空と無と仮と

1990年代の沖縄旅行 「白梅」戦跡巡り⑤ 劇的変化のヌヌマチガマ②





上記の画像は現在のヌヌマチガマです。

なお、自分は2022年現在の画像を持っていないので、
内閣府沖縄総合事務局 が運営する、
より転載させていただきました。


さて、2022年現在では八重瀬戦争遺跡公園として、
このヌヌマチガマやガラビガマを中心に、
駐車場やトイレといった周辺整備も充実したものとなっており、
1990年代とは全く異なる様相になってしまいました。

ただ、それが嫌だというわけでは決してございません。
南風原町の陸軍病院跡と同様に、
むしろ喜ばしいことだと思っています。

しかしながら、
あの当時に見た風景が無くなってしまうっていうのは、
なんだか寂しい気がするのも事実なんですよね。

今となってはスマホやグーグルマップ等で、
いとも簡単に到着することができるのですが、
1990年代に初めて訪れた時は駐車場など一切ありません。

ガマの案内板どころか目印といったものもなく、
新城地区をレンタカーを運転して、
それこそ地図を片手にグ~ルグルマップして、
やっとのことで見つけたって感じでした。

仮にカーナビ装備であっても、
見つけることはできなかったでしょうね。
まず間違いなく掲載されていませんでした。

別に悪く言うつもりはございませんが、
土地自体や施設等に特徴的なものがあればいいのですけど、
この近辺は畑ばっかりで同じ風景でしたね。

そしてよくよく眺めれば道路から少し離れた場所に、
白梅の石碑が一つだけポツンとあった感じなんです。
もっと奥まっていた場所だったら、
探すのに更に余計に時間がかかったでしょうね…

あの当時はホント、
周辺一帯には畑やビニールハウスしかなかったはずです。
もっとも、地元の方に聞けば一発でわかると思いますが、
それぐらいわかりづらくて見つけにくかったって感じです。

そういった事情だからこそ新たな石碑や駐車場とか、
トイレとかが次々設置できたのかもしれません。
住宅地だったらあんな立派な設備は難しかったでしょうし…




さてさて、
上記の画像は1990年代後半のものです。



上記の画像は2000年頃ですね。

現在のヌヌマチガマを知っている方、
特に実際この場所へ訪れた方には、
ちょっとした違和感があるかもしれません。

1990年代当時は現在のように頑丈な柵や鍵付きのドアがなく、
画像の通りシンプルな風景でございました。
興味がある方はグーグル等で画像を比較してくださいね。

そして2022年現在では事前予約でのみ入ることが可能で、
それ以外は勝手に入ることができないように、
入口のドアは常時施錠されているみたいです。
ちなみにガイド付きだそうです。

翻って1990年代はどうかというと、
ご覧の通り頑丈な鉄柵や鍵付きのドアなんて、
ここには一切ありませんでしたので、
ガマの中へはいつでも自由に入ることが可能でした。
ま、自己責任って感じでしょうね。


次回以降に続きます。

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