BAR☆CAFE'日記

マスターの独り言を綴ります。

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ひな祭り

2014-03-02 00:57:10 | 酒 その他
“甘酒はなぜ甘い?”



今年もあっという間の3月。3月といえば“ひな祭り”です。


ひな祭りに飲む甘酒は、別名“一夜酒”とも呼ばれます。


理由は甘酒の造りかたにあります。もち米を蒸し(やわらかめに炊く)、これに麹を加え、60度ほどで約10時間寝かすとできることから“一夜酒”とよばれるようです。


寝る前に仕込めば、寝てる間にできるわけです。


そして、その甘味は麦芽糖の甘味なんです。米のデンプンが、麹菌のだすアミラーゼによって分解され糖化したものです。


60度というのも、米のデンプンが糖分になるのに、もっとも適した温度なのです。


江戸時代、甘酒は広く庶民に愛飲されてたようで、季節に限らず老若男女(アルコール分がないので子供もOK)、幅広く飲まれていました。


ただ甘酒は、甘味のもとの麦芽糖は、時間がたつとぶどう糖に変わり、さらに酵母菌や乳酸菌など微生物の働きでアルコールや乳酸もできる(酒造りの元)。


甘酒が日を追う毎に酸っぱくなるのはそのためで、甘酒の保存は難しく、美味しく飲むなら早めにということです。


他に、甘酒には、美肌効果、疲労回復、体力向上、整腸作用、ダイエットサポート等、健康をサポートする注目の飲み物です。


ひな祭りに、いや、ひな祭りに関係なく手作り甘酒はどうですか。まだ間に合います。






甘酒の作り方(米麹・炊飯器で作る) - How to make Amazake

肉きゅ~

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