“日用品・飲料・家電/増税目前、県内商戦が過熱”
4月1日の消費税増税を目前に控え、香川県内のスーパーや量販店などでまとめ買い需要がピークを迎えている。店頭ではトイレットペーパーや洗剤といった日用品のほか、飲料水をケース単位でいくつも買う人の姿が目立つ。家電量販店での駆け込みも大詰め。小売り各社は、営業時間の延長やポイントサービスなどで需要を取り込もうと躍起になっている。
■ごみ袋500枚
「3連休初日の21日の売り上げは、普段の祝日より2割ほど多い」と話すのは高松市内のスーパー。飲料水や洗剤などをケースで購入する客が多く、中には飲料水を10ケースほど買っていった人もいるという。
さぬき市内のドラッグストアでは、ティッシュペーパーやトイレットペーパーの売り上げが昨年同期比で約1・7倍に増加。店頭では人気商品がすでに品薄状態になっている。
ケース買いできる商品の増税前後の価格を大きく併記し、お得感をアピールしているのは高松市内のホームセンター。日用品のほか、市指定のごみ袋も4月から値上がりするため、箱売りしたところ、1箱500枚入りの段ボール箱のまま買っていく人が多いという。
■在庫底つく
駆け込みが続く家電販売店では需要が熱を帯び、店頭では売り切れる商品が相次いでいる。
高松市内の家電量販店では、通常この時期には売れないエアコンの販売が急激に伸び、3~4割の商品が欠品に。そのほかにも、冷蔵庫やパソコンでも在庫が底をつく商品が目立っている。
美容室も駆け込みに追われる。三豊市内の美容室は3月中、休日だけでなく、平日も予約でいっぱい。この3連休も朝から晩まで約30人の予約が入り、店員はフル稼働。店長は「3月が繁忙期だが、ここまで予約が入るのは記憶にない」とする一方、「4月からの予約が減るのでは」と気をもんでいる。
■店側も懸命
駆け込み需要を取り込みたい各社は、買い物客を呼び込もうと懸命だ。
地元スーパーチェーンは、5千円以上の購入で配送料を無料にするサービスを実施。別の量販店では、電子マネーで対象商品を買うとポイントが通常より増えるキャンペーンを行うなど消費を喚起する。担当者は「かなりお買い得では。電子マネー利用者が多いため、よく売れている」と話す。
今後は、営業時間の延長を予定する量販店やホームセンターもあり、駆け込み商戦は3月末にかけてさらに過熱しそうだ。【四国新聞より】
一週間後となりました。
飲食業にとって厳しい消費税アップです。
とりわけ、私等Bar経営者は、円安による輸入酒の価格も上昇とダブルパンチなのです。
現在、一杯800円(内税)のカクテルをどうするか!?
内税で800円だと、税抜き760円ですから、8%だと820円という事になる。ん~。。。今回は据え置くか。
次回、10%だと836円なんだが、さすがに“じゃあ、850円で”っていう簡単なもんじゃないんです。
仕入れから、水道光熱費まで、なんやらかんやらで全て10%です。さすがに単純計算はできない。
今回は据え置く事にするけれど、来年10月までには対策を講じなければ。
(CM) 政府広報 大蔵省 消費税PR 「こちら政府です。」(1989-08)
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