バッティング強化練習 その2

2020年02月02日 07時20分00秒 | 少年野球
前回からのバッティング強化練習 その1の続きです。

今回は、その打球をどうすれば上手にバットに当てる事ができ、遠くに打球を飛ばすことができるかについて書かせて頂きます。

①なんといっても素振り!これ基本
今更書かなくても「わかっているよ!」って言われそうです。
兎に角、続ける事が大事です。毎日10回でいいです。継続する事が大事です。
継続するには、自分の中にルールを作る事です。
夕食前に…お風呂の前に…宿題の前に…毎朝7時に など
回数は関係ありません。その継続する気持ちも強くなります。
素振りを行う事で得られる効果は
・筋肉をつける事
・自分のバッティング形をつくる事
がメインとなると思います。自分のバッティングスタイルを確立させたいです。
素振りですので、自宅庭や軒先、広い家であれば室内でも可能です。
ある程度、筋力が付いてきたら、マスコットバットやバットに重しを付ける事もお勧めします。

②シャトル打ち
羽打ちとも呼ばれますが、シャトルバッティングもおすすめの練習方法です。
ミート率の向上や動体視力の向上に使われるシャトルバッティングです。
その名のとおりバドミントンの羽根みたいなやつです。(大型量販店の野球関連グッズにあると思います)
個入っていて、1,000~1,500円くらいです。
こればかりは、2人以上いないとできないので、パートナー(お父さん・お母さん・お兄ちゃん等)探してやって頂きたいです。
これも前のブログで書かせて頂きましたが、このシャトル打ちはシャトルを投げる投げる方にもかなり技術を要します。
YOUTUBEにもやり方等はあるので、是非調べてお試しください。

③サンドボール打ち
これも大型量販店の野球用具(練習コーナー)に置いています。
要は、ボクシングのサンドバックをボールにいたものです。
ボールの中身に砂鉄(砂)が入っていて、このサンドボールを投げて打ち返すというものです。
注意する点ですが、このサンドボール結構重いです。
上級生(6,5年生)であれば大丈夫ですが、低学年(4年生以下)が行うと手首等を痛める恐れがあるので、いきなり全力で行わず、素振りで筋力を鍛えて行った方が良いと思います。
このサンドボールを遠くに飛ばす筋力が付けば、試合でオーバーフェンスも夢ではなくなってきますよ。

④バッティングセンターで試合を想定した練習
これまでの練習の集大成?ですかね。
実戦に近い、究極のバッティング練習になると思います。
素振りやシャトル打ちを活かして、一球一球大事・丁寧にスイングして欲しいと思います。
田舎の方で、庭が広いご家庭の方は自宅にトスマシン&ネットもあるようです。(うらやましい!)
私の長男、次男も時間があれば近所のバッティングセンターに連れて行っていた記憶がありあます。
えっ?結果ですか…聞かないで。いや、バッティングセンターにすら連れて行っていなかったらもっと酷い事になっていたかも?!
元MLBのイチロー選手も小・中・高校と通いつめていたくらいなので、お金がかかってしまいますが意味は大いにあると思います。
バッティングセンターまで近ければ大した手間ではないかもしれませんが、利用料金に関しては距離に関係なく発生するので、1回1回は大した金額でなくても積み重なると結構な出費になります。
月に数度など、ルールを決めて利用すると良いかと思います。

如何でしょうか?少年野球において、親の協力は絶対的になくてはならない重要なポイントです。
複数の子供を相手にしているチームでは、教えられることにも限度があり、ましてやひとりひとりに寄り添って細かく指導することなどほぼほぼ不可能な話です。
素振りはひとりでできても、ボールを使ってのバッティングは安全面からしても出来ない(させては駄目)です。
活きた球を打つことができないのは、バッティングの成長を遅らせることになりかねません。
シャトル打ちでタイミングを学んだり、バッティングセンターで多くの打席を体験するにも保護者の協力が不可欠です。
また、バッティングの基礎をいち早く作るのにも大いに役立ちますし、子供とのコミュニケーション強化にもなります。
親子・兄弟・姉妹 二人三脚、一緒に成長していく気持ちで、率先して練習に付き合ってあげてください。
個人の技術力UP、延いてはチームの勝利の為です!わたしからのお願いです。