいって驚いた。今まで一枚30円だった紙が47円になっているじゃあーりませんか!チャーリー浜でなくとも驚くよ。最初は本当に値段をつけ間違えていると思ったのだが、念のため他の紙を見てみると、驚くなかれほぼ全ての物がドーンと値上がりしている。仕事柄紙は良く使うほうなので、わりと価格変動には敏感だ。自分の感覚では、昨年末から若干値下がり傾向だったのだ。デフレ、デフレと騒いでる状況で何で値上げなんだよ、便乗したのか、便乗って何に便乗なのよっ、と、若干オネエっぽくレジに乗り込んだのだが、「あ、すみませんねー。原紙自体が値上がりしてますんで、すみませんねー」と、されにオネエっぽく返されてしまった。もうどーなっておるのだよ。

エル・スール

2010年02月02日 | 
エリセの映画「エル・スール」の原作として知られている、アデライダ・ガルシア=モラレスの短編小説「エル・スール」をようやく読んだ。原作があり、映画ではなかった南部でのシーンが書かれているという事は知っていたが、映画を見てしまうと「別にいいや」となり、特に読みたいと思う事はなかった。しかし、先日ふと見かけ、「読まない理由もないよな」とようやく手に取った。映画よりもっと直接的でリアルな雰囲気をもっているが(そりゃそうだ)、ミステリー風な謎解きの部分も持ち、意外と読みやすい内容で驚いた。
ありゃ、なんだかアマゾンのコメントみたいだな~。